宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

2013年の運勢への対応
― 「変革の深化」の始まり ―

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昨年は、10月過ぎに「2012年以降の運勢傾向」の受付けを始めました。
ご依頼の数もあって、一部とはいえ、ご迷惑をかけたことと思います。
今回は、早めに「2013年の運勢と変革への対応」の受付けを行ないます。

個人にも変革への対応を迫るディレクション

●第1稿 : 2012年 8月 5日アップ

逃れることのできない「組織運営変革の深化」のディレクションは、今年2012年8月18日、再び影響圏入りすると、戻ることなく進み、10月6日には、約3年間に及ぶ第1次「深化」ディレクションが正式に始まります。
「組織運営変革の深化」というのは、個人においては「人生変革の深化」です。国家や会社組織にかぎらず、個人にも変革を迫っていきます。

《 個々に異なる人生変革 》

今後、約8年間も続くのが、「組織運営変革の深化」のディレクションです。
中2年間を挟み、約3年ずつ、第1次と第2次にわたって、世界の組織態勢と個々人を変えていきます。
個人的には「人生変革の深化」となるために、内容や分野は個々に違っても、「過去のままの生き方でいい…」ということにはならなくなってきます。
端的にいえば、現実に対応し、本物を目指さざるをえなくなるのが「変革の深化」のディレクションです。
中には、180度ほども「生き方」や「考え方」を変えていかなければならない人も出てきます。
そのための出来事が、誰であれ必ず起きます。
そのとき、どの方向に、どう変わっていけば、その後の人生がうまくいくのか。
それとも、そこで迷い、右往左往、試行錯誤していくのか。
その判断や初動の対応は重要です。
そのため、今回は、単なる「2013年の運勢」ではなく、「2013年の運勢と変革への対応」と題してお届けしたいと思います。

One-Point ◆ 「変革の深化」が、何のために、どの分野で起こるのか、一人ひとりのホロスコープ(出生天球図)によって、具体的な時期や内容は千差万別になってきます。そのアウトラインでも知っておくのと、知らないで、そのときになって直面するのとでは、初動のスピードや対応の内容が変わってきます。以下、不特定多数のサイン(宮)別ですが、「変革」が起こりやすいポイントをお伝えしておきます。

《 各サイン(宮)ごとのポイント 》

一人の人間は、通常、2つから4つ程度のディレクションが働くポイントやサイン(宮)を持っています。
当サイトの「今週の運勢」をご高覧の皆様ならご存じのことでしょう。
たとえば、同じ「牡羊宮」の生まれ(太陽)であっても、どれくらい牡羊宮の運勢や性格を持つかも人それぞれですが、さらには、牡羊宮の他にも運勢が働くサイン(宮)を誰でも持っています。
そのときの星の強弱に応じて、2つから4つ程度の複数のサイン(宮)の運勢から自分の運勢を判断しないと、正しいディレクション(運勢方向)とはなりません。
また、木星以遠の「ソーシャル・プラネット」は、動きが遅いために、同じサイン(宮)であっても、数か月から数年以上のタイムラグが生じるのがふつうです。
つまり、星のディレクション(運勢方向)は、一人ひとり個々に異なるという事実があるのです。
とはいえ、サイン(宮)別にでもお伝えしておかないと、これまた雲をつかむようなお話なので、以下、書いておきます。
ただし、上述の事情から、100%当てはまるとはかぎりませんので、ご参考にとどめておいて、ご興味があればご一読ください。


●「2013年の運勢と変革への対応」のリーディングの概要や「2013年の星の動きのポイント」は、ページ下部に記載しています。

牡羊サイン(宮)の「変革の深化」
牡羊宮に象意を持つ人は、現在、多くの人が、新しい「自分自身」の行動パターンや生き様を体験していることと思います。
「変革の深化」のディレクションは、そこに追い討ちをかけるように、さらに仕事や社会活動上の新たな境地へと導いていくことになります。
基本、仕事面で人格や見識ある正しいリーダーシップをとっていくために、自分自身が本物の「指導的人物への変革」を成していかなければ、逆に、厳しい人生転換を迎えることが生じる場合があります。

