宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
●第1稿 : 2024年08月31日アップ
ご存じのように“分水嶺”のピークは佳境を迎えつつあります。
もっとも、歴史の大河における“日常生活”は急には変わらないので、気づきにくい方もいらっしゃると存じますが、双魚宮時代の“支配層”のピークが終わると、新しい時代が本格的にはじまっていきます。
そのような“宇宙波動”の変化の第1波は、一時的ながら「海王星」が「春分点」を超えていく来年2025年4月です。
必然的に「宝瓶宮占星学」も初期の使命を終えるために、“店じまい”に入っていきます。
ホロスコープから「新しい時代の到来」をリーディングできることを示し、そこに至る段階的な「運勢ディレクション」の推移や解釈をアストロロジカルに示すことができたからです。
当サイトを立ち上げて約20年、検証の結果、間違いありませんでした。
前身のサイトから「宝瓶宮占星学」の掲載をはじめ、第1章は「啓蒙編」でした。
プラトン年(グレート・イヤー)による「アストロロジカル・エイジ」からみて、古代ギリシャにはじまった双魚宮時代のアストロロジーや占星術は、新しい時代に移行すれば終わっていき、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーがはじまっていくことをお伝えしてまいりました。
「占星術が終わる」というショッキングな啓蒙に、当初、占術師やマニアの方から相応の反発がありました。
第2章は「実技編」です。
“なぜそのような象意になるのか”、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」によって解明し、論理的にホロスコープを解釈できること、基本三数リーディングの驚きのノウハウの数々などを講座をメインにご紹介してまいりました。
One-Point ◆ 目からウロコの「数理解釈」や基本三数リーディングは、講座をご受講された方からお褒めの言葉と共感とをもって受け入れられました。評価は前と後とでは真っ二つです。えてして新しい時代の“真実”はそういうものです。
第3章は、「宇宙波動編」です。
宝瓶宮時代の“宇宙波動”が本格化してきたため、「冥王星」が宝瓶宮時代の共鳴サイン(宮)「水瓶宮」の影響圏をトランシットしはじめた2022年の直前から本格化してまいりました。
当該ディレクションを最初にお伝えしたのは、2012年の「伝授講座」こと「数理法則とクオリアル・ワールド」の「今後30年間のメイン・ディレクション」においてです。
“分水嶺”のピークに入った今年2024年1月、一時的ながら「冥王星」は水瓶宮に入宮し「深層の精神意識の変革」のデレクションを本格化させました。
“深層の精神意識”というのは、既存の用語で適切にご説明できる概念を持った単語がないために、便宜的に表現したものです。
誤解を恐れずに旧い概念の言葉を用いて表現すれば、“霊性”や“深層心理”といった人間存在の“中核”を成しながらも自覚することが難しい見えざる実在を意味します。
One-Point ◆ 「深層の精神意識」は、時空を超越した“宇宙波動エネルギー”の受容体ともなっています。時間経過に伴なう宇宙の位置関係の変化から、地上の“出来事”や人間の“運勢”がリーディングできるのもそれゆえです。
ということで、古代ギリシャ以来の「ホロスコープ」の秘密を宇宙的かつ論理的に解き明かすことに成功しました。
“空の星からなぜ地上のことが分かるのか?”といった根本命題の解答がここにあるのですが、これをもって「宝瓶宮占星学」は終わりです。
既存の“占星術”の場合、“星から”といったように、事実誤認をしているために、決して解答を見出すことはできません。
「星」だけがホロスコープではないのは自明だからです。
それはともかく、2009年からはじまった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、「海王星」が春分点を超えて逆行ののち再度、春分点を超えていく2026年1月の「双魚宮時代」の完全終了とともに、「宝瓶宮占星学」も終了です。
第4章となる、「宝瓶星学」の「霊識編」の本格化への移行です。
One-Point ◆ 共産党一党独裁国家「中共」の台頭を招いた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが終われば、「霊識」の時代です。そのイントロダクションとなるのが「[特別編] 宇宙と地球と天の計画」でご紹介しました「霊識13」です。
●「基本三数」から申し上げます。
「1数」「2数」「3数」が整うことで「4数」が新たに生じます。
これは、宇宙の根本法則になっています。
そこからみて、「宝瓶宮占星学」の第1章、第2章、第3章が整うことで、新たに第4章「霊識編」に移行していきます。
「4数」の“原意”に類似です。
「宝瓶宮時代のビッグバン」から20年後の2009年にはじまったのが「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションです。
