宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
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●第1稿 : 2024年10月13日アップ
「参院選2024を読む」という表題ですが、読まなくても分かるでしょう。
“念のため”ってことで、「ホロスコープ」には実際にどのように象われることになるのか研究がてらです。
というか、安倍元首相のときは「何でこう毎回毎回、勝ちが象わされるホロスコープになるのか? 前もってホロスコープを参考にしているわけではないだろうに、なぜ、勝ちが象われている日時を投票日に設定するんだろう?」と思っていました。
って、今回も同じだったら笑いますけど、石破首相の運勢ですね。
「ヒドイ!」もので、人知を超えた“運勢”ってそういうものなんです。
投票日2024年10月27日のホロスコープが下掲です。
投票が締め切られ、結果が定まる夜8時に設定しています。
久々にヒドイ、ボロポロの国政選挙のホロスコープです。
運勢のカケラもないといえば大袈裟ですが、“与党惨敗”さえリーディングできます。
果たして実際の結果はどうなのでしょうか。
One-Point ◆ 10月9日に表明し、15日に公示、27日が投票日です。最近は、TOPの異変や交代が避けられない「運勢ディレクション」(運勢変化、時代変化)の時期なのですが、それでもこんな位置関係になる日を選ばなくても…と思います。
ホロスコープをみなくてもお察しのとおりです。
まるで“墓穴内閣”です。
閣僚人事をみてもお分かりのとおりです。
先の総裁選を争った高市氏を推した麻生派は、誰も入閣していません。
厳密には河野太郎が推薦した2人が麻生派から入っています。
総裁選では自民党議員の約半数近くが高市氏に投票しているにもかかわらずです。
かといって、半数近くを入閣させるのは無理でしょうが、露骨な報復人事で遺恨を残します。
また、“旧安倍派”の中堅幹部ら12人は非公認で“足かせ”をかけた格好です。
One-Point ◆ 国会議員は“一国一城”の主の集まりです。自己顕示の塊みたいな御仁も多く“人格者”とはかぎりません。ここまで恨みをかうような人事を行なえば、政権運営の協力をしてもらえにくいし、自ら“石破降ろし”を煽っているようなものです。
あまりにもおバカすぎます。
ご本人や石破氏を選んだ国会議員は自業自得なのでいいとしても、国民はいい迷惑です。
で、上掲のホロスコープを簡単にご説明しておきます。
誕生の瞬間のホロスコープ(出生天球図)から、持って生まれた“個性”や“運勢”などをリーディングできるように、選挙などイベントが起きた瞬間のホラリー・ホロスコープ(宝瓶星学では「設時天球図」)から、イベントの内容がリーディングできます。
イベントの全体的な成否などのリーディングで、そこにかかわる個々人はホラリーをベースに、ネイタルの影響が皆無とはなりませんので、併せてリーディングしなければなりません。
One-Point ◆ 「宝瓶星学」は“信仰”や“占い”ではないのです。また“現代物理科学”でもありません。それらを超えた“クオリアル”な実学を標榜しています。ほかは存じませんが、ここでいう「クオリアル」とは「基本三数」に基づく宝瓶宮時代の新しい宇宙的概念です。
自由民主主義国家たる日本は、“主権在民”の議会制民主主義なので、国民大衆の一人一票で投票が行われるのはご存じのとおりです。
ゆえ、上掲の国政選挙のホロスコープは、国民大衆を象わす「月」のリーディングが欠くべからざるものになります。
ほかには党首や党の性格や公約、また当該選挙の争点などを加味してホロスコープに当てはめますが、大勢を決するのは「月」です。
その「月」は乙女宮9度で、戦後政治を担ってきた実力政党たる“自民党”を象わす「土星」と正反対に位置し、衝(オポジション=180度)です。
のみならず、“女性”や“情愛”また“美意識”などを象わすことがある「金星」を軸に、なんとT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成しています。
これは、よって立つスタンスが違うことを意味しますので、国民大衆の一票は得にくくなるといったリーディングが可能です。
One-Point ◆ ほかにも、“首相”を象わす「太陽」を軸に「火星」と「冥王星」が衝=180度でT矩=90/90/180度を形成しています。さらに、ASC=上昇点とDES=下降点、ドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールが大十字(グランドクロス=90度×4)をとっていては…。
おまけの解釈です。
「木星」がYOD(ヨッド=150/150/60度)の頂点をとっているのですが、ほかのアスペクト(位相、座相:局面)がなく、ノー・アスペクトに等しい“独りよがり”状態です。
「太陽」が魚宮10度のMC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)に上三分(アッパー・トライン=120度)なので、石破首相が対外的に出て“顔”の役割を果たしますが、それに対して国民大衆を象わす「月」が正反対の衝(オポジション=180度)では、出れば出るほどマイナス・イメージになりかねません。
ほかにも多々ありますが、細かなところよりも、影響力大きい“要点”を見抜いて、正しく解釈することが、ホロスコープ・リーディングの“キモ”になっています。
“当たらない”からといって、枝葉末節にこだわりはじめると、隘路(あいろ)にハマって“占断ミス”を招きかねません。
One-Point ◆ 「基本三数リーディング」は単純明快で要点を外しません。宇宙この世界の根幹法則「基本三数」が「宝瓶星学」のホロスコープ理論になっていますので、どれが「重要ポイント」なのか簡単に見分けることが可能です。
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