One-Point ◆ 現場の突撃隊長クラスのリーダーならともかく、組織全体を掌握して動かす本物の指導者になるほど、自分なりの「ルール」や「規則」といった思い込みを排して、部下やパートナーの能力を受け入れつつ、総合力で勝負できる「器」の大きさが必要になってきます。

牡牛サイン(宮)の「変革の深化」
牡牛宮に象意を持つ人は、多くの場合、過去の生き方を踏襲し、変えたがらない保守的な人も案外と多いのですが、今後の「変革の深化」のディレクションは、そんな過去の踏襲が、ほぼ通用しなくなっていきます。
これからは、仕事など社会での対外的な活躍や旺盛な活動へと、自分自身の意識や行動パターンを変えていく、「人生方向の変革」を進めていかざるをえなくなっていくでしょう。
そのため、本物への自己変革も併せて必要になってきますが、変化を嫌がって、過去を踏襲し守ろうとするほど、逆に「変革」をうながすトラブルや事件や出来事が、次々と生じてくることになります。

One-Point ◆ 場合によっては、自分がこれまで愛用してきたものや、大事にしてきたものが、次々に壊れていったり、失くしていくようなことさえ起こることがあります。それらは、すべて過去から将来の対外的な方向へと転換をうながすものなので、なるべく前向きにとらえていくことです。

双子サイン(宮)の「変革の深化」
双子宮に象意を持つ人は、「変革の深化」のディレクションを最初に、強く受けるサイン(宮)の一つになります。
特にディレクションが始まってすぐ、最初のピークとなる今年2012年12月前後に生じるであろう避けられない出来事によって、その分野が何であれ、現実に通用する本物の自分自身へと変わらざるをえなくなっていきそうです。
多くの場合、突然変異やビッグバンのように、過去とは180度ほども異なる出来事によって現実に通用する「マスタースキルへの変革」がうながされたり、逆にそのような本物のスキルを用いた思い切った変革的行動によって、自分自身への避けられない影響がもたらされます。

One-Point ◆ ある意味、夢や理想と、実際の自分や組織活動の両方を矛盾なく、かつバランスよく両立していくことが求められていくことになります。その両方を見据えられる自分自身の意識変革と、高い見識や技能の変革が必要になっていくということです。

蟹サイン(宮)の「変革の深化」
蟹宮に象意を持つ人は、これまでの数年間で、過去の人生サイクルを終えて新たな人生を再スタートしたり、新しい仕事を模索するようなことや、出直しを迫られた方が多かったと思います。
今後の「変革の深化」は、そのような新たな人生サイクルや新しい仕事を、現実に自分のものとして定着させていくと同時に、対外的にさらなる活動態勢の強化が求められるなど、「対外意識の変革」がうながされていくことになります。
結局のところ、自分自身の対外的な意識や精神面や対人関係を、現実を見据えた本物にしていくと同時に、自己本位や権力的にならずに、広く人々を受け入れていく、正しい友愛的意識の獲得が必要になっていきます。

One-Point ◆ 細かくは、各自のホロスコープ(出生天球図)によって目標とすべき方向性や内容分野は異なってきます。ともすれば、頑固な信念によって、無意識のうちに相手を自分の考えに従わせようと言動しますが、そうなるほどトラブルは避けられないときにあります。

獅子サイン(宮)の「変革の深化」
獅子宮に象意を持つ人は、第1次「変革の深化」のディレクションを、最も受けるサイン(宮)の一つになります。
単純にいえば、人類が今後の宝瓶宮時代の世界的な組織運営体制の社会を築いていくに当たって、獅子宮に象意を持つ人は、根本から自分自身の生き方や考え方をリメイクしたり、権威や権力によらない本物の高潔な精神やパーソナリティーを身につけていく必要があるからです。
そういった意味では、なかなか自分では気づきにくい「深層意識の変革」が求められていくことになってまいりますので、過去の意識を捨て去らざるをえないような出来事が、生じる可能性は充分にあります。

One-Point ◆ 名実ともに古い人生サイクルを終わらせ、新しい意識による新たな人生方向を模索していくことが必要になります。同じ獅子宮でも、人によって1年間ほどのタイムラグがありますし、その内容もさまざまですが、一兵卒になったつもりや気概が必要になると覚悟しておきましょう。

