宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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このサイトの内容は現代占星術にとって驚きでしょう。
宇宙の根幹法則「基本三数」による理論解釈がその一つです。
同時にいずれ占星術の時代は終わるというメッセージだからです。
西洋占星術にさまざまな「術派」や「解釈」が生じるのは、なぜでしょうか。
それは、西洋占星術そのものに満足できない部分があるからです。
その根本の理由は、オカルト解釈への不満です。
逆にいえば、占いから「実学」への転換を望んでいるからではないでしょうか。
●第1稿 : 2005年12月15日アップ
●再改訂稿 : 2022年 4月 2日アップ
皆さまに率直にお聞きいたします。
西洋占星術に行き詰まりを感じたことはありませんか?
真摯に向き合い、探究し続けている人ほど、その傾向が強いのです。
勉強したり研究していけば、いつかは確実に当たるようになると思っていたのに、いろんな術派や解釈を知って逆に混乱と限界を感じていくのです。
私は中学生のときに自分探しから西洋占星術に興味を持ちました。
『西洋占星術』(門馬寛明著:カッパブックス初版1966)を購入した記憶があります。
他の占いよりも、自分の奥深い世界を西洋占星術が言い当てていたからです。
それから今日に至るまで、40年近くも西洋占星術に慣れ親しみ、その間、多くの西洋占星術の書籍にも目を通して、それなりに理解を深めてきたつもりです。
その結果、10数年前に西洋占星術の亜流ともいえる「13星座占い」が出てきたあたりからです。
「何だかなぁ〜」、という解釈の出版物や、テレビ番組に出る名の通った西洋占星術師や研究家を目にすることが多くなりました。
かつての純粋さが西洋占星術から失われ、すでに混迷していると感じてきたのです。
One-Point ◆ 私は西洋占星術の占い師(アストロロジャー=astrologer )ではなく、本業は別にあります。アストロロジスト(astrologist )として一線を画しています。その立場から見たときに現代西洋占星術はまもなく終わる、本来のアストロロジーに変わっていかざるをえないと確信したのです。
現代西洋占星術を頭から信じて、解釈を深めれば100%“当たる”と盲信していると間違った道に進みます。
“当たらない”部分があるからと、ご自分を未熟に感じたり、解釈やノウハウを深めようとしたり、あれこれいじっても、副作用が生じたり、つぎはぎだらけの解釈になってしまいます。
少し距離をおいて、宇宙と人生の哲理が分かれば、ホロスコープとはどんな仕組み象意解釈で成り立っているのか。
また、個人や社会とどのように関与しているのかが見えてきます。
そこから本当のリーディング(ホロスコープ解釈)がはじまっていくのです。
現代占星術が混迷している理由は、大きく二つあります。
一つは、ホロスコープの解釈に信頼できる原則(基礎理論)がないため、さまざまな術派や解釈が生じ、混乱を深めつつあることです。
現代占星術の大きな流れにユング心理学との結合によって理論化したり、科学的だと権威づけようとする試みがあります。
ユングは現代占星術を知っていました。
彼は、占星術にヒントを得て心理学(学問)で潜在意識の世界を説いたのです。
なのに、ユング心理学を現代占星術の理論づけに使うなんて逆ぅ!
バカじゃないの?(失礼!)
