宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

西洋占星術WEBサイト評
―リンクに代えて―

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占星学研究の参考にできるかもWEBサイト

西洋占星術(学)の研究に役立つと思われるWEBサイト(ホームページ)の一部です。
例によって、宝瓶宮占星学の観点からの辛口批評なので、ご容赦ください。 んで、オカルト的な占いサイトは、皆様の「信じる・信じない」は自由なので、意味がないため原則取り上げません。
※紹介のサイトは、左の画像をクリックすると、別画面でひらきます。

ポータルサイト「F-ANECS」

《URL》
http://www.ffortune.net/fortune/astro/

「占星術/占星学/星占い/Astrology」

ポータルサイト「F-ANECS」の中の「占星術」TOPページがここ。
大きく「初心者向けリソース」と「学習者向けリソース」に分かれています。主観をまじえない客観的な記述が好感度アップなクールサイトになっています。
初心者もマニアも「お気に入り」にブックマークしておいてソンはないでしょう。
というのも、やたらと専門用語を振り回す西洋占星術マニアもいるのですが、その化けの皮をはがすにも、一応「占星術用語事典」に目をとおしておくのはいいかもしれません。
まあ、いくら専門用語を振り回して、知ったかぶっていても、だからといって西洋占星術の占断やリーディングの実力とは無関係。プロどうしのクローズドな会話ならともかく、オープンなインターネットでは、よく理解していて余裕のある西洋占星術マニアほど平易な用語で語れるはず。
そんな占星術ボーヤの主張に耳を傾けてあげるにも、このサイトはとっても◎(二重マル)。 なんせ、ほとんど、あらゆる、といっていいくらいの、西洋占星術に関する概説が掲載されているのですから。 サイト著者 Lumiere 氏の労力にカンパ〜イです。

【捕捉】◆ 「F-ANECS」のHomeには、Wikiによる「占星術用語辞典」があって、西洋占星術用語に関してだれでもカキコできるようになっています。あたしゃ、そんな勇気はないけど、我と思わんものは書いてみる?

占いでない占星学

《URL》
http://www2.odn.ne.jp/~cba90330/genkou/

「占いでない占星学 石川源晃の占星学研究サイト」

正直、困ったサイトです。(笑)
なぜかというと、一見、科学的な記述を装った誤った解説や、なにやらこむずかしい表面的な理論で、西洋占星術の本質を見抜いていない、質より量だけが膨大な誤りや思い込んだ解釈の多いサイトだからです。
ハッキリ書きますが、双魚宮時代の西洋占星術は「占い」です。
もし著者がいうように、西洋占星術という「占い」の仕組みを研究するのが占星学だと強弁するのなら、独自の解釈を取り上げるべきではありません。その時点で、「占い」の亜流ということになります。そんなことにも気づかないほど、自己没頭している(主観的な)サイトです。
双魚宮時代の人類の優れた霊感(感性)や実証に基づいて営々と構築されてきた西洋占星術を、現在科学の理論でもって解読すること自体にムリがあるということに気づかないほど、「科学信仰」もしくは「自己没頭」に陥っているのです。
現代の科学はまだ始まったばかりの発展途上にすぎません。科学が解き明かせた事象は30%程度、全体の70%以上が科学ではまだ解明されていないのです。
そういうこともあって、多くのページに誤った記述や矛盾した記述が散見できます。
たとえば、あるページでは「星座とサインは違う」と正しいことを述べながら、別のページでは、星座に基づいて宮(サイン)の論拠としています。
また著者は、自分の説こそ西洋占星術の「定理」だと述べながら、「45度法」を強調し、重要なASCやMCを排除しています。そんな西洋占星術の「定理」など存在しえません。(笑)
一部のアスペクト解釈にもみられるように、一般的な西洋占星術の解釈を無視して、自説を強弁する書き方は、とても客観的な占星学研究者の態度ではありません。(笑)
この宝瓶宮占星学サイトの重要ポイントに関連して書けば、宝瓶宮時代の始まりを、春分点がみずがめ座に入る時期だとするのは、「サインと星座は違う」と自ら書いている部分と矛盾しません?
他にもありますが、単純な間違いや思い込みが多すぎるのです。ムダな努力であることを承知で皆さんも探してみますか?
結局、西洋占星術が「占い」であることを否定していては、占星学の存在自体が意味をなくします。極論すれば、サイトタイトルである「占いでない占星学」というもの自体が存在しえないのです。
もし、そういうのなら、まず西洋占星術以外(たとえば宝瓶宮占星学など)に論を進め、その上で西洋占星術を評しなければなりません。

【捕捉】◆ だいたい、西洋占星術や占星学を「科学」だと言い張る西洋占星術師や西洋占星術研究家は、西洋占星術の本質を分かっていないか、強弁してダマそうとしている証拠なので信用することができません。占い師ならともかく、西洋占星術研究家または占星学研究家と「研究家」を名乗りながら、正しく「○○宮(サイン)」と書くべきところを「○○座」と阿(おもね)て記述する輩は、どこかにウソがあるので話半分で接したほうが正解なのです。

アーティスティック・アストロロジー

《URL》
紹介したサイトは閉鎖もしくは移転したようです。

「アーティスティック・アストロロジー」

前のページの「書評・サイト評」で紹介した『占星学v.s.科学』の著者・上田享矢氏によるサイトです。
ホーム画面は表題のように「アーティスティック・アストロロジー」になっていますが、お気に入りに登録すると「びじゅある・あすとろろじー」になります。これは以前のサイトタイトルのままだからです。
どちらかというと、文芸・音楽・まんがなどエンターテインメントの要素が多いので、肩の力を抜いてお楽しみいただけるでしょう。
きっと西洋占星術を芸術や感性の分野で、使いこなせている余裕からでしょうか?
新しいページを開くたびに、背景画像や文字サイズが違うのは、統一性がないというかバラエティーにとんでいるというか…。
いえいえ、そんなこと気にしてたら、あきません。著者はけっこう書きたいように書いているようなので、ビジターも、お気軽に、お気軽に楽しめばよいのです。

【捕捉】◆ 個人的には、占いでナンパなんか考えてんじゃねーよ、という「上田享矢の占いかけこみ寺」の項目が気になるのですが、未だに、「制作中です(熱き炎に免じてしばしお待ちを…)」なんですよねぇ。あと5年くらい待ってみます。


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