乙女サイン(宮)の「変革の深化」
乙女宮に象意を持つ人は、政治経済的な分野でいえば、ある意味「組織運営」自体を象意とするサイン(宮)でもあるのですが、良し悪しはともかく、案外と「本領発揮」の時期となっていきます。
特に昨今、また来年2013年の前半期においては、旺盛な仕事や社会活動が可能となるディレクションのときでもありますので、多忙ながら、存分に自身の能力を発揮をしていける人が大半でしょう。
しかし、「好事魔多し」「驕る平家は久しからず」といわれるように、調子が良いときほど、慎重に現実をみて、傲慢や横柄にならずに謙虚さを保ち、人として守るべき倫理や規範をふだん以上に大事にしなければなりません。

One-Point ◆ 調子の良いときには、一般に相手のほうから寄ってきて、下にも置かないもてなしやおもねりを周囲から受けることがあります。それに気づきにくいのも今の運勢期なので、人の信義や自分の栄枯盛衰は紙一重だと心得て、慢心を戒めておくのが今は好調を維持するコツです。


●「2013年の運勢と変革への対応」のリーディングの概要や「2013年の星の動きのポイント」は、ページ下部に記載しています。

天秤サイン(宮)の「変革の深化」
天秤宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人をはじめとして、この数年間で人生上の大きな転換期を体験してきたことと思います。
天秤宮の中盤や後半に象意を持つ人も、今後は、人間関係や組織関係の変化を含めて、精神的にも、また現実的にも、名実ともに本物の自分自身の態勢に変わっていく「実体の変革」のディレクションの時期を通過していくことになります。
それでも、幸い、昨今、また来年2013年前半は、案外と楽観的に前向きな気分で過ごしやすいし、来年後半以降は、良くも悪くも仕事や社会活動の発展期を迎えますので、一時期であっても何かと忙殺されていくことになりそうです。

One-Point ◆ 「人間関係の変革」をはじめ、内面の「深層意識の変革」など、自分自身の「実体の変革」が、良くも悪くも求められていきます。ホロスコープ(出生天球図)によっても異なりますが、本物の精神性や現実認識を備えた実力者(VIP)や高い人格への転換が必要になるでしょう。

蠍サイン(宮)の「変革の深化」
蠍宮に象意を持つ人は、意図するしないにかかわらず、透徹した「自己への変革」が星のディレクションによってもたらされ、多くの場合、宇宙の真実や社会の現実、また本当の自分自身に目覚めていくことになります。
そのため、実力や見識を備えた人ほど、自分の能力をフルに発揮していくことができるようになるために、人によって1年間ほどのタイムラグがあるものの、TOP(頂点)や、より上の立場を目指したり、場合によっては、「独立」や「自立」が視野に入ってくることになります。
そういった「自己変革」や「人生変革」のディレクションの人生期ともなっていきますので、この時期に、自分にふさわしく、どういった方向性をとるかが、その後の人生の明暗を分けていくことにさえなりそうです。

One-Point ◆ 来年2013年の後半以降になると、恐れるものがないくらいに前向きで、楽天的かつ現実的に、夢や希望や着実性を持って、人生を切り拓いていくことができるでしょう。それだけに、意識や道や方向性を間違えたときのダメージも、人それぞれで、一様ではなさそうです。

射手サイン(宮)の「変革の深化」
射手宮に象意を持つ人は、「変革の深化」のディレクションが正式に始まってすぐ、今年2012年12月前後の対人関係を巡る避けられない出来事が、その後の「変革の深化」の運勢を方向付けていくことになりそうです。
その出来事が「対人関係」なのか、あるいは別の分野になるのかは、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によっても異なってくる場合が多々あるのですが、良し悪しは別にして、これまでの人生を総括するような結果や、自分自身の実体にかかわってくることになるでしょう。
基本的に、射手宮に対する「深化」のディレクションは、自分の「霊性と実体の変革」になりますので、スピリチュアルな霊性面や精神面に偏ることなく、その現実化や整合性も併せ持つことができる本物の自分になることが問われていきそうです。

