宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

2009年の運勢=牡羊宮〜乙女宮
―星のディレクションによる人生期―

牡羊宮〜乙女宮=2009年の星のディレクション

どの星座宮が該当するか、詳しくは「運勢を決めるサイン(宮)」を一度お読みください。
星占いでいう「○○座(太陽宮)」だけで見た場合、20〜60%ぐらいが該当します。
2009年の全体的な動きは「新旧混在と変革の2009年」をご一読ください。
→天秤宮〜魚宮にも該当する方はコチラを→「2009年の運勢=天秤宮〜魚宮」。

●第1稿 : 2009年01月05日アップ
(一部改訂するかもしれません)

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

社会的な活躍と同時に自分の実力を備えていく年

牡羊宮に象意を持つ人は、大きく見ると社会に出て活躍していく星のディレクションの中にあります。
今はそういう人生期なので、できるだけ社会貢献の意識を仕事の一部にでも含めながら活動していくことが、昨今の運勢(星のディレクション)を活かすことにつながります。
そんな中で、昨年2008年は、現実に対応できる充分なスキルや技能を持った牡羊宮に象意を持つ人であれば、その能力を活かして起業したり、新分野に事業を広げることが可能だったと思います。
そういう人であれば、今年2009年は、その基盤を実体的に社会に展開させ、発展させ、定着させていくことができる1年になります。
その後は、無謀な起業や事業の拡張などを行うよりも、いかに確固たる基盤に安定させつつ、実績を伴って根付かせていくかということに心を配らなければなりません。
さて、牡羊宮の最初に象意を持つ人は、仕事など社会的な分野で権威者となったり、立場を与えられるなど、「長」としての肩書きを持つ権力者に就くことが可能な人生期を迎えています。
特に、2008年12月末から2009年1月は、仕事のパワーが高まって指導力を発揮していくことができるでしょう。
ただし、この時期は同時に、権力による横暴や不正に注意をしなければなりません。
人心を無視したり、調子にのって法律違反など不正を働くと、いつでもすべての立場を失う事態を招きかねない星のディレクションを伴っているからです。
いずれにしても、今後の10年近くにわたって、自分が社会的に立場を持つ者や指導者として、ふさわしい実力者や本物の人格者かが問われていくことになります。
そういった見えざるテストに合格したものが、次の時代の指導者として社会的に重用されていくことになるでしょう。
もっとも、牡羊宮に象意を持つ人であれば、誰であっても、来年(2010年)からは自らの真価が、順次、問われていくことになりますので、今年2009年はその準備期ともいえます。
社会的な活躍を行いながらも、今年2009年は同時に、自分が新時代の指導者として相応しい現実的な見識や技能といった実力、さらには人格(または情愛)を備えているかチェックしながら真摯な努力を続けてておくとよいでしょう。

調子が良くても散財を控えて方向転換の準備を

特に、1月は、バリバリと仕事を進めていくことができるでしょう。
というよりも、1月から3月までのこの時期は、「仕事に生きる」くらいの気概をもって取り組むことが必要になります。
また、2月〜5月の時期は、人によって多少の差がありますが、人気や魅力が高まりますので、仕事だけでなくプライベートな愛情面においても好調が期待できます。
特に5月(とその前後)は、今年のピークともいえる時期なので、パワーもやる気も充分、活躍が期待できそうです。
ただし、「好事魔多し」というか、念のため「過ぎたるは及ばざるがごとし」」にならないようにやり過ぎに気をつけなければなりません。
一方、2009年も後半になると、浮き沈みが出てきます。
この期間は自分の内面をチェックし見つめなおしつつ、進むようにするとよいでしょう。
8月〜10月の前半頃までの一時期は、パワーダウンするようなことが起こります。
これまでの自分のやり方をもう一度見つめ直して、反省すべきは反省し、自分中心のやり方から周囲の現実を受け入れつつ対応していくやり方を考えるとよいでしょう。
それが本物になっていくということでもあるからです。
早い人は、10月後半からパワーが盛り返してきます。
自分のプライドが強くなり、意地になったりヘンにこだわる人も出てきそうです。
場合によっては、それがトラブルを生む原因にもなります。
牡羊宮に最初に象意を持つ人は、今までの歩みを見直すなど、本格的な社会活動に向けて再点検していく転換期に入ります。
設備投資や方向転換などのために、このときまでに経済的な蓄えを保持しておくとよいでしょう。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代の牡羊宮は、狂言回しのように、人々の世話役・仕切役としてエンターテインメントを演出します。それはすべての人々を平等に扱うリーダーであり、楽しませようとするサービス精神を持つようになるからです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

