宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

相性 安住紳一郎-西島まどか
[現実婚]
― 獅子宮生まれどうしの結婚 ―

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“ラブラブ婚”ではなく現実重視の自立カップル



●第1稿 : 2024年 1月 9日アップ


晩婚のほうが結婚生活が長続きする実生活重視のカップルです。

ちょっと斜めにとらえたニヒルなところのある安住紳一郎アナ(50)ご結婚だそうです。

お相手は一回り年下の同業者で元フリーアナウンサーの西島まどかさん(38)。

相性を見てみました。

多少は課題があっても大人のご結婚で、相性もベストの部分がありますのでベターハーフの“ハッピー・マリッジ”です。


《 “愛情”よりもステイタス重視 》

安住アナも西島まどかさんも獅子宮のお生まれ(太陽)です。

獅子宮の異性の好みの特徴としては、他人に自慢できる相手を選ぶこと。

地位や家柄やルックスなど、極論すれば“愛情”よりもステイタス、もとい尊敬できる部分があることが愛情につながります。

“独身貴族”だった安住紳一郎アナは、ホロスコープ(出生天球図)を拝見すると、異性運は良いとは言えないのですが、誤解されやすいタイプで抜群の資産運をお持ちです。

ここぞと惚れ込んだお相手には、過去には“美しい誤解”や“勘違い”も手伝って気前よく貢いだこともあったかもしれません。

ですが、若いころにそれで痛い目にあって“女性不振”に陥っていそうです。

そういったこともあって女性にはシビアで現実的なので、吝嗇家(りんしょくか)の傾向が出ることがあります。

One-Point ◆ 50歳まで独身できた理由でしょう。もし、若いときに彼が結婚していれば、妻運は決して良いとは言えませんので、離婚していたでしょう。ところが、彼の妻運には“大逆転”の運勢も秘められていて晩婚のほうがいいのです。



《 お二人の相性ホロスコープ 》

下掲はお二人の相性ホロスコープです。

出生時間が不明なので、出生時の「太陽」をASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置におく「ソーラーチャート」です。

「相性」を見るには、ホロスコープの構成要素の中で“関係性”を象わす「アスペクト」(位相、座相:局面)が最も重要になります。



分かりやすいように「◎、〇、△、□、■」で相性レベルをマーキングしています。

「二重丸(◎)」はご結婚にはぜひとも必要な相性です。

「黒四角(■)」は、結婚には避けたほうが良い相性です。

One-Point ◆ 二重丸(◎)がない夫婦カップルはいらっしゃいません。一方、黒四角(■)をお持ちのカップルは少なくないのですが、それを上回る二重丸(◎)の相性を複数お持ちのケースがほとんどです。さらに「星のディレクション」(運勢変化)によっても相性は変わってきます。



《 “嫌でも”一緒に暮らす相性 》

お互いに好きどうしで「夫婦相性」をお持ちでも、どうしても結婚できない相性やご結婚されても家庭内別居や単身赴任また離婚に至るなど、一つ屋根の下で一緒に暮らすことができない相性もあります。

お二人は真逆です。

さほど好きどうしではなくても行動を共にしたり、一緒に暮らしたり、ご結婚が可能な相性をお互いにお持ちです。

加えて、抜群の「夫婦相性」をお持ちですので、出合えばご結婚は“既定路線”となる相性になっています。

シナストリー・ホロスコープ(相性天球図)を拝見すると、ご注意されたほうがよい相性が一つあります。

ご結婚後、安住アナの好意が醒める相性です。

もともと生まれ持つ「異性運」や「結婚夫婦運」に課題を持つお二人で、唯一、課題となる相性部分になっていて安住アナの吝嗇が出ると西島さんは芸能界復帰など働かなければならなくなります。

さはさりながら、相手の欠点が目に入りにくいというご結婚にはベストな是非とも欲しい相性があります。

One-Point ◆ 相手の言動を些細なことであげつらう相性もあれば、欠点を認知できずに面白いとスルーして気にならない相性もあります。ビジネス・シーンでは要注意の相性ですが、ご夫婦カップルにはベストとなる相性です。



《 愛情よりも尊敬による結婚 》

お二人ともYOD(ヨッド=150/150/60度)をお持ちです。

安住アナは「ドラゴン・テール」を頂点とし、「木星」と「海王星」とを底辺とするYOD=150/150/60度で、社会に出てから“人の好さ”をもたらし、人気アナを運命づけています。

西島まどかさんは「天王星」を頂点とし「金星」と「ドラゴン・ヘッド」を底辺とするYOD=150/150/60度をお持ちで、安住アナとの相性に大きく作用し、彼の個性(キャラ)や才能を好ましく思い応援する良い相性になっています。

“居酒屋の女神”とまでニックネームがついた人気の番組をスッパリと辞めて、芸能界を引退したのは多忙な安住アナを支えるためという説があるのも、“美談”として首肯できなくはない相性の部分です。

人生をかけて退路を断ち安住アナを支える彼女に、獅子宮の男気もあってご結婚を決めた側面が垣間見えます。

彼女は「太陽&月&火星」(獅子宮)の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)をお持ちですので、無視されたり怒ると雌獅子の咆哮に似て怖いのです。

One-Point ◆ 安住アナのためのお嫁さんの一面を持ちます。大人のご結婚ですので生活の問題も考えてのことです。が、安住アナの人柄や人間性また才能に好意抱き、尊敬できる部分があってのご結婚になっています。



《 お互いの夫婦家庭運が課題 》

上掲のシナストリー・ホロスコープ(相性天球図)を見てお分かりのように、ご結婚に必要な「二重丸(◎)」の相性が5か所もあります。

ご結婚には避けたほうがよい「黒四角(■)」の相性は1か所あるのみで、相性的にはほぼ問題はないのですが、お二人ともに生まれ持つ「家庭夫婦運」に課題をお持ちです。

愛情がメインの“恋愛幻想”によるラブラブの夢見るご結婚ではなく、相手への尊敬を含めて現実的に世間体を配慮した大人のご結婚になっています。

通常のご結婚とは逆に、お互いに人格を高め結婚生活を続けていくうちに相手への配慮や情愛が培われていくカップルです。

奈辺がどちらに転ぶかによって、最後に人生を共にするご結婚生活の決め手になります。

One-Point ◆ プロのアナウンサーとして人間性や人格をお持ちであるほど、現実との折り合いをうまくつけていける相性です。安住氏は情愛よりも家庭を持つこと自体に意義を見出したご結婚なので、現実の結婚生活は逆に継続可能でしょう。






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