One-Point ◆ 昨今は、自分で自覚していなくても、どこか現実離れした意識の中で過ごしやすいディレクションの人生期にあります。それ自体は、良し悪しには関係ないのですが、ちゃんと現実の責任を果たしているのか、本物の霊性や実力を備えているかが、求められていくということです。

山羊サイン(宮)の「変革の深化」
山羊宮に象意を持つ人は、今後の「変革の深化」のディレクションを受けなくても、昨今はすでに、一生に一度の「自己変革」のディレクションの中にある人が、案外と多くいます。
今後の「変革の深化」のディレクションは、それに輪をかけるもので、いよいよ山羊宮らしい本物の自分自身や個性へと変わっていくことが求められてくるでしょう。
極論すれば、この変革は、これまでの自分や生き方とは180度ほども変わっていく可能性さえあるもので、それは自分自身の個性の否定というよりも、逆に、本当の自分の個性を見出していくものになります。
変わることを恐れずに、本物の自分を探求していくほうがベストです。

One-Point ◆ 同じ山羊宮に象意を持つ人でも、いろんな個性がありますし、受けるディレクションにタイムラグもあります。どのような個性の方向かということは、ホロスコープ(出生天球図)によっても別々です。このページで断定はできませんが、「本物の自分への変革」には変わりありません。

水瓶サイン(宮)の「変革の深化」
水瓶宮に象意を持つ人は、仕事や社会活動の分野で、責任ある立場を得て、能力や実力を発揮し、使命を果たしていくために、本物の精神性や霊性を持つことが必要になってきます。
「変革の深化」のディレクションというのは、結局、個々人の自由が保障された宝瓶宮時代の「世界的な組織体制」へと、国家や人類全体が変革していくためにもたらされるものなので、水瓶宮に何らかの象意を持つ人は、その方向と軌を一にした個人になっていくことが求められてきます。
そのために社会的な活躍の運勢期を迎えていきますので、逆に、権威主義やワンマンなど権力的な言動に出た場合、一気に運勢を失っていくことも起こりえますので注意が必要です。

One-Point ◆ 社会的に責任あるTOPなどの立場は、それにふさわしい高い精神性や霊性や徳性を身につけていくことが、本来は前提条件です。水瓶宮に象意を持つ人に生じる「仕事や社会活動の変革」は、同時に内面の「精神意識の変革」を伴うことが必要になってくるということです。

魚サイン(宮)の「変革の深化」
魚宮に象意を持つ人は、昨今、情愛あふれた高い精神性など、本来の魚宮らしい内面性を充実させていけたり、また、そういった個性を発揮していける、いわばラッキーなときにあります。
それがうまくいくほど、来年2013年の後半や、早い人では後半に近づくにしたがって、気分も明るく、楽天的でありながら、かつ安易に過ぎることもなく、現実をしっかりと見据えていけるという、大変に良い運勢期を迎えていきます。
今後の「変革の深化」のディレクションは、広く世界に魚宮の高い精神性を広めていくなど、「本物の自分自身への変革」を含めた「友愛意識への変革」となっていくことでしょう。

One-Point ◆ 日本人の美しい精神性は、その民族性である魚宮に象意を持つ人が代表しています。今後の宝瓶宮時代は、魚宮の高い精神性や霊性と水瓶宮の友愛精神とが世界を変え、リードしていきます。両者が魚宮によって体現されていくのが、「変革の深化」のディレクションです。


ライン・ホロスコープの特徴

●画像は1年+前後1か月の「ライン・ホロスコープ」です。
通常のトランシット付きホロスコープとともに、ご依頼された方全員に、A4サイズPDFファイルでお届けいたします。
各サイン1度ごとに目盛をふっていますので詳しくみれます。
ご自身の太陽やASCなどの度数と、星のラインが交わるところがディレクションの時期になります。
そのため、一目瞭然でディレクション(運勢変化)の時期が分かります。

《 リーディングの概要 》

各サイン(宮)の「変革の深化」のディレクションは、上述のようにさまざまです。
これらは同じサイン(宮)であっても、それぞれ自分が生まれたときのホロスコープ(出生天球図)によっても千種万様で、さらに異なってまいりますので、あくまでもご参考に留めおききださい。

