宝瓶星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

三題話:米、国民、今年
[2025年]
― 牡牛宮&水瓶宮&魚宮 ―

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今年2025年は両時代が混じる“汽水域”のとき


●第1稿 2025年 5月26日 アップ。


何気に過ごす日常生活。

いろんな出来事が起きてニュースが流されます。

“反権力”だったマスコミも、いつのまにか官僚や政治家の御用達機関に成り下がり、俗称“マスゴミ”とまで呼ばれるようになりました。

そのマスコミが取り上げなくても、ネットには玉石混交の情報がアップされ、トップダウンではなく、自分で自由にチョイスして真実の情報を選べます。

で、本題の2025年の三題話「米騒動、国民デモ、今年の汽水域」についての雑文です。


雄牛座ではなく「牡牛宮」?

西洋占星術では「雄牛座」と誤って表記します。
「雄牛宮」ならまだしも、いまだもって「〜座」はありません。
理論を捨てたので、理由が分からず2,000年以上昔の古典アストロロジーの星座名まま自覚できないのです。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と一緒で、みんなと一緒でないと怖くて改める勇気を持てない隷属者です。
「宝瓶星学」は占星術ではなく、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」に基づくこともあり“雄牛座”ではなく「牡牛宮」と表記しています。
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※勝手な理屈だと思われるかも知れません。
通称;宝瓶宮占星学と呼称していた頃の記事ですが、「牡牛宮、雄牛座、金牛宮」をご高覧いただければご理解いただけるでしょう。


《 日本を揺るがす三大テーマ 》

副題に「牡牛宮、水瓶宮、魚宮」と書きました。

ピンときた方は、初期の通称:宝瓶宮占星学、また現在の「宝瓶星学」サイトをご高覧の方でしょう。

2006年にアップした、時代と日本を読み解く大ヒント「日本は何座宮?」で触れた内容です。

国家を象徴するのは、西洋占星術では言われませんが、「現体制、国体、民族性」の3つです。

日本は、民族性が「魚宮」、国体は「水瓶宮」、戦後の現体制は「牡牛宮」によって象徴されています。

一方、西洋占星術では、日本は「天秤宮」と1つだけのサイン(宮)で考えられています。

One-Point ◆ まあ、魚宮と水瓶宮と牡牛宮のソフトな側面をミックスさせれば、天秤宮っぽくなります。でも、天秤宮の隠された知的面が日本にあれば、もっとうまく立ち回ってきたと思います。きっと一面のみをみて「天秤宮」とご判断されたのでしょう。


《 牡牛宮:令和の“米騒動” 》

で、本題です。

日本の現体制「牡牛宮」は、現実の“日常生活”を重視し、衣食住の快適性や生活の安全性を意識しベースとします。

そのため、食材が豊かで美味しい日本で「コオロギ食」を勧めても、絶対に根付きません。

逆に大反発が起きます。

また、令和の“米騒動”ともいえるコメ不足や価格高騰も同様です。

日本人が主食として大事にしてきた米を海外に流したり廃棄し、日常に食するコメを不足させ、価格を高騰させれば、国民有権者の大反発は必至です。

俗にいう「食い物の恨みは怖ろしい」どころではなく、放置したのか促進したのか知りませんが、政府や官庁またJAなどは潜在的に全国民を“敵”に回したことになります。

One-Point ◆ なぜ、潜在的なのかは、「牡牛宮」は我慢強いので表には出しません。ですが限度を超えれば、大地をもひっくり返ず大激怒を発揮します。このことをアストロロジカルに実学として知っておけば、宝瓶宮時代の実働社会へ進む今日、バカなことはしなかったはずです。




《 水瓶宮:国民の自発的なデモ 》

次のお題は、上述とも関連しますが、財務省解体デモなど自発的な国民の動きです。

お上に従属してきたこれまでの双魚宮時代の日本人であれば、左巻き組織の主導による義務的なデモはあっても、国民の一人ひとりが自発的に参加し全国的に拡散したデモはありませんでした。

財務省解体に留まらず、自民党やJAに対しても起こりかねないと聞きおよびます。

なぜ、このようなことが起きるようになったのかといえば、昨年、“分水嶺”のピークを越え、以降、坂道を転がり落ちるように宝瓶宮時代の実働に向かう歴史の大河の流れが止まらなくなったからです。

宝瓶宮時代は“支配/被支配”の時代ではなく、国民の一人ひとりが主体責任を伴ない、主人公となっていく時代でそこに時代の流れに伴なう天運が働くためです。

One-Point ◆ 「水瓶宮」を国体とする日本はとくにそうです。もっとも、個々人には自由な意志が付与されていますので、ご自身の判断で異なる選択も可能です。ただし、その場合も自己責任が伴なうことは言うまでもありません。




《 魚宮:汽水域の今年2025年 》

汽水域イメージ
●画像はイメージです。川の淡水と大海原の海水が混じる河口付近を汽水域といいます。

そんなこんなで、当サイトで何度もお伝えしているように、信じようが信じまいが今年2025年は、河川の真水と海水が入り混じるような汽水域のときです。

昨年2024年11月のトランプの当選によって“分水嶺”のピークを見事に超えた人類です。

今年は3月30日の「海王星」の春分点越えによって「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの終了を迎え、来年2026年1月27日の正式な春分点越えによって、二千年以上続いてきた双魚宮時代が完全終了していきます。

そのときまで、両時代の“宇宙波動”が併行して働き作用する昨今です。

重要なことは、今年2025年を猶予期間として、どのように「霊識」を踏まえた前人未到の宝瓶宮時代を乗り切る準備と意識化の備えをしておくかです。

3月30日に再スタートし、正式に始まった「霊識開元」の複合ディレクションは、「天王星」が7月7日に双子宮に正式に入宮していくことで本格化し、新局面を迎えていきます。

One-Point ◆ 双子宮は西洋占星術で言われる“関係性”を象わすだけでなく、法則性にかかわる宝瓶宮時代の象意があります。そこに宝瓶宮時代の共鳴星で“改革”などを象わす「天王星」が、水瓶宮の「冥王星」と三分(トライン=120度)をとったまま正式に入宮していくため、時代的な意味は大きくなります。




《 時代の運勢が伴わない支配層 》

「宝瓶星学」のディレクション(運勢変化、時代変化)を知らずに社会の出来事をみても、「ヘンなことが起こる時代だなあ」で済ませてしまうでしょう。

また、時代の流れや方向性に気づかずに、誤ったご判断や行動をとるかもしれません。

ですが、歴史の大河の流れに沿い「宝瓶星学」を活用することで、時代の進展とともに流れや方向性が見えてきて、次第に天運が伴なうようになります。

その逆張りを既存の“支配”による社会通念で知らずにしているのが、時代の運勢が伴わなくなった支配層:財務省や自民党です。

ちなみに、星をルーラー(支配者:支配星)として、サイン(宮)などホロスコープを解釈する双魚宮時代の占星術も類似です。

いずれでもお好きにされていいのですが、双魚宮時代の社会通念を“ジョーシキ”として正しいと思っても、歴史の大河に逆流し、いつかは知らずに呑み込まれていくことになります。

One-Point ◆ 宇宙この世界の根幹法則「基本三数」に伴なう“宇宙大自然”の法則がそうなので仕方がありません。時空を超越して見えないのですが、抗うのは天国“霊界宇宙”に行ってもムリで、大宇宙の外に出るしか道はありません…。





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