宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●2023年 1月20日アップ。
これまでの生き方や社会通念が通用しなくなりつつあります。
私たちが生きている世界が現在、流れを大きく変えようとしているからです。
時代が大きく変化していることは、昨今の世情から見抜いておられるかたがいますし、また直覚的に感知されておられるかたもいます。
新しい時代の方向性を知ることは、これからの社会を生き抜くうえで重要なので、宇宙の現実を見抜く本来の「ホロスコープ」(天球図)をご参考にされるのも一つの方途です。
無意識ながら、昨今の時代変化に気づいておられるかたは案外と多くいらっしゃいます。
どこまで現実的にご認識されておられるのかはともかくとしてです。
どういうことかというと、昨年2022年から、「宇宙波動エネルギー」が変わったからです。
当サイトで述べてきた「深層の精神意識の変革」のディレクション(運勢変化、時代変化)がはじまったことが一つの要因です。
気づきにくいかたがいらっしゃるかもしれませんが、多くのかたが新しい時代の流れに対峙しはじめている昨今です。
当該ディレクションは、世界に先駆けて日本人のメンタリティーに共鳴し作用しやすいからです。
One-Point ◆ ご参考に「日本は何座宮?」をご一瞥いただきたく存じます。日本人の民族性はホロスコープでいう「魚宮」の霊性的な象意を持ち、国体は「水瓶宮」の友愛精神(和、絆、民度)などによって象徴されています。そのため、双魚宮時代から宝瓶宮時代への時代変化は感知しやすくなっています。
●「対立二元論」を歴史パラダイムとする双魚宮時代は、20世紀(1989年)を最後に終わりました。
19世紀中頃に海王星の象意を伴なって誕生した「共産主義思想」は、同じく海王星の象意を伴なった「近代スピリチュアリズム」の心霊世界や精神意識を完全否定してきました。
共産主義思想は、自らを科学的とする唯物的弁証論によります。
いまだ発展途上にある科学を万能かのように誤認し、妄信的に傾倒しているのです。
そういった「科学万能主義」の遺物によって、現代科学では証明できないスピリチュアルや心霊(深層心理)などを“非科学的”として排斥してきたのです。
むしろ、そのほうが非科学的な対応であることの自己矛盾や欺瞞にはお気づきになれないようです。
新しい宝瓶宮時代の方向性の一つは、聞きなれない言葉だと存じますが「クオリアル」な時代になっていくことです。
宇宙の本質に通じるクオリティーと地上のリアルな現実との共鳴関係が進む時代です。
図式的にいえば、形而上的な象意の「魚宮」と形而下的な「山羊宮」の中間に位置するサイン(宮)が、宝瓶宮時代に共鳴する「水瓶宮」だからです。
宝瓶宮時代が1989年にはじまる直前の「戦争の世紀」と呼ばれた20世紀は、唯物的な共産主義思想が台頭し、精神的なスピリチュアルや心霊は否定されてきました。
19世紀中頃にはじまった共産主義思想は、直前に発見された海王星の象意“事実誤認”や“勘違い”を内包していてよくいえば純粋ですが、単純な「対立二元論」を観念的な弁証論によって妄想し正当化したものになっています。
One-Point ◆ すべてを「資本家vs労働者」や「国家権力vs市民組織」といった対立と闘争的観点からとらえます。ですが、1989年に人知れず起きた「宝瓶宮時代のビックバン」によって、共産主義は衰退しはじめました。同年12月の「東西冷戦の終結宣言」はその一例です。
「宝瓶宮時代のビッグバン」というのは、時空を超越して人知れず地上に影響をもたらされている「宇宙波動エネルギー」の変化によるものです。
これによって「アストロロジカル・エイジ」(占星学的な時代区分)が大きく歴史的に「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)から「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)に変わっていきました。
これに伴って「アストロロジー」もまた、当該時代の象意に基づいて、新たに生まれ変わっていきます。
“ホロスコープ占い”の「現代占星術」は、双魚宮時代の末期、共産主義思想の直後となる19世紀後半に誕生しました。
それゆえ、古い海王星の象意“勘違い”や“事実誤認”また“欺瞞”をわれ知らずとも伴なっています。
一例を挙げますと、サイン(宮)を“星座”と呼称したり、ホロスコープの南中点(天頂側)と北中点(天底側)の軸が右に左にブレて垂直でなかったり、4,000年もの伝統があるかのように偽ったりしていることもそうです。
お好きにご選択されてかまわないのですが、宝瓶宮時代への進展とともに古い海王星の象意による事象は、衰退していくことが「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からリーディングできます。