「2013年の運勢と変革への対応」のリーディングは、次の要領でお届けいたします。

鑑定する期間
鑑定する期間は、本年のご依頼の受付時から、来年2013年までがベースで、ご依頼主のホロスコープ(出生天球図)の状況によって、その後、数か月から数年のポイントが加味されます。
そのため、個々人によって、多少、期間の違いが出ますのでご了承ください。
主な鑑定内容
 1、2013年とその前後の個別ディレクション。
 2、「変革の深化」のディレクションと運勢対応。
 3、今年12月前後の最初のピークなど。
 4、その他、リクエストへのリーディング。
リーディング・メールの仕様
 5、2013年のトランシット付きホロスコープ(出生天球図)…PDFにて添付
 6、解説付き鑑定(リーディング)文章…HTMLメール、A4判6〜8枚相当
 7、2013年のライン・ホロスコープ…PDFにて添付
 ※リーディングの解説を重点にした文章でのお届けも可能です。
リーディング(鑑定)料金
 一般…計15,000円(税込)
 ※昨年の「2012年以降の運勢傾向」をご依頼された方 12,000円(税込)。
 ※『ホロスコープ・リーディング入門講座』のご購入者 12,000円(税込)。

One-Point ◆ リーディングの解説を重点にする場合、また特に詳しくみてほしいリクエストがある場合は、状況などを含めて「鑑定&お問い合せ」フォームの「メッセージ」欄にご記入ください。
受付先着順に、順次、差し上げます。なお、ご入金は、お知らせする指定口座への振り込みです。
※リーディングの解説を重点にする場合、ある程度ホロスコープを読めることが必要です。

《 2013年の星の動きのポイント 》

昨年末、一時的に影響圏入りし、「アラブの春」など世界的な民主化の動きをもたらした「組織運営変革の深化」のディレクションは、今年2012年8月18日、再び、影響圏に入ります。
今後は、もはや後戻りすることなく10月6日、約3年間におよぶ第1次「深化」のディレクションが正式に始まります。
このディレクションは、土星が蠍宮に入宮することによって、冥王星とのミューチュアル・リセプション(相互交歓)が成立することに伴ってもたらされるものです。
直後の12月前後には、早々と最初のピークを迎え、キッカケとなる出来事をもたらします。
第1次ディレクションの注目ポイントは、やはり「中国」や「北朝鮮」です。
12月前後に予測されるのは、ネットなどで現実(真実)に気づいていった人民(一般市民)が、(民主化や反政府の)動きを強めることなどによって、国家組織が混乱し、体制が崩壊していくキッカケとなる可能性さえあります。
一方、山羊宮の冥王星と牡羊宮の天王星は、第1次ディレクションの期間を含めた昨今の4年間、矩(スクエア=90度)をとり続けます。
これは、宝瓶宮時代に向けて、「変革すべきか、変革せざるべきか、どう成すべきか」といった混乱や対立を生みだします。
蠍宮に入宮する土星は、2013年10月頃まで、魚宮の海王星と三分(トライン=120度)をとり続けます。
「理想」と「現実」という正反対の象意を持つ2つの星の三分(120度)は、複雑さを増し、対応やバランスに工夫が必要になってきます。
また、双子宮〜蟹宮をトランシット(運行)していく木星は、冥王星や土星とYOD(ヨッド=60・150・150)を形成したり、冥王星と衝(180度)をとったり、海王星と矩(90度)や三分(120度)を形成したり、土星と三分(120度)を形成したりと、ことさらに事を大きくしていきます。
それらが個々人において、どの分野で、どんな内容で起こるかは、各自が生まれ持ったホロスコープ(出生天球図)によっても変わってきます。

One-Point ◆ 「変革の深化」のディレクションを一言でいえば、「過去が通じにくくなる」ということです。これまでの考え方や生き方を部分的とはいえ、変えていく必要が生じる方が大半です。それはとりもなおさず、それぞれの分野で、新しい時代の「現実」に即し、「本物」になっていくところに個々の課題が生じます。



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