宝瓶星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
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●第1稿 2025年9月3日 アップ。
雑話です。
来週9月8日(2025年)の満月が“面白い”と思ったお話です。
当日は正反対に位置する「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」に隣接する満月で、そのため「皆既月食」になります。
さらに、魚宮の「ドラゴン・ヘッド」また「月」を頂点に、獅子宮の「金星」と天秤宮の「火星」が底辺となって、YOD凧(ヨッド・カイト=30/30/150/150)を形成しての満月です。
「凧」(カイト)なので、頂点の「ドラゴン・ヘッド&月」に尻尾となるのが、「ドラゴン・テール&太陽」です。
その直前には「水星」もあって連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)が形成されます。
ジャストの満月となる午前3時12分のホロスコープが下掲です。
●「霊識開元」また“既存権力の崩壊”とリンクする9月8日の満月を頂点とするYOD凧です。
場所は「東京」で作成しました。
ホラリー・リーディングではないため、基本点のアスペクトは書き込んでいません。
月食のはじまりは1時27分頃です。
皆既月食となるのは、2時半頃からで上掲のホロスコープの3時12分頃をピークとして3時53分頃まで続きます。
その後、部分食が終わるのは日本の夜明け間近、4時57頃です。
One-Point ◆ 方角は南西から西方向です。東京の場合は南西に40度付近の高さから西側の地表間近5度あたりまでの月食です。終盤はビルに遮られるかも…。ホロスコープでは魚宮の満月ですが、星座では「みずがめ座」での皆既月食です。
この満月を形成するアスペクト・パターンは面白いです。
一見、関係なく思えるかもしれませんが、去る7月の「霊識開元」の複合ディレクションの本格スタートに伴ない、8月31日に大々的に行なわれた「石破やめろ! デモ」と共鳴またリンクしています。
首相官邸前でのマイク・ラリーをメインに、集まれる広場がないため、デモ参加者は歩道に沿って1km以上もの列をなしていました。
マイク・ラリーでは、「財務省解体デモ」と同様に個々人が声をあげ、その中でも声を震わせてはじまった女子高生の「移民反対」や「日本を返せ!」といった涙の訴えが世界的にもインパクトを与えました。
「霊識開元」のウラ・ディレクション、一般国民による“既存権力の崩壊”をもたらす歴史的な国民大衆の声によるデモだったのです。
One-Point ◆ 当該デモから満月まで8日間のタイムラグがありますが、共鳴関係が認められます。「月」は“大衆”(女性)を象わし、「太陽」は“組織や国家の中心”(首相など)を象わします。「満月」を頂点とするYOD凧=30/30/150/150度が、パーソナル・プラネットのみで構成されていることにご注目ください。
「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」は、太陽と月の軌道の2つの交点のことです。
すべての星には交点があります。
かつて“龍”が月や太陽を“食らう”(月食、日食)と考えたことから命名されたのですが、他の星の交点(ノード)と区別するために、重要な象意を有するため個別に「ドラゴン・ヘッド」また「ドラゴン・テール」と称しています。
9月8日の満月は「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の位置で起こるために「皆既月食」なのですが、「月&ドラゴン・ヘッド」を頂点とするYOD凧=30/30/150/150度であり、底辺は「金星」と「火星」、尻尾は「太陽&ドラゴン・テール」で、そこには「水星」が合(コンジャクション=0度)です。
つまり、「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」を含め、すべての「パーソナル・プラネット」が総出演して見事に形成される「満月」を頂点とするYOD凧=30/30/150/150度です。
One-Point ◆ 「パーソナル・プラネット」というのは、「太陽」〜「火星」までの星で、文字どおり、個々人に関わる象意を特徴とします。一方、「霊識開元」の複合ディレクション(ウラ“既存権力の崩壊”)は「ソーシャル・プラネット」の中でも宝瓶宮時代の影響圏に入って発見された「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の歴史的な小三角(ミニトライン=60/60/120度)によって構成されています。
正反対に思える対照的な構成ですが、極と極は通じるように共鳴関係が見られます。
宝瓶宮時代は「太陽」が象わす“社長”や“首相”など権力者の支配や意向によらず、国民一人ひとりの“自由”や“友愛精神”(和、絆、民度)など民意によって営まれていく時代です。
宝瓶宮時代の共鳴星は「天王星」だからです。
天王星の特徴的な象意は「自由/個性/友愛精神」なのでそうなります。
昨今の「霊識開元」の複合ディレクションは、土星外惑星(天王星/海王星/冥王星)の個々のディレクションによって、国民の一人ひとりが「霊識」に目覚めていき、今後の宝瓶宮時代の実働社会を生き、築いていくベースを培っていくものです。
One-Point ◆ 時代の流れとともにある「天運」がそこに働きます。その人数が増えるほど、ウラ・デレクション“既存権力の崩壊”が実効力を持ち働くようになっています。首肯する首肯されないはご自由ですが、前人未到の宝瓶宮時代の「共鳴関係論」からそのようになっているのです。