夢や希望をもって社会進出や社会活動ができやすい年

今年2009年は、牡牛宮の前半に象意を持つ人と、中盤を含めた後半に象意を持つ人とでは、少し星のディレクションが違ってきます。
牡牛宮の前半、特に最初に象意を持つ人は、いつもとは違った自分の一面が出ることもある人生期に入りました。
感覚の鋭い人であれば、すでに非日常的な体験や、ときに漠然とした不安感を抱くようなことがあるかもしれません。 また、何かの拍子に強い自我意識を持ったり、感情を爆発させて、周りの人を驚かせるようなことが起こるかもしれません。
いずれであっても、これまでの自分自身の考えが変化することもあるので、その場合は人生の本質を探求したり、自己修養の機会を設けるようにするとよいのです。
さて、牡牛宮に象意を持つ人の昨年2008年は、明るい気分の中にも慎重さももって歩んできたことと思います。
結局は、自分自身がしっかりとした存在基盤を築いているか否かが、不安にも自信にもつながる1年だったようです。 まだ自己を確立していない人や、自信やプライドを持ててない人は今年の課題にしていくとよいでしょう。
さて、牡牛宮に象意を持つ人の今年2009年は、仕事や社会活動の分野で大きな発展が期待できます。 特に、牡牛宮の中盤を含めた後半に象意を持つ人にその傾向が強くなりそうです。
牡牛宮の前半に象意を持つ人であっても、新春1月〜2月をピークに、今年2009年は思い切って起業したり、事業を拡張したり、新しい仕事に就くなど、社会活動をスタートさせていくことが起こります。この新春の期間が、今年1年の方向や生き方を決する重要なときになるかもしれません。
中盤を含めた牡牛宮の後半に象意を持つ人は、年間を通して仕事や社会的な活動に大きな動きが出やすい年になります。
自分が本当にやりたかった仕事の分野に進んだり、経営者や実業家などすでに立場のある人であれば業務を拡張したり、新たな事業分野に進んだりして希望を描いて仕事に歩める1年です。
ただし、一方で夢や希望だけで起業したり、軽々しく新しい分野に事業進出したり、実力以上に手を広げすぎる可能性もありますので、念のためご注意ください。
よくいえば大発展のチャンスですが、収拾がつかなくなる可能性もあるということです。
仕事や事業計画には社会的な裏づけが必要なので、そういった面では、好調ということは、夢や希望と同時に、現実の状況に対応できる社会的な見識や実力を持っているかが試される1年ともいえます。

前半は仕事の好調発展期、後半は調整や収拾が必要

今年2009年の2月から3月は、仕事のピーク。
とにもかくにも仕事や社会活動での応対に振り回されやすい忙しい月になりそうです。
それは一方で、新たな事業を起こしたり、出店計画を実施したりと、仕事や社会活動に必要とされて、実力を発揮していくチャンスでもあります。
それだけに、夢や希望が膨らみますが、調子に乗ってやりすぎたり、オーバーワークになって精神面を含めて体調を壊してしまわないように自己管理が必要です。
4月はいろいろと意見を求められたり交流が進みます。
あるいは、事業計画の練り直しや、新しいプロジェクトの企画に関わることになるかもしれません。
6月〜7月初頭は、人気が出て、なおかつやる気パワーも高まります。
特に、牡牛宮の後半に象意を持つ人にその傾向が強いのですが、恋に仕事に、プライベートに多忙な仕事にと、公私にわたってバランスをとるなど調整が必要そうです。
この辺りで、遅くともこれ以上の事業拡張や新規参入には、目処をつけておいたほうがよいでしょう。
8月末頃〜9月は、活躍しすぎた疲れが出るかもしれません。一休みしたくなるかも。
10月後半から今年2009年いっぱいにかけては、牡牛宮に象意を持つ人にとって本領が問われます。
パワーダウンしたり、面倒も起こりやすくなるときです。 人によっては、楽な場所に逃げ込んだり、ストレス発散を兼ねて贅沢するなど出費がかさんでくるかもしれません。
この時期は、広げすぎた仕事の調整や後始末など、自己コントロールを含めて見識や実力が問われていきそうです。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代の牡牛宮は、万民が頼りにする地母神、大海に浮かぶ不沈空母のように生きる拠り所となります。現実の生活の営むために必要かつ欠かせない大地のように、絶対的な存在感を示していくでしょう。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