One-Point ◆ 古代ギリシャの天文学者ピッパルコス(BC190頃-BC120頃)は、当時、双魚宮時代のはじまりの時期に、すでに「宝瓶宮時代」の到来について言及していました。また、現代日本にホロスコープを広めたルル・ラブア師は、その著書の中で「宝瓶宮時代への突入」に触れています。
●「アストロロジカル・エイジ」(占星学的な時代区分)は「プラトン年」(グレート・イヤー)に基づきます。
約25,920年(計算値)の宇宙的周期をもつプラトン年を12等分した「プラトン月」(グレート・マンス)がアストロロジカル・エイジです。
古典アストロロジー(通称:古典占星学)が発祥した古代ギリシャ時代の偉大な天文学者で数学者のヒッパルコス(BC190頃-BC120頃)が発見した「春分点歳差」による宇宙的周期のことです。
ホロスコープでいえば、12サイン(宮)の始点=牡羊宮0度の「春分点」が、約72年に1度ずつ逆方向に移動していき、ホロスコープを一周する期間をプラトン年と呼びます。
ピッパルコスの名前は、古典アストロロジーをまとめた『テトラビブロス』の中で、最も多く出てきます。
新しい時代変化に伴ない、発見当時の古い海王星の影響はまもなく終了していきます。
“支配/被支配”など「対立二元論」を歴史パラダイムとしてきた双魚宮時代は、波動的とは言え宝瓶宮時代がはじまった1989年の時点で終わっており、2009年以降の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションも今年2023年に一段落していくためです。
だからといって、海王星がなくなるわけではなく、今後は「春分点」の影響圏へと進んでいくことから、宝瓶宮時代の新しい海王星の象意へと生まれ変わっていくことになります。
宝瓶宮時代というのは、共鳴星の「天王星」による「自由と個性(才能)と友愛精神」(和、絆、民度)を一体不可分に伴ない、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして、やがて新しい「海王星」による美しいビジョンがもたらされていくことになります。
これらの方向性へと進んでいくことを意識に留めておかれると、今後の時代の流れとともにある「天運」が伴いやすくなります。
少し小難しいご説明をいたしますと、宝瓶宮時代のアストロロジー[星学]は、宇宙の根幹法則「基本三数」などの本質をふまえて、現実的な地上の歴史社会や個人との共鳴関係をリーディングします。
宝瓶宮時代の宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」に基づくために、エネルギー波動世界や根幹法則といった「本質宇宙」に基づいて、歴史的にも、社会的にも、個人的にも、実際的なリーディングが可能です。
One-Point ◆ たとえば「光」は宇宙の根幹にかかわる実在です。このことは、アインシュタインの「E=mc2」(エネルギー=質量×光の速さの2乗)からもみえてきます。その光が「三原色」から成り立っていることの意味は、宇宙この世界が「基本三数」を根幹法則として成り立ち展開されていることの一例になっています。
結論的に申し上げます。
本来の「ホロスコープ」の本体構造は、宇宙の構造を模した「基本三数」の象意構造を伴っています。
信じる信じないはご自由ですが、それに基づいてリーディングと検証をしてきた結果からもそういえます。
そのため、誰もが抱くように「ホロスコープはなぜそのような象意になっているのか?」という疑問に客観性をもって答えることができます。
要は、宇宙を模したホロスコープなので、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」やその展開の「数理法則」の12数を本意(基本の象意、ほんとうの象意)として、ひも解いていけば見えてくるというお話です。
ここで、ご留意すべきことがあります。
私たちが「宇宙」と呼ぶとき、科学者自身が、まだ5パーセントしか解明されていないと認めている「物理宇宙」を思い浮かべることです。
そこに留まらないのが本来の宇宙です。
物理宇宙の根底には「本質宇宙」があって、時空を超越した「エネルギー宇宙」や「法則宇宙」によって物理宇宙が138億年間も存在し、その一員の太陽系や地上との共鳴関係が時空を越えてもたらされていることです。
そこに「ホロスコープ」の本意が潜んでいます。
そうであるため「基本三数」やその展開の「数理法則」(12数)また星たちの「配列法則」によって現実的なリーディングが可能です。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」が象わす空間域は「宇宙」です。物理宇宙にとどまらず、エネルギー宇宙や根幹法則など「本質宇宙」が重要になります。「現実を見抜くホロスコープ」は、そこから可能になってまいります。
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