宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

小嶋陽菜の“魔法”の運勢
― “のほほん”と隠れた“狂気” ―

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指原莉乃と同様にメディアで活躍中の小嶋陽菜(はるな)。
AKB48では「ネコ」をかぶっていたというと失礼ですが、
あえて本性を出さないようにして、2番手に甘んじてきました。

ご祝儀記事-ホロスコープから“こじはる”の正体を読む


●第1稿 : 2017年 4月25日アップ

●小嶋陽菜

小嶋 陽菜(こじま はるな)
1988年4月19日生まれ。
埼玉県さいたま市(旧浦和市)出身。
プロダクション尾木所属。
身長:164cm、血液型O型。
AKB48でのキャッチフレーズは、「埼玉県から来ました小嶋陽菜です」となんの気負いもないのが“こじはる”らしさ。
海王星と冥王星を底辺とし、頂点の星を双子宮で第2ハウス(室)の「金星」とするYOD(ヨッド=60/150/150)を持つのは、“女神”の象徴。
そういった「美」の金星が、「大衆」や「女性」を象わす月を合(コンジャンクション=0度)とし、また火星を上三分(アッパー・トライン=120度)とするのは、「人気運」や「恋愛運」を生まれもつことを象わしています。
必ずしも「男性運」とはかぎりませんが…。

このたび芽出たくAKB48を卒業した“こじはる”こと小嶋陽菜。
牡羊宮29度の太陽は、ほぼ牡牛宮生まれといってもよいことから、AKB48ではTOPメンバーのカゲに隠れてオモテに出ないようにしていましたが、実は相当の“実力者”でもあり、隠れ“個性派”のメンバーです。
AKB48グループと坂道46グループの中では、最大級の“魔法の運勢”の持ち主だといえます。

《 小嶋陽菜のホロスコープ 》

以下、小嶋陽菜のホロスコープからリーディングしてお伝えいたします。

29歳の誕生日の今年2017年4月19日にAKB劇場で卒業公演を行ないました。
29歳まで卒業しなかったのは、AKBを離れられなかったからではなく、逆に、実力をうちに秘めていたことはもちろん、“幸運”の持ち主ゆえに、別に卒業してもしなくてもどちらでもよかったからです。

要は“天然”と間違えられる“成り行きまかせ”の生き方でも“成功”する“魔法の運勢”をもつために、流れにまかせていただけなのです。
なので、こじはる卒業後、残されたAKB48のなかに小嶋陽菜にかわる「運勢的支柱」となるメンバーがでてくるのかが問題です。

ちなみに、“こじはる”は、AKB48を卒業後、数年以内に、いっそうの社会的な成功を得ます。そういった星のディレクションを受けるためです。

それはともかく、小嶋陽菜のホロスコープは次のとおりです。

●小嶋陽菜のホロスコープ




One-Point ◆ 出生時間は不明です。推測はできていますが、なので上掲のホロスコープは、太陽をASC(Ascendant アセンダント=上昇点)の位置におく「ソーラーチャート」で作成しています。もちろん、出生時間が不明である以上、イコール・ハウスシステムにせざるをえません。


《 2番手で“ラク”をする生き方 》

一般に、「運も実力のうち」といいます。
たしかに、時と場合によっては、そういう側面があります。

しかし、ロングスパンでみれば、「運」だけでは通用しない時期がかならず訪れます。

こじはるの場合、一見“成り行きまかせ”に生きている面がありますので、オモテ向きピンチに陥ることはありますが、そのような場面に遭遇すると、秘めた“実力”を発揮します。
また、助け手があらわれたりして、必ずといってよいほど切り抜けていけます。

そういった“魔法の運勢”をもったホロスコープ(出生天球図)なのです。

そのような人物が、AKB48に初期メンバーとしていながら、あえてオモテにしゃしゃり出たり、1位をとろうとしなかったことはもちろん、のちに初代総監督になった「高橋みなみ」(1期生、牡羊宮)や、最後の1期生として活躍する「峯岸みなみ」(1期生、蠍宮)と3人で、AKB48の最初の派生ユニット「ノースリーブス」を成功させたことは、AKB48にとっても幸運でした。

ご存じ、選抜総選挙で1位になった「前田敦子」(1期生、蟹宮)や、同じく「大島優子」(2期生、天秤宮)、また「努力はかならず報われる」と語った「高橋みなみ」などのように、頑張りもせず、あえてサブに甘んじて、「チームワーク」を守ることに身を委ねたのは、メンバーや関係者でも理解する人は少ないと思いますが、それがAKB48の「運勢的な支柱」となってきたことが小嶋陽菜のホロスコープ(出生天球図)からみえてきます。

要は、ほんとうは“実力者”でもあり、異端児ともいえる“個性派”でもある“こじはる”が、AKB48内で1位をとろうとしたりオモテに出ると和を乱しかねないことを自ら知って、控えめにふるまいつつ自由に生きてきました。