自分の現実を受け入れつつ新しい人生を始める年

今年2009年は、同じ双子宮であっても、最初に象意を持つ人と、中盤に象意を持つ人、後半に象意を持つ人とでは、星のディレクションが違ってきます。
双子宮の最初に象意を持つ人は、昨年2008年来の試練期のピークを越えて、今年2009年の新春のうちは気分も軽く過ごしやすいでしょう。
ただし、気を抜かないほうがよい場面もありますので、今年は新しい環境に自らを適応させていくことに心を配っていくとよいでしょう。
また、身近な人間関係に変化が起こりやすい人生期でもあります。新しく身近な関係を結ぶようなこともあれば、逆に身近な人と永久的な別れを体験するようなことも起こりえます。 深い情動を体験するようなことになるかもしれません。 それらは、高尚な人生や霊性の高みを目指して歩むキッカケにしていくとよいのです。
双子宮の中盤を含めた後半に象意を持つ人は、これまでの人生サイクルが一段落したことを悟らなければなりません。
今年2009年は、自分を取り巻く現実を素直に受け入れて、一から再出発する気持ちを持つことが必要です。
もはや、これまでの旧い人生環境においては、あまり悟り得るものがなくなったために、新しい環境に進むことによって、新たな体験をして、より大きく成長していくことが願われているのです。
見栄や意地を張って旧い環境にいつまでも未練を持っていると、よけいに事態を悪化させかねません。過去の栄光に留まっているときではないのです。
今年2009年は、さっさと裸一貫、無になったつもりで新しい環境で一から始める潔さや、前向きな気概を持っていくことをおすすめいたします。
今後の新しい人生サイクルにおいては、現在のあなたは新人であり、学ぶべきほうの立場ですので、自分を取り巻く環境を素直に受け入れて、自ら周囲に合わせて従っていかなければなりません。
もっとも中には、夢を持ち過ぎて、自分の置かれている立場を認識しにくいお気楽な人がいるかもしれません。 「まだまだ大丈夫! そのうち何とかなるんじゃないの?」と夢と現実の間を行き来しているうちに、いつのまにか本当に人生サイクルの転換をしてしまうオメデタイ人がいるかもしれません。
それはそれでOKなのかもしれません。
しかし、新しい人生サイクルの意識基盤を築いていない分、場合によっては、その後がコワイかも…よ。

落ち込んだり前向きになったり気分はジェットコースター

1月は、職場で思いがけない人気が出そうです。
それが、倫ならぬ恋に発展する可能性もありますし、すでにそういった既成事実がある人は、トラブルに発展する可能性もあります。
2月は、行動力が活発になって、お得意のコミュニケーション能力で思う存分に個性が発揮していける時期です。
3月もその傾向が見られます。4月いっぱいまでのこの期間は、プライベートと仕事のバランスが課題になりやすく、仕事に忙殺されるようなことも起こりかねません。 心身のセルフ・コントロールが必要になりそうです。
双子宮の後半に象意を持つ人は、4月以降は秋過ぎまで、お気楽気分や楽天性と厳しい現実のはざまで不安定にもなりがちです。
中には、新規事業や、起業に動く人もいるでしょうが、そのための企画や計画などは、ビジョンと現実のはざまで混乱をきたすかもしれません。
いずれにしても、精神や感情面を含めた健康や体調に気を配って、仕事に対応していかなければなりません。
7月から8月は、恋も仕事もパワーアップする時期が訪れます。
特に双子宮の後半に象意を持つ人は、今年イチバンのピークを迎えるでしょう。
もっとも、今年2009年は、冬と春が一緒にきたように、落ち込んだり、明るく前向きになったり、精神的にも現実的にも上がり下がりが激しくなりそうなので、周りに双子宮に振り回される人が出るかもしれません。誠実な対応が必要です。
特に双子宮の後半に象意を持つ人を中心に、9月後半から10月は気分が落ち込みやすいときですが、それでも「何とかなるでしょ!」って明るさや前向きな気持ちを持って歩むことも可能なのです。
だいたいは、双子宮の後半に象意を持つ人も含めて、年末頃からは徐々に重圧感や重苦しい雰囲気も薄れて、少しずつ前向きに仕事に取り組めるようになるでしょう。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代の双子宮は、人々に生きる喜びと希望をもたらします。高度に張り巡らされた通信網を有する宝瓶宮時代の友愛社会は、双子宮に象意を持つ人々によって情報に命が与えられて共有し、生きたものとなっていくのです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

