宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
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●第1稿 2023年 1月28日 アップ。
●リライト 2023年 1月29日 アップ。
そろそろ書いてもいい頃です。
というか真相をお伝えしておきます。
海王星の歴史的な使命は「双魚宮時代」を終わらせることでした。
自らの“勘違い”や“欺瞞”の象意によって、20世紀に「対立二元論」を燃え上がらせ、ついには自滅的に爆死させる“二重スパイ”(工作員)のような役割です。
このことによって新時代を迎える緒に着きました。
カラクリは次のとおりです。
双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の末期、1846年に発見された海王星の象意を伴なって「共産主義運動」と心霊ブームこと「近代スピリチュアリズム」が立ち上がりました。
両者は、新たに“支配星”となった海王星の波動によって天運を伴ない、20世紀に一大ムーブメントを巻き起こしました。
とはいえ、当時の海王星の象意“まだ見ぬ理想”に基づいて、実現不可能な幻想世界の到来を夢みて信じたのです。
海王星の“勘違い”や“事実誤認”また“欺瞞”といった古い象意に基づいて、それが必然だと信じた壮大な社会実験でした。
今、話題のColabo問題に代表される“公金チューチュー疑惑”にたとえれば、21世紀は“逆行天運”に守られてオモテに出ることはなかったのです。
出ても大きく問題視されることはなく、もみ消されることが起こります。
One-Point ◆ 「天運」とはそういうものです。しかし“逆行天運”をもたらしてきた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、昨年2022年を最後のピークに、今年2023年には一段落していきます。
波動的とはいえ、1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」によって歴史の大河は流れはじめています。
そこに逆流する渦巻きのように生じたのが、2009年から始まった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションです。
歴史の大河のなかでの逆流なので、限度があるのですが、左巻きの共産主義的な活動はカタチを変えて“秘密裏”に復活していったのです。
同様に心霊ブームも、ヒーリングやパワースポットなどに姿を変えて復活しています。
政界においては2009年の選挙で自民党が大敗し、旧民主党による左翼政権が誕生しました。
しかし、政権運営の経験がないことから、結局は左巻きの官僚の暗躍によって行政も歪められていったのです。
One-Point ◆ その後、分裂した旧民主党の流れを最も強く受け継ぐのが、立憲民主党であることはご存じのとおりです。それはともかく、宝瓶宮時代が波動的とはいえ正式に始まることによって、オモテ向きの活動が難しくなった彼らは地下茎のように潜行していったようです。
右でも左でも何であっても、天運が伴えば、その時期は多少の不正があってもオモテに出にくく守られることが起こります。
事実、2009年以降のこの時期は、左巻きグループや組織にかかわる疑惑や怪しげな活動は、お仲間のマスコミによってスルーされたばかりか、逆に素晴らしい活動かのように報道されるなど、善意の国民を欺むいてきたのです。
ただし、逆説的に述べますと、このことは「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの一環として必要でした。
なぜなら、マスコミのお墨付きをもらった彼らは、何をしても許されると“勘違い”をして、いっそう“事実誤認”を深めて“欺瞞”のかぎりを尽くしていくようになったからです。
何のことかというと、宝瓶宮時代の歴史の大河の流れの中にありながら、そのことで逆流する渦巻の中で踊り狂い、良識ある大衆の疑念を深めていったことを、やがて知ることになるからです。
One-Point ◆ 渦中にいると、近視眼的に身の周りしか見えなります。ですが、天から俯瞰するように宇宙の根幹法則から見ていくと、歴史の大河の全体の流れも、またどこに流れていくのか地平線までも見えてきます。彼らは“逆行天運”を失ったとき、すべてが暴露されることに思いもよりませんでした。
もし、木星が双魚宮時代の“支配星”のままであれば、精神的かつ学術的な木星の象意によって、“勘違い”や“事実誤認”また“欺瞞”に至らず双魚宮時代の社会体制は続いていたでしょう。
ですが、それだと人類歴史の発展が止まってしまいます。
宇宙プログラムに沿って海王星が発見され、双魚宮時代末期の“支配星”に変わったのです。
海王星は、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」の軌道計算によって外側に第8惑星の存在が推測され、実際に観測することで発見されました。
これは、宝瓶宮時代をもたらすための「海王星」だったことを意味します。
当時の「海王星」の古い象意“まだ見ぬ理想”を思い描き踊らされたのが「共産主義思想」や「近代スピリチュアリズム」だったのです。
時代の天運に乗って20世紀を駆け抜けたものの、結局は海王星の象意“欺瞞”に自らも取り込まれて歴史的な役目をいずれ終えていくことになります。
One-Point ◆ もっとも、海王星自体は消滅することはありません。今後は「春分点」(牡羊宮)の影響圏へと進んでいき、新しい象意の海王星へと生まれ変わっていきます。このことは機会をみて取り上げます。
最後に、ポルターガイスト現象による“心霊ブーム”こと美称「近代スピリチュアリズム」に触れておきます。
対立二元論に基づいて「共産主義」から完全否定される「スピリチュアリズム」ですが、“まだ見ぬ理想”(世界)を思い描いた点で両者は同じ側面をともなっています。
後者は見えない世界ゆえに問題は表層化しにくいのですが、今後は「深層の精神意識の変革」のデレクションが本格化し、同時に「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションへと移行していくほどに、心霊世界の“勘違い”や“欺瞞”がただされていくことになります。
もう一つ、新興宗教も海王星の霊界的な象意によって誕生したものです。
“神を科学する”という不可能な名目で、霊媒師マダム・ブラヴァッキーらによって設立された19世紀の神智学協会ですが、その占星術ロッジから普及したのが、昨今の“ホロスコープ占い”です。
秘境占星術による「現代占星術」がそうで狭義の「西洋占星術」を意味します。
One-Point ◆ 「天網恢恢 疎にして漏らさず」。宇宙の計らいは人知を超え秀逸です。「クオリアル・シンキング」(基本三数思考)によって時代の流れは相応ながら見えてくるものです。
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