つまるところ、「忍耐強さ」を持ち、また「現状破壊力」を秘めた小嶋陽菜が、もし本気を出すと、影響力が強いので、全体的に“仲良しAKB”でいることがむずかしくなります。

そのことを無意識に悟っていた“こじはる”は、俗に“天然”ともいわれる“成り行きまかせ”の一歩ひいた生き方に甘んじて、もう一方の「温和さ」や「組織人」としての生き方を優先し、無意識のうちに波風を立てないようにして、卒業まであえて“フォロー”に徹していたわけです。

One-Point ◆ 知ってか知らずか、そういった“こじはる”に、そんなオーラなどの雰囲気をかもし出すためか、好意を抱くメンバーは多くいました。有名なところでは、総監督の「高橋みなみ」、“こじゆう”として人気の高い「大島優子」、また“こじまり”として美形コンビの「篠田麻里子」(1.5期生、魚宮)などもそうです。逆にいえば、オモテ立って努力したり、頑張ったりしないことが、魔法の運勢をもつゆえに人気を生みだしています。選抜総選挙で「神セブン」といわれる上位7名や、「メディア選抜」の上位16位内につねに入っていたのはそれゆえです。


《 バランスと出し方の的確さ 》

AKBグループ名物の「選抜総選挙」で、1位やトップ3に入らないほうが責任が少なく、“ラク”であることを小嶋陽菜は知っていました。

もともと“くるしい”ことが嫌いで“ラク”を求める“こじはる”は、わざとそのようにして、かといって「メディア選抜」からは落ちないように、無意識ながら図っていたといえます。

たとえば、新曲の歌詞やダンスの振りを覚えてこないことでも“こじはる”は有名でした。 なので、2列目のポジションとなる順位に甘んじ、公演や本番では前列のメンバーの振りを真似て踊り、当座をしのいできたわけです。

繰り返しますと、「牡牛宮」生まれ(太陽)ともいえる「個性の核」(性質)をもち、さらにはYOD(ヨッド=60・150・150)の頂点に、その「牡牛宮」の共鳴星でもある「金星」をもつ“こじはる”は、くるしいことが嫌いで、美しく快適でいたいのです。

さらに申し上げますと、太陽が木星を合(コンジャンクション=0度)とし、天王星を上三分(アッパー・トライン=120度)としていることからは、束縛が嫌いな“自由人”で“マイペース”(自分の信念)に“気まま”に生きるタイプになります。

もっとも、それだけでは組織人としては不適格者です。
ところが“こじはる”は、上述の一方で、山羊宮の土星を上三分(120度)としているために、組織に対する忠誠心や、上位者や目上を敬い、従うことができる、要は一般社会人としてのジョーシキをそなえています。

いいかげんなようにみえて、実は真面目な面もあり、無意識のうちに、そこそこながら計算しています。

要は、TPOやケース・バイ・ケースにおけるバランスや出し方が的確なので、“魔法の運勢”が生きるのです。

ほんとうは、自分に自信がなかったり、悲観的な面もあるのですが、それ以上にポジティブにとらえることもできますので、AKB48で過ごした20代は、出しゃばりもせず控えめに生きてきたわけです。

しかし、AKB48を卒業し、相応に自由をえて、社会人として認められていく今後の30代になるとお話は別です。

小嶋陽菜は、ここぞというときのツッコミや瞬発力といった強さをそなえていますので、卒業して自由になったこれから30代のほうが、次第に“実力”やこれまで見せなかった“個性”を発揮していきます。

そこに、組織や社会のTOPにも立てる星のディレクションが、来年2018年以降から正式に働きはじめますので、AKB48では控えていた“思想的”リーダーとしての資質が、今後、数年内外にあらわれていくことになります

ちなみに、“思想的リーダー”という意味は、哲学などの古い思想ではなく“こじはる”らしい「こだわり」や「美的なセンス」の発露による個性や才能によるファッション・リーダーのような独自センスのリーダーシップのことをいっています。

One-Point ◆ 現在、2017年春の昨今も、TOPに立つプレ・ディレクションを一時的に受けていました。なので、その片鱗を知る人は知っていたり、見抜いている人はいると思います。ですが、本格化していくのは来年2018年に入ってから以降です。だいたいは、10年前後くらい続く長いディレクションなので、徐々に強まっていき、そこに待ち受けている“落とし穴”にはまらないように人徳的に接していくことが、TOPに立つ運勢を継続していく秘訣です。