対人関係に大きな変化や変動が起こりやすい年

蟹宮に象意を持つ人は、パートナーや身近な人も含めて、広く対人関係に意識や関心を持つ人生期の中にあります。
特に昨年2008年は、パートナーや協同者に恵まれやすい1年でした。
社会的な立場にある人であれば、いろいろあったとしても、陰に陽に人々の支援を受けやすい1年だったのです。 この対人関係をどこまで活かせたかというのは、実は本人の現実的なコミュニケーション・スキルにかかっていました。
そういった人生期にあるために、心理学やコミュニケーションなどに関心をもって勉強された方も多かったのではないでしょうか? コミュニケーション能力の課題は、今年2009年も同様に学んでいきましょう。
今年は身近な人との実体的な関係が深まることもあって、昨年よりシビアにコミュニケーションの在り方や実力が問われてきます。
今年2009年は、適齢期の人や彼氏彼女といい関係にある人は、昨年同様「ハッピー・ウェデイング」の可能性さえ出てきます。
もともと今は、身近な人を理想化しやすい人生期にあるうえに、今年はその傾向がさらに強まるので、本人にとっては、夢とも思えるような結婚生活や、身近な人との実体関係が深まりやすいのです。
ただし、相手を理想化しすぎると、理想と実体の間のギャップに気づいて冷めてしまったり、コミュニケーション・トラブルを招きかねませんので、念のためダマされないように一応ご注意ください。
さて、蟹宮の最初に象意を持つ人は、対人関係において傲慢にならないように注意しなければなりません。
ふだんは蟹宮らしく周囲への気配りみせていたしても、何かの拍子に権力意識が現れて、相手を自分の思うとおりに動かしたくなる衝動を持つことが起こりやすい人生期に入っているからです。 自分でも知らないうちに自分を絶対化しているのです。
それが必要な場合もあるでしょうが、多くの場合は関係を断絶させることになりますので、友好関係を持続させなければならない場合は、衝動的な言動にご注意ください。
昨年2008年許容されてきた言動が、今年も同様に受け入れられるとはかぎりません。
蟹宮に象意を持つ人は、パートナーや身近な人間関係に大きな変化が起こりやすい人生期に入りました。人によって多少前後しますが、早い人であれば、今年なら晩夏から秋以降は、念のため胆(はら)をくくっておかなければなりません。

いろいろと恵まれた1年ですが蓄えにも意識を

今年2009年の1月は対人関係に変化があるかも…。 それが関係を深める結果をもたらす場合もあれば、離反してしまうことも起こりえます。
彼氏彼女との関係が流動しやすいときなので、ラブアフェアには注意しておきましょう。
2月は身近な人との関係が急接近するときです。
この時期に結婚を約束したり、婚約発表したり、事実上の婚姻関係に至る人が多く現れそうです。
「蟹宮に象意を持つ人」に対する星のディレクションなので、実際に蟹宮生まれ(太陽が蟹宮)だけとはかぎりません。 この時期に結婚への動きがあれば、何宮生まれに関わらず蟹宮の象意を持つ人かもしれません。
2月〜5月の間は、上司など社会的な立場を持つ人からの引き立てを受けるなど、蟹宮の人気が高まるときです。
特に5月は、恋も仕事も絶好調。ラブロマンスが表面化しやすいときです。
7月〜10月初旬も、頼りにされたり、人気が出たり、やる気パワーが高まったりと、何かと新たな展開が期待できます。
この時期までは、恵まれた1年になるのではないでしょうか?
10月以降は、早い人であれば、一つの人生サイクルが終わり、一から人生を見直す時期に入っていきます。
念のために、なるべく多くの経済的な蓄えをしておいたほうがよいかもしれません。
そうすれば、万一、職探しが必要になった場合でも少しは余裕をもって対処していくことができるからです。 今年は前半調子が良くても散財はほどほどにして、秋以降や来年に備えておくとよいということです。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代の蟹宮は、現実の生活面において完璧なノウハウを提供します。人と人とが共存し、共に栄えていくために必要な気配りや、自分の個性をもって存在していくために必要な自意識の在り方などを示していくようになるのです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

