宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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「宝瓶宮占星学 第2章 実技編」です。
ホロスコープ・リーディングのサンプル&メモとなるページです。
初回は、独立編に続き、日向坂46のメンバーのリーディングです。
↑ No.3 佐々木美玲(射手宮)。
●第1稿 : 2021年 9月21日アップ
※昨年のブログ記事のリライトです。
日向坂46の「牽引グループ」の最後3人めは、“ひらがなけやき”こと「けやき坂46」時代に「イマニミテイロ」と「期待していない自分』の2曲で単独センターをつとめた佐々木美玲です。
日向坂46唯一の射手宮生まれ(太陽)で、なかには深刻になりがちなメンバーも多いなか、あっけらか〜んと“気まま”に、パン以外はこだわりをもたない言動はムードメーカーにもなっています。
まず、「牽引グループ」となるメンバー3人をご紹介しています。
第1弾、キャプテン「佐々木久美」、第2弾、その盟友ともいえる「加藤史帆」。
これに続く3人めの第3弾は、“ひらがなけやき”こと「けやき坂46」時代に「欅坂46」の6thシングル「ガラスを割れ!」のカップリング曲「イマニミテイロ」、また「けやき坂46」の1stアルバムのリード曲「期待していない自分」のセンターをつとめた「佐々木美玲」(射手宮、21歳)です。
佐々木美玲も出生時間が不明なために、出生時の太陽をASC(上昇点)の位置におく「ソーラーチャート」のハウスホイールで下記「ホロスコープ」(出生天球図)を作成しています。
比較的、よくみかけそうなホロスコープ(出生天球図)です。
が、やはり特徴があります。
One-Point ◆ 今後の「奥義講座」でもご紹介しますが、「ソーラーチャート」また「ホロスコープ」(出生天球図)の“特徴”は、その人の個性や運勢を代表的に象わすことが多いです。似たようなホロスコープであっても、“特徴”をピックアップできると、ポイントをついたリーディングが可能になります。
●日向坂46のメンバーを、次の6つに「グループ分け」して順番に一人ずつお届けしてまいります。
「牽引グループ」…佐々木久美(水瓶宮)、加藤史帆(水瓶宮)、佐々木美玲(射手宮)。
「乙女宮グループ」…斉藤京子(乙女宮)、高瀬愛奈(乙女宮)、小坂奈緒(乙女宮)、金村美久(乙女宮)、東村芽衣(獅子宮or乙女宮)。
「サポート・グループ」…渡邉美穂(魚宮)、富田鈴花(山羊宮)、松田好花(牡牛宮)。
「セレクション・グループ」…高本彩花(蠍宮)、影山優佳(牡牛宮)、潮紗理菜(山羊宮)、河田陽菜(獅子宮)。
「アクセント・グループ」…宮田愛萌(牡牛宮)、丹生明里(水瓶宮)、濱岸ひより(天秤宮)。
「3期生グループ」…上村ひなの(牡羊宮)、橋未来虹(天秤宮)、森本茉莉(魚宮)、山口陽世(魚宮)。
※上村ひなの以外は「新3期生」。
佐々木美玲のホロスコープの特徴は、主に次の3つです。
1つめは、キャプテン「佐々木久美」(水瓶宮)や、「加藤史帆」(水瓶宮)にも少し似ているのですが、「水瓶宮」に火星&天王星、海王星&ドラゴン・テールの「大会合(ステリウム)」があります。
ここでいう“特徴”となるのは、単に「水瓶宮」の大会合(ステリウム)というだけではなく、“自立的”ながら“リーダー的”な要素をもつ「火星&天王星」の合(コンジャンクション=0度)が後述いたします「土星」と「金星」を交えた「T矩(Tスクエア=90・90・180)」の“軸”になっていることです。
また、「海王星&ドラゴン・テール」の合(0度)のほうも、同じく後述いたします大三角(グランド・トライン=120度×3)の“尻尾”となって「トライン・カイト(大三角凧=60・60・120・120)」を形成し、水瓶宮で大会合(ステリウム)の2つの合(0度)が、それぞれ重要な位置をしめています。
One-Point ◆ 水瓶宮で大会合(ステリウム)をとる4つの星が、ほかのアスペクト・パターンの重要な一角を占めていることは、結果的に「射手宮」の太陽と「水瓶宮」による“自由気ままさ”を際立たせる象意をもたらしています。
2つめの特徴は、獅子宮の「ドラゴン・ヘッド」を頂点に、射手宮の「水星&冥王星」の合(0度)と、牡羊宮の「月」との大三角(120度×3)で、上述のように「海王星&ドラゴン・テール」の合(0度)を尻尾としてトライン・カイト(60・60・120・120)を形成しています。
重要なのは、いずれも「意志サイン(宮)」(西洋占星術では「火の星座」)に位置する星による大三角(120度×3)だということです。
佐々木美玲は「射手宮生まれ」(太陽)で、その射手宮の共鳴星の「木星」が牡羊宮にあって「太陽」と三分(トライン=120度)をとっており、これまた「意志サイン(宮)」にあることは注目です。
これらのことから、本質的に“我独りでも行く”といった“強さ”や“独自性”をもつからです。
ところが、3つめの特徴は上述とは逆です。
2つのT矩(Tスクエア=90・90・180)また出生時間によっては3つのT矩(90・90・180)をもつことになります。
牡牛宮の「土星」を軸に、「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」がT矩(90・90・180)を形成しています。
次に、その「土星」と蠍宮の「金星」との衝(オポジション=180度)に、上述いたしました水瓶宮の「火星&天王星」の合(0度)が軸となって、やはりT矩(90・90・180)を形成しています。
このT矩(90・90・180)は、構成する星をみるとかなり“強い”アスペクト・パターンになっています。
前述の“前向き”で“陽気”で“イケイケ”な射手宮の「太陽」や三分(120度)の「木星」また大三角(120度×3)とは逆に、異性関係などをはじめとして、どこか“慎重”で“怖れ”をもっていることがリーディングできます。
One-Point ◆ 逆にいえば、“イケイケ”と“臆病”とで、バランスがとれているのかもしれません。さらにいえば、陽気な自由気ままさと、逆に臆病さや用心深さとの両面性が、佐々木美玲の「個性」(キャラ)の“特徴”になります。
ちなみに、3つめのT矩(90・90・180)は、出生時間次第であるかないかが変わります。
もし、「太陽」と「月」が矩(スクエア=90度)となる午前7時以前の生まれの場合は、「月」と「ケレス」の衝(180度)に「太陽」を軸としたTスクエア(90・90・180)をもつことになります。
もっとも、午前7時以前が条件では、その可能性は30%以下です。
いずれにしても、このような「ホロスコープ」の場合、出生時間によって重要な4つの「基本点」(ASC,IC、DES、MC)がどこに位置するか、それ次第では複雑にアスペクトが加わることになります。
なので象意も複雑になり、その場合は、実際的な「運勢」や「出来事」にいろいろと動きがでてくることになります。
One-Point ◆ ホロスコープは千差万別です。出生時間が大きく影響する「ソーラーチャート」もあれば、さほど影響しない可能性が高い「ソーラーチャート」もあります。ホロスコープ・リーディングで重要なことは、“吉凶解釈”はもちろん、安易にどちらか一方だと決め付けないことです。
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