ユング心理学から、占星術が派生したわけではありません。
ホロスコープから星の動きを読んで、そこから人間の心理や運勢を知ろうとするのが占星術であることは明白です。
であれば、心理学からではなく、素直に星や宇宙からホロスコープ解釈の原則(基礎理論)を見出せばよいのです。
One-Point ◆ 「海王星」発見後、19世紀後半の世界的なスピリチュアル・ブームとともにオカルトチックな星占いが萌芽します。それは、アストロロジーから鞍替えした“古典占術師”らの介入によって現代占星術(ホロスコープ占い)に変わっていきます。
アストロロジーの原点は本来、「時の科学」です。
ホロスコープの語源が「ホロスコポス」(時を見張り人)であることからも、それが分かります。
時の流れ(時代)を読むことは、アストロロジーまたホロスコープの原点なのです。
古代オリエント占星学では、それは暦(こよみ)という役割を担っていました。
宝瓶宮時代のアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)では、それは昨今、喫緊の今後の歴史の方向性をお伝えすることです。
また、個々人に働く時(とき)の運勢変化(作用)をリーディングしてお伝えすることです。
それを「星のディレクション」(運勢変化、歴史変化、状況変化)と呼んでいます。
混迷しているもう一つの理由は、現代占星術にインスピレーションを与え、はぐくんできた双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)が終わりを迎えたからです。
人類は、新たな占星学的な時代区分「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)を迎えたのです。
双魚宮時代の価値観や常識の枠組み(パラダイム)が徐々に失われ、歴史的な大転換(パラダイムシフト)が起きつつあります。
現代占星術も例外ではありません。
詳しくは、ご説明が人類歴史におよび長くなりますので、当サイトの「宝瓶宮時代と占星学」などをご一読ください。
要は、宝瓶宮時代が新しくはじまったために、占星術も今後約2,160年間続く宝瓶宮時代の新しいアストロロジーに変わらなければならないし、必然的にそうなっていくということです。
その方向性への第一歩が、このサイトで提起している通称「宝瓶宮占星学」です。
まあ、名称は何でもよいですよ…。
One-Point ◆ これまで占星術を支え発展に導いてきたしてきた「海王星」の象意、“インスピレーション”が失われ、“混乱”(混迷)を深めていく以上、仕方のないことです。時代の波動が変わったので、インスピレーションは間違ったり、働きにくくなります。それが昨今の現代占星術です。もはや混乱を深めつつ漸次、衰退に向かうしかありません。
かつて双魚宮時代をリードした思想や宗教が、“空想的”であったのに対し、これからの宝瓶宮時代は、現実の社会理想の実現に向かいます。
それゆえ、大衆に密着した政治やビジネスには、宝瓶宮時代の影響が顕著に現われていくようになります。
宝瓶宮時代は、双魚宮時代のように権力主導ではなく、大衆が主役の民主主義の時代だからです。
詳しくは、当サイトのいくつかのページをご覧ください。
人生に役立つ新しい時代の方向性や、ビジネスのあり方、個々人の生き方などが、端々や行間から読みとれ、今後の人生のご参考になるでしょう。
そこで、新しいアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)ってナニ? ということです。
ちなみに、国や国王など為政者のための実用的占星学(古代オリエント占星学)から、約2,000年前の双魚宮時代の影響圏に古代ギリシャの世界観「四大元素説」をベースにしたアストロロジー(通称:古典占星学)が発祥しました。
ですが、近代科学の発展と「天王星」の発見によって、よって立つ理論的根拠を失い廃れていきます。
そこに、19世紀の「海王星」の発見とともに萌芽しはじまっていったのが、“ホロスコープ占い”に堕した現代西洋占星術です。
宝瓶宮時代のアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)は、これとは逆に、“当たる/当たらない”の理論を捨象したホロスコープ占いから本来の実学へと新しい地平を示します。
もっとも、真の実学には「波動共鳴科学」ともいうべき未知の分野の解明を待たなければならないでしょう。
なので、あと百年の単位がかかるかもしれません。
それまでは、宇宙哲理に基づく実践的な社会学として、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)は活用されることになります。
「実学」へのターニングポイントとして「人生学」や「運勢学」の方向や、宝瓶宮時代をにらんだ「未来学」の方向性が考えられます。
水瓶宮また宝瓶宮時代の共鳴星(現代占星術では“支配星”)は「天王星」だからです。
今後、人類また世界は紆余曲折を伴いながらも、「友愛社会実現」の方向に動いていかざるをえず、個々人も「個性」発揮によって幸福(満足)やビジネス上の繁栄を得ていきます。
One-Point ◆ 現代占星術の“当たる/当たらない”や“吉凶解釈”は、時代の現実にそぐわなくなってきていることにお気づきですか? 時の移り変わりによる運勢変化(星のディレクション)を知って、人類の新しい方向性や運勢を理解すること、それが宝瓶宮時代のアストロロジーの今日的命題です。
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