対人関係に変化が多いものの、新しく社会活動を始める年

獅子宮に象意を持つ人の昨今は、対人関係に変化が多い人生期の中にあります。
心当たりがある獅子宮であれば、相手に過度な期待を抱いてしまったり、安易に相手を信用したり理想化して、結局、裏切られたり見込み違いだったこともあったのではないでしょうか。
今は、現実に対応できる自分かどうかが問われているのです。
獅子宮に象意を持つ人の多くは、今年2009年も、現実判断ができる実体になっているかが課題です。 そのような実体になりきれていない人ほど、相手の人物を見誤ったり、裏切られたり、人間関係の変化が多くなるでしょう。
実は、今年2009年は、そういった相手に対する思い込みがさらに起こりやすくなります。
昨年と違うのは、それは必ずしも悪いことばかりとはならなさそうです。
あなたの「信」にちゃんと応えて支援してくれる相手が現れたり、信じたゆえに関係が発展して、「ハッピーウェディング」の可能性さえ出てくるからです。
水を差すつもりはありませんが、「思い込み」や「幻想」を抱きやすい人生期にありますので、相手をしっかり見れる自分でなければ、親や本当に信頼できる第三者のアドバイスを参考にすることも考えなければなりません。
だだし、相談相手が実は裏切っていたり、勘違いしていることもありえなくはありませんので、結局は、相手の人物次第ということになります。
さて、獅子宮の最初に象意を持つ人は、新しいスキル身に付けなければならない人生期に入りました。
これまで培ってきたスキル(職能)が通用しなくなったり、職務が変わったりして新しいスキルの習得が必要になるのです。古いスキルに拘泥(こうでい)することなく、さっさと新しいスキルやノウハウを身に付ける方向に進んだほうが懸命です。
今年2009年は、獅子宮に象意を持つ人は、社会での活躍を目指して新しい分野へと飛び出していくチャンスのときです。新たな社会活動のスタートラインに立つものです。
そういった意味では、今後、自分がどのような人生を歩んでいくか夢が膨らむ1年になるでしょうし、その夢をバックアップしてくれるパートナーが現れたり、協同者の支援にも恵まれやすい2009年です。
ただし、最初に書いたように、相手に過度な期待を抱きやすいし、現実味のない理想を描きやすい時期にあるために、安易な計画は避けなければなりません。

今年の運勢を決める3回のポイントに注目

2月は、対人関係や周囲の状況が大きく変化しやすいときです。
この時期は、闘争的になったり、感情のコントロールがしにくくなりやすいので、自制心を持つか、前向きに発奮するように気をつけなければなりません。
いずれにしても今年2009年の最大のポイントが、この2月から3月になります。
それは今年の方向性だけでなく、今後の人生の方向性を決定付ける可能性さえありますので、短慮に走らないように有効に活用すべきです。
人によっては異性関係での衝動が高まりますので、誤った方向に出ないようにすることも必要です。
5月から6月は、活動期。獅子宮の魅力やパワーがアップしますので、恋愛も仕事もおおむね良い方向で緊張感をもって歩むことができるでしょう。ただし、やり過ぎないように節度を保っておくことが求められます。
9月は人気が上昇してラブロマンスの可能性が。一方で、官能や怠惰や楽な方向に流れがちな人も出ますので、念のため突飛な衝動には注意が必要です。
さて、今年2009年の2度目のポイントは11月です。
この時期は、やる気やパワーが高まると同時に無気力にも陥りがちですし、それが人間関係にも夢にも影響を及ぼしそうです。 やる気だけが空回りしたり、相手と対立してケンカになったり、やる気を失ったり、何かと対立を避けるようにしないと、このときの出来事をキッカケに相手や協同者の支援を失うことが起こりかねません。
新しく始めたことを見直さないようなことも起こりえますので、ここが正念場であり辛抱のときです。
12月には一転して、事が回っていくようになりますので、11月のダメージを少なくしておくことが新しい出発をスムーズに安定させていくことになるでしょう。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代の獅子宮は、宝瓶宮時代の人間社会を維持し、生きていく模範者としてパートナーシップを発揮します。自己の誇りを保ちつつ犠牲的精神によって、人間の尊厳を表わして、お互いに信頼しあうことを身をもって示します。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

