宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

ホロスコープ随感 その18
The READING Revolution
― 古い占断は捨てましょう ―

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パラダイムシフトの今日、占星術は変わる

●第1稿 : 2023年 6月13日アップ


現在は、歴史的な「パラダイムシフト」の時代に突入しています。

「信じるか信じないかはあなた次第」ですが、現実に起きている“異常”とも思える社会の状況はなにゆえでしょうか。

アストロロジカル・エイジ(占星学的な時代区分)からみていくと、納得のいく答えがハッキリと理解できます。

約2,160年(計算値)ぶりに起きている“エポック・メイキング”です。

双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)から宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)へのパラダイム・シフトが起きているために、個々人に身近な分野でも確実に変化していきます。

《 TOPと一般人の平準化 》

政治の世界にかぎりません。

気づくと気づかないとにかかわらず、過去の常識では理解し難い状況が生じてまいります。

もっとも、それらの多くは最初は驚き、やがて常態になって、そういうものかと慣れが生じていきます。

中には(新しい)時代の流れとともに自然消滅していくものもあります。

近年、突出した市井人がスーパースターになるケースがいろんな分野で増えてきたのですが、最近ではふつうになりました。

昔の話で恐縮ですが、昭和時代に「銀幕のスター」と呼ばれる人たちがいて、映画館で拝めるだけで、プライベートな生活の様子が明かされることはないために、スクリーンの中のかっこよさがその人の実像かのように思い込むケースが多々あったのはご存じのとおりです。

今はもう、そんなことは完全にありません。

歌舞伎役者であろうとテレビで見れるし、バラエティーにふつうに出演して“素”をさらしているし、何なら「会いに行けるアイドル」よろしくネットでふつうに交流できていたりするためです。

One-Point ◆ 当たり前のことを書いていますが、奇しくも、昭和が終わった平成元年(1989年)以降、宝瓶宮時代がはじまり、上下の別なく共鳴関係の「友愛化社会」へと移行していくことで、そうなったものです。もっとも、平成生まれにとっては生まれてこのかた当然です。





《 古典アストロロジーの論理破綻 》

で、本題です。

他分野はともかく、占星術やアストロロジーの世界、「星読み」や「占断」また「ホロスコープ・リーディング」といわれる分野では、とくに顕著なパラダイムシフトが認められます。

双魚宮時代から宝瓶宮時代へ「アストロロジカル・エイジ」の変遷なので当然です。

もし、万が一にも「そんなこと全然ないよ」という占星師の方がいらっしゃいましたら問題です。

理論面でいえば、基礎の基礎の「春分点歳差」の知識が抜けおちているか、感性面でいえば、双魚宮時代の理論理屈を超えて真実を突くアンテナに問題があるか、妄想に偏して双魚宮時代と運勢をともにしていくのか…。

もしくは、逆にまだ始まってもいないのかもしれません

もっとも、当サイトにアクセスされておられる方で「ヘンなこと書いてるなぁ。まぁ、たまには見てやるか」と気が向かれたときにでもご高覧されておられる方の中には、そういった時代遅れのタイプの方はいらっしゃいません。

きっと寛容な方で、ご自身で気づいていなくても「宇宙波動エネルギー」と共鳴し、無意識にでも何かを感じていたり、知らない何に導かれている方です。

One-Point ◆ 「宇宙波動エネルギー」は、新しい宝瓶宮時代のアストロロジーの概念です。第3章「宇宙波動編」から公開しました。「宇宙波動エネルギー」なくしてアストロロジー「星学」や共鳴世界をリーディングするホロスコープは成り立ちません。


《 概念、言霊、波動パワー 》

では、占星術やアストロロジーのパラダイム・シフトは何でしょうか。

時がこないと書けないことも多いのですが、ここでは今現在、明らかになっている中で2つ3つご紹介させていただきます。

最初に大前提となる「概念」のお話をまずさせてください。

パラダイムシフトは、多くの新しい概念を生みだすからです。

既存の単語ではご説明ができないことも多々あり、同じ言葉を使っていても、お互いに概念が異なるとご理解できないことが起こり、双方ともに時間のムダになってしまいます。

言語には、理知的に「概念」があり、感覚的に「言霊」があり、実際的に作用をもたらす「波動パワー」を秘めて用いられているためです。

とくに、「星読み」や「占断」(鑑定)また「ホロスコープ・リーディング」という語句をどのようにとらえているのか概念を確認しておかなければなりません。

One-Point ◆ 言葉のとらえ方は一人ひとり微妙に異なります。ここでは「星読み」は星をメインとして解釈をしているもので、「占断」(鑑定)は“ホロスコープ占い”のことで、「ホロスコープ・リーディング」は何はともあれ、総体的に解釈するものをいいます。


《 ロマンを伴なった“星読み” 》

まず、ご理解いただきたいのは“星読み”の不満足です。

星をメインとして解釈できても、ホロスコープ全体をリーディングすることはできません。

ロマンを伴なった美しい“星読み”という言葉なので、言霊イメージに敏感で優先度を“爆上げ”して受け入れる不思議系の感性に優れた方に対してセンシティブに訴求します。

ですが、ゆえにご注意ください。

星は重要とはいえホロスコープを構成する1パーツだからです。

星の持つ象意は適応範囲に限界があるため、どんなに“星読み”を探求し続けても“井”の中から出ることはできません。

それだけでホロスコープを偏らずに総体的に読めるようには一生ならないことを断言できます。

占星術の主観的な占断手法を、美しい言葉で“星読み”と言い替えているわけで、かえって視野狭窄を起こして未来を狭めているためです。

One-Point ◆ 星の象意はパラダイム・シフトによって変わります。白羊宮時代の共鳴星「火星」しかり、「金星」もそうですが「木星」の一部を含めて双魚宮時代の共鳴星(支配星)「海王星」も現在、象意を変容中です。


《 The READING Revolution 》

もっとも“星読み”という言葉の問題だけではありません。

時間的には、「パラダイム・シフト」に呼応できるかの問題です。

空間的には、“星”に留まらず「ホロスコープ全体を読む」といった現実の問題です。

関係的には、「宇宙波動エネルギー」に伴なう共鳴リーディングが欠かせない時代だからです。

宝瓶宮時代の社会は、“タテ”の序列が“ヨコ”に平準化していきますので、ひとことで言えば次元がパラレル(並行)またフラクタル(相似)に拡張していくことになります。

いずれにしても、表題のように「The READING Revolution」は必至です。

“星”だけでなくホロスコープを成り立たせているのはすべて「位置関係」ゆえに、構成要素(占星要素)全体にかかわるアスペクトは、象意の90%以上を占めています。

One-Point ◆ 「なにをホザいているのか分からない」という方は、双魚宮時代の“物理的”また“神秘的”な視点だけでなく、“ブレイク・スルー”(既成概念の突破)をご検討ください。両視点にない「共鳴関係」がリーディングの肝になっているためです。




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