《 “魔法の運勢”エピソード 》

順番が前後しましたが、いくつかエピソードを書いておきます。

まずは、AKB48恒例の「選抜総選挙」から“魔法の運勢”をみてみましょう。

小嶋陽菜には「伝統芸」と呼ばれている“ワザ”があります。
ご存じのとおりですが、速報では出遅れて下位発進になるものの、最終的には順位をちゃんと「神セブン」や16位以内の「メディア選抜」にもっていき、ちょうどよい結果を残すことです。

ご参考に、これまでの「速報順位」と「最終順位」を掲載しておきます。

●小嶋陽菜の選抜総選挙の順位

第1回 2009年 速報発表 -なし- 最終順位 6位 (1位 前田敦子)
第2回 2010年 速報順位 10位 最終順位 7位 (1位 大島優子)
第3回 2011年 速報順位 10位 最終順位 6位 (1位 前田敦子)
第4回 2012年 速報順位 11位 最終順位 7位 (1位 大島優子)
第5回 2013年 速報順位 20位 最終順位 9位 (1位 指原莉乃)
第6回 2014年 速報順位 17位 最終順位 8位 (1位 渡辺麻友)
第7回 2015年 ― 不出馬 ―          (1位 指原莉乃)
第8回 2016年 「にゃんにゃん仮面」として出馬。 (1位 指原莉乃)


とくに、第5回の速報20位や、第6回の速報17位といった「メディア選抜」にも入れない順位のときは、さすがの小嶋陽菜も焦ったようです。

ですが、“魔法の運勢”や“人気運”ゆえに、さほどオモテだった努力はみせなかったものの、結局は、小嶋陽菜にとっていちばんいい順位をキープし続けました。

もし、1位〜5位のいわゆる「トップ・グループ」に入ると、1位争いに巻き込まれますので、ラクをしたい“こじはる”にとって、それはなにかと“面倒”なことになるわけです。

かといって、11位〜16位のいわゆる「3番手グループ」になると、メディア選抜なのでスゴイことではあるのですが、歌番組で最後列に回ることになって“こじはる”としてのメンツが保てず、落ち目の印象を与えます。

なので、6位〜10位のいわゆる「2番手グループ」が、ラクをしたい“こじはる”にとっても、ダンスの振りを覚えてこれないときがあることからも、人気のバロメーターとしても、本人にとってはベスト・ポジションなのです。

要は、意図せずとも、自分にとってイチバンいい位置をすべての選抜総選挙でキープできたのも、“魔法の運勢”のあらわれの一つです。

次は、勝つも負けるも運次第の「じゃんけん選抜」での結果です。

第1回、第2回のじゃんけん大会では、300人前後のメンバーの中から、いずれもじゃんけん一つで勝ち抜いて、16位以内の「選抜メンバー」に残っています。
第3回めのじゃんけん選抜で惜しくも3回戦で敗退し、29thシングルの選抜はのがしましたが、それまで28作連続の選抜入りは、AKB48の最長記録です。

結局、第3回と第4回のジャンケン選抜を除けば、自身のセンター曲をふくめ、今年2017年3月15日発売の47th卒業シングルまで、45作品のすべてに選抜メンバーとして入っています。(注:インディーズ等を含めれば48作品)

これを破れるメンバーは、渡辺麻友(3期生、牡羊宮)の卒業の時期次第ですが、出てこないでしょう。
※参考:第5回以降のじゃんけん大会は、シングル選抜ではなくなりました。

最後に、AKB48の活動以外での“魔法の運勢”にふれておきます。

太陽に上方矩(アッパー・スクエア=90度)の「火星」をもち、その火星が軸となって木星と冥王星を交えたT矩(Tスクエア=90・90・180)を生まれもつ“こじはる”は、本気を出せば「狂気」とみまごう強さや勝負運を発揮することがあります。

競馬番組の「うまズキッ!」(2017年からは「馬好王国」)に出演していましたが、レギュラーのとき、なんと競馬ファンもおどろく万馬券を連発したのも、“魔法の運勢”のあらわれの一例です。

昨年2016年前半の「うまズキッ!」では次のとおりです。

●小嶋陽菜が的中させた万馬券(2016年前半)

2016年1月24日 アメリカJC杯…………3万0,540円
2016年1月31日 根岸ステークス…………3万4,400円
2016年3月20日 スプリングステークス…1万9,380円
2016年6月 5日 安田記念………………15万3,560円
2016年6月26日 宝塚記念…………………2万6,250円


“こじはる”いわく、「三連単ならだいたい当たるゥ」だそうです

One-Point ◆ 見た目の“ほんわか”したイメージで得をしている“こじはる”ですが、それだけではなく、正反対に「狂気」や「強さ」をそなえているのも“こじはる”です。また、一見、気ままな自由人のようにみえて、実はちゃんと考えていたり、しっかりしているのも“こじはる”で、そのバランスや出し方が“並み”の人間ではないことが、結果、“実力”も“美貌”(表情)も“魔法の運勢”も備えた小嶋陽菜の正体だといえます。




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