宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

人類歴史のショータイム
[錯綜と混乱の時代]
― 今年2022年のピーク ―

HOME近未来予測 新時代編 > 人類歴史のショータイム

ソーシャル・プラネットが一斉に逆行に転じる時代の逆流傾向
――冥王星が順行へ戻り10月に変革の狼煙――

●第1稿 2022年 8月16日 アップ。


ノストラダムスの大予言ではありませんが、ショータイムの時間です。

すでにゆるやかに始まってはいるのですが、人類歴史の転換期となるピークの時期を迎えていくことになります。

木星以遠のソーシャル・プラネットの動きからそういえます。

夜明け前の暗闇といったトンネルを一時的に通過していくような時代の流れです。

そののちに新しい時代の黎明を漸次、迎えていくことでしょう。


《 ソーシャル・プラネットの揃いぶみ 》

トランシット(運行)の天王星は、今月8月24日に牡牛宮18度で逆行に転じます。

これで役者が揃ったことになります。

何のことかというと、重要な運勢変化や時代変化のディレクションを象わす木星以遠の星たちがすべて、逆行に入ることになるためです。

ホロスコープで用いる星たちは、太陽から火星まで5つの星パーソナル・プラネットと、次の小惑星帯(アステロイド・ベルト、メインベルト)のケレスをはさんで、木星以遠の星たちソーシャル・プラネットとがあります。

ソーシャル・プラネットは、太陽系外縁の星から冥王星、海王星、天王星、土星、木星の5つです。

パーソナル・プラネットのほうはその名のとおり、個人的な影響を象わす星たちですが、ソーシャル・プラネットは、個々人の運勢面を含めて、社会的な影響を象わします。

One-Point ◆ 信じる信じないはどちらでもかまいません。宇宙太陽系の星たちは「宇宙波動エネルギー」を象徴します。結局のところ、宝瓶宮時代のアストロロジー通称:宝瓶宮占星学は、「基本三数」に基づいて、それらをリーディングするものになっています。


《 ソーシャル・プラネットの逆行 》

今年2022年におけるソーシャル・プラネットの逆行は、以下のとおりです。

【冥王星】…冥王星は、4月30日に山羊宮28度で逆行に転じました。水瓶宮の影響圏に完全に入った位置です。

【海王星】…海王星は、6月28日に魚宮25度で逆行に転じました。牡羊宮の影響圏ギリギリでの退行です。

【天王星】…天王星は上述したように今月24日に逆行に転じます。

【土星&木星】…土星は、6月4日に水瓶宮25度で逆行に転じ、木星は、7月29日に牡羊宮8度で逆行に転じました。

One-Point ◆ ソーシャル・プラネットの逆行は毎年のことです。逆行そのものに深い意味象意はありません。ただ、今年2022年のような重大な時代の転換期に、一斉に逆行するのは、一時的ながら時代の逆流の「星のディレクション」を象わすものになります。


《 ポイントは「海王星」 》




実際には、星は逆行せず、地球からの見た目でそう見えるだけです。

海王星を共鳴星とする現代占星術マニアや初学者のかたの一部が、逆行そのものに何らかの象意があるのではないかとトピを立てることがあります。

ですが、逆行そのものに意味象意は認められません。

ただ、個人的に逆行の位置がディレクション・ポイントに重なって起きた場合、その影響が続き、大きく現われることがあります。

その場合に、個人的に逆行の象意だと考えることがあるようです。

ご本人がそうだからといって、ほかの人も同様に逆行の影響を受けると、拡大解釈をされてしまうと占断ミスにつながりかねません。

19世紀後半に海王星の影響を受けて誕生し、はぐくまれてきた現代占星術は、海王星の象意の“幻想”や“事実誤認”から逃れることができない運命です。

“事実”かのような“勘違い”をされたり、誤認が多いのは致し方ないことなのです。

One-Point ◆ 海王星を共鳴星とする「双魚宮時代」は終わりました。また、一時的に双魚宮時代の復活を象わす「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションも、もはや末期です。来年2023年3月からは、一段落して新しいディレクションに移っていきます。



《 逆流傾向のピークアウト 》

本題に戻ります。

ソーシャル・プラネットが一斉に逆行に入ったことの意味は次のとおりです。

時代の逆流傾向です。

宝瓶宮時代に向かう歴史の大河の流れに逆巻く混迷や混乱が起きやすくなり、錯綜のピークの一時期を迎えます。

善悪や吉凶をはじめ「支配/被支配」といった双魚宮時代の歴史パラダイム「対立二元論」の逆流傾向がもたらされやすくなるのです。

ですが、逆行は一時的なものに過ぎません。

結果的に、その反作用として宝瓶宮時代へ進む歴史の大河の流れを強めることになっていきます。

ロシアのウクライナ侵攻に始まり、安倍元首相銃撃事件、中国ミサイルの日本EEZ内への落下、米中一触即発の危機などがそうですが、このような現状を是とすることはなく、反面教師として進んでいくのが歴史の常です。

One-Point ◆ 10月9日に、まず冥王星が順行に戻ります。その後、次々とソーシャル・プラネットが数か月をかけて順行に戻っていき、時代を推し進めていきます。トンネルを抜けるかのように暗闇がピークアウトしていきますので、何を意識しておかれるのかが重要です。


《 歴史のタイミングを体験 》

宣伝になりますが、今年1月から期間限定で始めました「宝瓶宮時代を生きる:新時代」(旧星講座)は、およばずながらその知識化をお伝えするものです。

トランシット(運行)の冥王星が、昨年末2021年12月に水瓶宮の影響圏に入り、正式に「深層の精神意識の変革」のデレクションが始まりました。

重要な今後の時代を代表する「星のディレクション」です。

宝瓶宮時代の社会を実際的に築いていく「深層の精神意識」(霊性、深層心理)を漸次、培っていくことを象わします。

さらに、来年2023年3月には「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していきます。

代わって、「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のディレクションが宝瓶宮時代の友愛精神(和、絆、民度)の構築に向けて漸次、世界的に始まっていきます。

海王星が自らの共鳴サイン(宮)の魚宮25度を越えて、牡羊宮の影響圏に正式に入っていくためです。

気づく人は気づくのですが、気づく気づかないにかかわらず、大きなうねりを伴なう時代の変わり目にある現在です。

One-Point ◆ 「宇宙波動エネルギー」の変化なので、気づきにくいことも多いと存じます。いずれであっても、一大歴史イベントを観るだけでなく、体験していくことができる絶好のタイミングにあります。心の片隅にでもテイク・ノートされておかれると、何かお役に立つでしょう。




【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2022 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.