双魚宮時代を一時的に復活させる“時代波動”で、1989年に終わったはずの“共産主義の亡霊”を復活させました。
共産党一党独裁国家「中共」の台頭による混乱の人類歴史がはじまります。
当時、2010年に天体の位置関係から「霊識元年」を宣べさせていただきました。
15年間続いた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの終了とともに、中共の台頭も終わりです。
一方で、「霊識」の時代が新たなステップではじまっていきます。
「霊識」にもかかわる「冥王星」による「深層の精神意識の変革」のデレクションが本格化してます。
一方で、現在、「海王星」による「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションがその影響圏にあって来年2025年4月、また再来年2026年1月の春分点通過とともに本格化していきます。
いずれも今後20年前後も続き、21世紀のメイン・ディレクションとなるもので「霊識」を深化させていきます。
実体的な宝瓶宮時代をはじめるのに必要欠くべからざるディレクションで、逃れられる人は誰もいません。
なぜなら、両ディレクションによる「次元拡張」(次元上昇ではありません)なくして、宝瓶宮時代を生きていくことは不可能だからです。
ディレクションをもたらす“宇宙波動エネルギー”は、時代の“ニューマ”(空気)みたいなもので、“呼吸”が出来なければ運勢的に“生存不可能”です。
One-Point ◆ ということで、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーとホロスコープへの移行を実証した約20年間でした。現実的にも、昨今の“分水嶺”のピークの時代状況をみれば、“宝瓶宮時代”への移行はご賢察できると存じます。
●古代イスラエルの歴史は、『旧約聖書』に記されています。
この時代にあたるアストロロジカル・エイジは白羊宮時代(はくようきゅう じだい)です。
モーセなどの選ばれし預言者の時代でした。
次の双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)になると救世主イエスで、『新約聖書』に記されています。
このような特定の指導者によらない時代が宝瓶宮時代です。
「基本三数」を用いれば、宇宙この世界の根幹法則から、誰でも理論的に“運勢変化”や“時代変化”といった宇宙的預言「ディレクション・リーディング」が可能です。
宝瓶宮時代は、特定の“権力者”や“エリート”が支配的に牛耳る時代ではなく、国民の一人ひとりが自ら“預言者”や“救世主”に相当する責任時代です。
日本はとくにその“天運”を持ちます。
個々人が自由に個性や独自の才能とともに、友愛精神(和、絆、民度)を発揮されていく、いわば“大衆時代”です。
“なべつね”さんが聞いたら怒りそうな、いわば“ポピュリズム”の時代です。
“分水嶺”のピークを超えると、もはや宝瓶宮時代への歴史の大河の流れは急ピッチです。
どこまでご認識いただけるかは分かりませんが、坂道を転げ落ちるかように、またナイアガラの瀑布のように、留まることなく進んでいきます。
これまでの数年間、“分水嶺”のピークに向かって登ってきた苦しさを伴なった時代状況とは異なります。
双魚宮時代から宝瓶宮時代へ、パラダイム・シフトの最終局面が“分水嶺”のピークなので、その歴史的な時代を実体験している私たちです。
一方、双魚宮時代の既成の“権力者”たちは、自分たちの時代が終わることを感じてか、最期の“悪あがき”を試みるのですが、それこそが“分水嶺”のピークであって、顕著なほど“黎明”は近いのです。
宝瓶宮時代の「NEW HORIZN」(新しい地平)はすぐそこです。
【付記】 世界の自由民主主義体制を守る“天命”を持つのが本来のアメリカです。
東西冷戦の終結宣言の年、人知れず「宝瓶宮時代のビッグバン」が起きた1898年以降、“パクス・アメリカーナ”と呼ばれた時代がありました。
ですが、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションによる逆流が起きます。
それも今日の“分水嶺”のピークを超えていくことによって、日本の“天運”とともに再びはじまります。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の“天運”を持つのが日本です。日本人も同様で、宝瓶宮時代の新しい“友愛精神”(和、絆、民度)を伴ない、日本精神の発動による繁栄が「霊識」の時代とともに訪れようとしています。
新「海王星」への次元上昇 ← BACK
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2024 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.