宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

夢から醒めて現実を認識
[チェンジ]
― 店じまいと新装開店の準備 ―

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水瓶宮25度を通過した土星の魚宮入宮と海王星“回天”

●第1稿 2023年 2月19日 アップ。


「あれ? わたし“夢”をみていたの?」

「そう、何だか“幻想”を抱いて生きてきたみたい」

新たな運命の季節がはじまりました。

お花畑めいた“妄想”から、クオリアルな“現実”をふまえた季節の到来です。

「土星」が魚宮に入宮し、魚宮から「海王星」が去っていく方向に進むためです。



《 土星と海王星の交錯 》

昨今のクオリアルな動き」に書いた最後の部分の概説を兼ねて、土星と海王星のディレクションをお届けいたします。

「えーっ、ウソー」と言われそうな「エネルギー宇宙」のお話でした。

その最後の項目9、土星の魚宮(影響圏を含む)入宮と「建国記念の日」における転換、ならびに項目10、「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションの始まりの概説です。

前者、項目9は、先月2023年1月25日に「土星」が水瓶宮25度を通過し「魚宮」の影響圏に入ったことによるもので、来月3月7日に魚宮に正式に入宮していきます。

後者、項目10は、その1週間後の3月13日に「海王星」が魚宮25度を通過して、ついに「店じまい」をはじめる歴史的変化に関する概要です。

そして2年後の「春分点」通過に向けた「新装開店」の準備へと移っていきます。



One-Point ◆ 項目10は、単なる海王星のディレクションに留まらず、約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の幕引きにつながるものです。歴史的なエポック・メイキングの瞬間に立ち会える面白き時代を楽しみください。


《 深層の精神意識との共鳴 》

さて、皆々様は昨今の動きをどうお感じでしょうか。

社会の表層的な出来事も重要ですが、見える世界すなわち「物理宇宙」をインボルブ(伴う、包む)するように時空を超越した「エネルギー宇宙」が実在します。

で、物理宇宙の太陽系の星たちの動きを写しとった「ホロスコープ」です。

ですが、そのリーディングにおいては、物理宇宙の背後にある「エネルギー宇宙」の働き、すなわち“象意”を解釈するものになっています。

当サイトでいう「星のディレクション」も同様です。

目に見える「物理宇宙」のみならず、時空を超越した「エネルギー宇宙」を含めたクオリアル宇宙全体の根幹法則「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”をリーディングするものだととらえれば分かりやすいでしょう。

個々人の「深層の精神意識」(霊性、深層心理)は、宇宙波動エネルギーの受容体ともなっています。

海王星が、来月3月13日に魚宮25度を通過することによって「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションが始まります。

このディレクションは、昨年2022年(厳密には2021年12月直前)から始まった「深層の精神意識の変革」のデレクションとも相まって、従来の概念ですが“霊性意識”を本物へと覚醒をうながしていくことになります。

One-Point ◆ 「にわかには信じられない!」とお感じの方もいらっしゃると存じます。宇宙波動エネルギーに関しましては「ホロスコープ基本三数講座」でお伝えしています。宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」WEB版もご参考にご高覧いただける講座です。


《 歴史的なパラダイム・シフト 》

さて、魚宮に入宮する「土星」は、起床ラッパのような現実認識のディレクションをもたらします。

たとえば、お昼休みについウトウトして夢見ごこちでいたら、午後の始業開始のベルが鳴りひびくように、仕事など現実に戻っていくことになります。

さらに、直後の3月13日には「海王星」が魚宮25度を超えて2009年以来の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していきます。

同時に、宝瓶宮時代の実際的な社会に向けた「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションが始まっていくのです。

旧い双魚宮時代の「対立二元論」の考えは、漸次、廃れていき、新しい宝瓶宮時代の「共鳴関係論」の考えや言動が今後は次第に当たり前の社会通念に変わっていきます。

昨今の時代の変化や動きを仔細に見ていけば、どこまでご確信が持てるかは別にして、多くの方が相応に感じておられると存じます。

One-Point ◆ これまでは“支配/被支配”や宗教的“善/悪”など「対立二元論」の時代でした。そのリバイバルのディレクションが一段落し、タテからヨコへ、市井の一般人が主人公となっていく「共鳴関係論」が常識となっていく時代への移行です。


《 偽善、欺瞞、勘違い、事実誤認 》

もう少し、具体的に書いておきます。

どのような個人や組織や国家が、かつての「双魚宮時代のリバイバル」による“逆流天運”を失い、今後は衰退していくのか。

左巻きの考えやスタンスの方、“支配/被支配”の権力志向や宗教的“善/悪”など単純な「対立二元論」によって言動されておられる方、また根拠のない主観的なスピリチュアリズムを信奉されている方々などで、なおかつ違法や非道な言動をわれ知らずともされておられる場合です。

総じて、ホロスコープにおいて「海王星」の古い象意の影響を強く受けていたり、自ら発揮されておられる人々や組織、つまりは“まだ見ぬ理想”を掲げ信じ込んでいる方々ほど顕著に現われやすくなります。

“偽善”を善意かのように装い、ご自身でも“勘違い”に気づかずに、“欺瞞”を働いている組織や団体などで、国家においては、独裁支配や強権政治を行なう覇権国家もそうですし、何でも自国が一番と考えるのはいいとしても、排他的になり“事実誤認”や“勘違い”を乱発する国家などです。

One-Point ◆ 海王星の古い象意に加えて、違法や非道などを行なう場合が該当します。“逆流天運”のディレクションは終わりましたので、かつてのようにスルーしてもらえなくなります。ましてや“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」が魚宮に入宮するのでなおさらです。


《 大陸国家の首席さまの例 》

もう少し続けさせていただきます。



ディレクション・リーディングから申し上げますと、双子宮に象意を持つ人は、今年2023年〜来年2024年とこの前後、土星が魚宮をトランシットしていくこともあって、社会的な地位や役割などがアップしていきます。

双子宮生まれ(太陽)だけでなく「星のディレクション」が働く象意ポイントを双子宮に生まれ持つ方々も同じです。

たとえば、お隣の“偉大”な大陸国家の総書記さまは、出生日時が不明ですが、6月生まれなのでそうなります。

土星が魚宮に入宮する3月から異例の3期めに入り、昨年10月の党大会(代表大会)で周囲をイエスマンで固めた「一強体制」が決定しましたので、ワンマン支配が確立したうえでの船出です。

ところが、危うくも“強固”な地位は、ご本人によくても、組織的また国家的には上述の「星のディレクション」によって、ますます“天運”に見放されていき、ほころびを見せていかざるをえないものになっています。

また、ウクライナを侵攻をしたロシアも類似で、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最後のピークを迎えた昨年2022年の遅くない時期に、和解でも何でも決着をつけるべきでした。

ですが、この時期までもつれ込んだ以上、どちらが良い悪いではないのですが、もはや“逆流天運”は失われました。

今後は、今まで以上に攻勢や好転は難しくなりますので、ドンパチを回避していく友愛精神(和、絆、民度)による宝瓶宮時代の方向に向わざるをえません。

One-Point ◆ いかがでしょうか。組織や団体また国家を事例にすれば分かりやすいと考え、一例として挙げてみました。上述の内容は、個々人においても類似です。ホロスコープ(出生天球図)はもちろん言動の内容が上述に類似される方は、セルフチェックをされておかれることをお奨めいたします。





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