宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

天王星の順行転換を読む
[1月23日 Part3]
― 常識はタテからヨコへ ―

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権力構造から一般個人の共鳴関係への変化の時代

●第1稿 2023年 1月23日 アップ。
※リライト・アップ 2023年 1月24日。


歴史が変わる面白い時代です。

昨年2022年は新旧が交錯する不安定な大混乱の時代でした。

今年2023年は一転、分水嶺を超えて坂道を下るように新しい宝瓶宮時代へと突入していきます。

私たち現代人は、約2,160年(計算値)に一度の歴史変化の舞台にナマ出演しています。

変化を恐れずに楽しんみましょう。


《 常識は常識でなくなる 》

今年2023年1月23日に天王星が牡牛宮14度で順行に戻りました。

現代物理科学の常識にどっぷりと浸っておられるかたは、次のようにおっしゃるかもしれません。

「それがどうした? はるか遠くの天王星が見た目、逆行から順行に戻ったからといって地上とは無関係でしょ!」

はい、これまでは“正解”ですね。

神秘的な宗教や物理科学によって常識とされた模範解答です。

ただ、そういった過去の常識が、今後、次第に通用しなくなっていく社会へと変化していくとしたらどうでしょう?

今回の天王星の順行への転換は、そのような時代へ方向転換していくことを象わします。



One-Point ◆ 物理科学は物質的な現象しか解明できません。精神エネルギー世界はアンタッチャブルだからです。ですが、今後は物理科学を超えた見えない宇宙波動エネルギーの共鳴作用といった「超科学」的な分野をテーマとしていかないともはや限界を迎えていきます。


《 クオリアル宇宙の実在 》

今後の社会の方向性は、天王星の象意を正しく知ればご理解が可能です。

天王星を共鳴星とする宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)へと進んでいるからです。

昨年10月の冥王星の順行転換にはじまり、土星→木星→海王星と次々に順行に戻っていきました。

宝瓶宮時代のアストロロジーでいう歴史的に大きな影響力を象わす「ソーシャル・プラネット」のすべてが、この4か月間に次々と順行に戻って「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の進展が象わされているからです。

もちろん星が物理的な影響力を地上にもたらすわけではありません。

星は、時空を超越した宇宙波動エネルギーの変化を象わすにすぎないからです。

それを宇宙の根幹法則「基本三数」によって「ホロスコープ」からリーディングすることによって、宇宙この世界がどのような方向に時代の共鳴波動といった運勢をもたらしていくのか、案外と明確に知ることができます。

宝瓶宮時代のアストロロジーの共鳴リーディングの一環です。

One-Point ◆ 宇宙は、エネルギー宇宙と法則宇宙といった見えない「本質宇宙」と、俗称宇宙と呼ばれる「物理宇宙」から成り立ちます。クオリアル宇宙(クオリアル・ワールド)です。物理科学では片手落ちなのです。現在は量子論によって、ようやく「宇宙波動」の扉の前に立ったところです。


《 友愛精神(和、絆、民度) 》

天王星の代表的な象意をご紹介いたします。

ご存じの方が多いのは、天王星発見当時のアメリカ独立戦争の「独立」(自立)といった象意や、フランス革命のスローガン「自由、平等、博愛」、またこれらの流れを総称した「改革」でしょう。

ですが、これらは古い双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の象意です。

宝瓶宮時代の象意は、個々人では、「自由」「個性」(才能)「友愛精神」(和、絆、民度)がメインです。

バラバラではなく一体不可分であることにご留意ください。

また、双魚宮時代の「友愛」と、宝瓶宮時代の「友愛精神」(和、絆、民度)とは、180度ほどにも内容が異なる一面があります。

One-Point ◆ 頭がお花畑と揶揄されたどこかの国の元首相がおっしゃる「友愛」は、敵対的な意味を持つ仲間内の連帯(同胞愛)を意味しています。そうではなく日本古来の伝統精神(日本的霊性)に通じる「和」や「絆」また現代日本人の「民度」が今後の友愛精神です。


《 天王星の自転軸とリング 》

全体的な特質としての天王星は「タテ」のものを「ヨコ」にするような象意をもちます。

代表的には、権力的なタテ社会や序列による“支配/被支配”といった「対立二元論」の社会から、個々人の波動的な「共鳴関係論」によるヨコ構造のつながりです。

詳しくは、いずれご説明することになると存じますが、ほぼ全分野でまったく異なるものになってまいります。

これまでの概念を用いて分かりやすいように表現すると、タテに対するヨコという言葉を用いてご説明を差し上げたもので、本来はタテではなくヨコでもない、いわばフリー状態です。

物質的にみたときに、それが手相や人相のように「相」(そう、すがた)として現われたのが、天王星のみ太陽系惑星の中で横倒しになった奇妙な自転軸です。

もう一つ揚げますと薄いながら土星のようなリングがあって、それまた垂直方向になっていることです。

ほかの太陽系惑星は公転軸も自転軸もともに天の北極方向を向いて並行していますが、天王星のみ98度も傾いていて公転面に並行した自転軸になっていることです。

One-Point ◆ 「異端児」や「変人」また「改革者」といった標準とは異なる象意を持つ天王星です。今後の宝瓶宮時代も類似で、これまでの双魚宮時代の社会常識とは根本が異なる社会になってまいります。


《 日本がモデルとなる世界 》

天王星の象意を「基本三数」またその展開である12数(数理法則)から垣間見ると時代の方向性も見えてきます。

一例を挙げますと、タテ型の権力構造による“支配/被支配”や、「マスコミ」(マス・コミュニケーション)といったトップダウン方式による一律的な偏向報道や情報提供の仕方は、時代遅れになっていきます。

宝瓶宮時代は、国民お一人ひとりが自立的に個性や才能を発揮されつつ友愛精神(和、絆、民度)によって社会を築いていくようになります。

なぜなら、その方向に時代の「天運」が働き、宇宙波動エネルギーの共鳴作用が伴なうからです。

象徴的なインフラ(社会基盤)は、インタラクティブ(双方向)なネット社会のあり方です。

アンチ・マスコミといえるパソコミ(パーソナル・コミュニケーション)による情報発信や、友愛社会を形成していく社会改革の方向性です。

そこでの「深層の精神意識」の変革によって、あるべき未来社会を自覚し体得していけば、事実上の宝瓶宮時代の世界が日本をモデルに「共鳴関係論」を伴ない広がっていくようになっています。

One-Point ◆ 昨年2022年にイーロン・マスク氏がツイッター改革を行ないました。日本において、古い権力サイドやマスコミなどに、おかしければ「オカシイのでは?」などと声を上げていけば、自浄的なチェック機能ととともに社会が動いていきます。








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