宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

天王星と新しい快適生活
[星のディレクション]
― ウィズコロナを超えて未来へ ―

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深層の精神意識と現実の快適な個性的クオリアル生活

●第1稿 : 2022年 5月24日アップ


牡牛宮をトランシットする天王星のデレクションに関する第3稿です。

先の記事「新型コロナと牡牛宮の天王星」はご高覧いただけましたでしょうか。

牡牛宮の天王星は、過去の常態からの生活変化をもたらすだけでなく、今月、牡牛宮15度を超えたために、本格的な快適生活への転換をもたらしはじめます。

個々人の個性に応じた宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)への実際的な日常生活のはじまりです。

新型コロナのピークアウトの兆しとともに、ご自分らしいクオリアル生活への転換を心掛けてまいりましょう。

《 牡牛宮の天王星デレクション 》

簡単に「星のデレクション」の解説をいたします。

宝瓶宮占星学が独自にお伝えしている「星のデレクション」は、見えない宇宙波動による運勢変化や時代変化を、宇宙の根本理論にもとづいてリーディングしたものです。

昨今、牡牛宮をトランシットする天王星のデレクションには、次の理由があって注目が必要です。

1、宝瓶宮時代は、天王星を共鳴星(占星術では支配星)とするため。

2、戦後日本の「現体制」は、牡牛宮によって象徴されるため。

3、牡牛宮は、一般に身近な現実の日常生活を象わすため。

4、また、牡牛宮は快適性を象わし、天王星は過去とは異なる変化をもたらすため。

One-Point ◆ 占星術をご存じであれば、牡牛宮は、たとえば所有欲や安定性また堅実さなどを象わすと解釈されているのをご存じでしょう。それはそれでいいのですが、宝瓶宮占星学では根本の宇宙理論にもとづいて、日常生活や快適(安全)性などを象わすとシンプルに解釈しています。

《 占星術との解釈の違い 》

占星術と宝瓶宮占星学の違いは、簡単にいえば次のようになります。

理論がないため過去からの象意解釈をベースにするしかなく、個々のホロスコープや時代状況に応じて「ああでもないこうでもない」と試行錯誤せざるをえないのが現代の占星術です。



一方、宇宙この世界をつらぬく根幹の理論に基づいて、個々のホロスコープに応じた象意解釈をご自分で自在に見出せるのが後者です。

宝瓶宮時代の新しいアストロロジー、通称:宝瓶宮占星学がそれです。

牡牛宮例にとれば、1数、2数、3数の「基本三数」のうち、「2数=空間(実体)」に共鳴するサイン(宮)なので、現実の「実体」を第一義とする性質(意志)を特徴とします。

そのため、ご自分の身体や現実の安全性や快適性を、日常の生活に求めます。

One-Point ◆ そのことが身近で安全快適なご自身の部屋やご自宅を好み、あまり外出したがらない性質となってあらわれます。また、ふだん着慣れたものや、食べ慣れたものなど、安心でき安全だと確認できているものを嗜好していく偏食傾向や、ボロボロになっていても子供のころから身近にあるものに愛着を持つなどの傾向としてあらわれます。

《 過去とは異なる生活 》

「星のデレクション」は、単なる未来予測の占星術とは異なります。

また「日本は何座宮」に書いた国家を象わす3サイン(宮)についても、理論のない現代占星術からは出てこないもので、あるとすれば表層的に模倣したものでしょう。

それはともかく、牡牛宮をトランシットする天王星には、2つの意味があります。

1つめは、昨今、水瓶宮の影響圏をトランシットする冥王星と同様に、深層の精神意識(霊性、深層心理)にかかわるデレクションです。

2つめは、良し悪しはともかく過去とは異なる生活変化や転換を象わすディレクションになります。

これまでは、魚宮をトランシットする海王星による「双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)のリバイバル」のデレクションによって、新型コロナによる過去からの生活の変化がもたらされてきました。

One-Point ◆ 今年2022年5月に牡牛宮15度を天王星は超えたために、過去ではなく、宝瓶宮時代の未来に向けた独自の個性に応じた快適な生活への転換がもたらされるようになっていきます。意識するほどそうなっていくのです。

《 新しい霊性意識の目覚め 》

早い人であれば、天王星が牡牛宮に正式入宮した2019年前後から、新型コロナに関係なく、過去にないご自分らしい快適な日常生活に変えていったことでしょう。

一般的には新型コロナによって、「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションらしく、規制された生活を強いられることになっていきます。

ですが、今年2022年5月に天王星が牡牛宮15度を超えたことで、意識次第ではピークアウトの可能性が出てきました。

厳密には、今年8月下旬に牡牛宮24度まで進んで、そこで逆行に転じ、来年1月下旬に14度まで戻りますので、本格的には来年以降からになるでしょう。

一方、トランシットの海王星をみましても、来年2023年3月に魚宮25度を越えて、牡羊宮の影響圏に入るために、「新しい霊性意識の目覚め(覚醒)」のデレクションへと徐々に移行していきます。

ということから、今後は新しい時代の方向へと深層の精神意識を向けられるとよいのです。

One-Point ◆ 時代の流れとともにある「天運」や「デレクション」と共鳴する方向です。新型コロナのわだちから離れ、ご自分に合った深層の精神意識や快適な現実の日常生活の方向に、少しずつでも意識を向けていかれることをおすすめいたします。

《 クオリアル生活のすすめ 》

牡牛宮は安全で快適な現実の日常生活を象わします。

それが、ご自分の部屋やご自宅にかぎらず、マイカーというかたもいらっしゃるかもしれません。

いずれにしても、過去の衣食住といった日常生活とは異なる新しい方向に深層の精神意識や現実の生活環境を、ご自分らしく心地よく快適なものに転換させていく「星のデレクション」(運勢変化、時代変化)すなわち宇宙波動エネルギーの変化が訪れはじめています。

日常のファッションや、日々食するグルメ、また生活空間のインテリアを、過去のご自分から次元上昇させて異なった快適な方向へと、質的転換をされていかれるよい心身の快適性向上といった「クオリアル生活」をはじめていく星のデレクションです。

ご自身で意識されていかれるとよい自主的なディレクションです。

One-Point ◆ もうすでに変わったというかたも、これからというかたもいらっしゃるでしょう。また、病気や体調変化などで変わらざるをえなかったというケースもありえます。転勤や引っ越しなどで変わるケースもあるでしょう。いずれも快適な日常生活の方向性ですすめましょう。




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