変化に直面したら現実から学んで努力するとき

乙女宮に象意を持つ人はこれまで10年ほど、変化の激しい人生期にありました。
そのため自分自身の存在基盤の根本が揺らいだり、考えを変えるような体験をした人も多かったのではないでしょうか。
近年の数年間をみても、対人環境の変化を体験して、交友関係が変わった人も多くいたことでしょう。
昨年2008年だけをみても、乙女宮の前半に象意を持つ人を中心として、良くも悪くもこれまでの行いの結果を受け取る時期にありました。
一方の乙女宮の中盤も含めて後半に象意を持つ人は、同様に今年2009年は、良くも悪くも現実への対応が必要になります。
これまで真面目に見識や実力を蓄えてきた人であれば、それらが認められて責任ある立場に就くチャンスが訪れます。
もし、これまでの人生を流されるように生きてきた人や、未熟な若い人であれば、厳しい現実に直面することさえ起こりかねません。
そういった出来事に直面した場合は、現実をよく学ぶチャンスと考えて、辛抱強く努力することによって対処し、夢や幻想を抱かないことです。 いずれにしても、自分のスキルを過信しすぎないようにしましょう。
変化の多い人生期の中で、中には芸術や芸能や文芸といったフィクションの分野を目指したり、占いやヒーリングといったスピリチュアルな分野を目指そうとする人がいるかもしれません。 趣味や遊びであれば何も申し上げることはありませんが、職業にしようとするのであれば、本当に適性があるかどうか、よくよく見極めておかなければなりません。
まあ、人生勉強の一つにはなりますが…。
さて、乙女宮の最初に象意を持つ人の中には、権力の高みを目指して頂点に立とうとする意識が芽生えてくる人がいるかもしれません。
まれにですが、その中には逆に現世を突き詰めて、霊性や宗教性を求めていくような人がいないわけではありません。
いずれにしても、自己実現欲や自己顕示欲が刺激されるので、本当の自分自身を考える人生期に入っていきます。反社会的な不正な行動や卑俗な行為に向かうと、自己破滅の可能性さえ出てきますので、公正に歩む人生期の始まりにもなります。

気を遣うことが多そうなのでメンタルケアが大切

1月は愛情面でのトラブルや恋のハプニングの可能性が高いときです。
ラブアフェアの可能性もありますが、恋人との関係が離反するか、逆に固まるかどちらかに変化しやすいかもしれません。既婚者も同様です
3月や4月は、対人関係に気をつけておきましょう。
精神面でのコントロールが必要なときなので、環境の変化に伴うイライラやストレスなど、人に当たらないように注意しなければなりません。一方で、社会活動に備えて準備をしておくとよいときです。
徐々にですが、今年後半の社会的な活動のサイクルに入っていきますので、余計な対人トラブルで評価を下げる行為は、スタートを遅らせたり不利に働きます。
6月はパワーがアップ。
6月後半から7月や8月にかけては、厳しさの中にも仕事の活躍期を迎えます。
社会的な評価が高まったり、プロジェクトに選ばれたり、上司など高位の人から認められたり引き立てられることがありそうです。
その分、プライベートが犠牲になったり、期待や依頼に応えるために気を遣わなければならないことも起こりやすいかもしれません。 この期間は、口先だけで立ち回るのではなく、誠意や責任を持って行動することが必要です。
9月から10月の一期間も人気が出たり知識が必要とされることが起こりそうです。
乙女宮の後半に象意を持つ人であれば、それは現状に対して本領を発揮していくべき周りからの期待となるかもしれません。
人によっては、ラブチャンスを見送ったり、ラブアフェアのトラブルなどで自己保身に走ったりと、変化の多い人生期の中にあるがゆえに、思うとおりには進まないこともあります。
11月後半や12月は、対外活動よりも、自分の内面を見つめていく時期に入ります。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代の乙女宮は、キュートでセクシーな魅力をもって存在感を示します。そのパーフェクトともいえる立ち居振舞いによって、憧れや羨望の的となり、多くの人々を虜にしたり楽しませていくでしょう。

*ご注意 : ここに書かれた内容は、ご参考に留めおきください。
人間の心は、星のディレクションと同等か、それ以上に個人には影響します。 期間限定でみれば、星のディレクションを一時的に超える場合があるのです。
また、星のディレクションの100%すべてを記載しているわけではありません。 個々人のホロスコープ(出生天球図)によっては、該当には幅が生じます。

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