宝瓶星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
HOME > 新しい時代-INTRO > 新旧の象意比較一例
●第1稿 2025年 5月30日 アップ。
これまでの双魚宮時代の末期と、今後の宝瓶宮時代とでは象意解釈はどのように異なるのでしょうか。
アストロロジカル・エイジが変遷すると、過去そうですが象意の解釈は変化しまず。
かつての通称「宝瓶宮占星学」と、共鳴波動による「宝瓶星学」での比較ですが、その一例をご紹介いたします。
現在、春分点に合(コンジャクション=0度)の「土星&ケレス&海王星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)が一例です。
双魚宮時代の“時代波動”の占星術から見えてくることはありませんが、「究極のマスターコース」のご参考にもなります。
双魚宮時代から宝瓶宮時代にパラダイムシフトが進むこの時期に、「海王星」が春分点を越えて、「土星」や「ケレスと」合(コンジャクション=0度)をとることに驚かされます。
宇宙の法則(≒天意)って、ホントよくできているんです。
宇宙この世界の根幹法則「基本三数」から象意を解釈しリーディングしていくと、ことあるごとに感じます。
たとえば、双魚宮時代の末期を操ってきた共鳴星「海王星」に対して、正反対に“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」が春分点を越えて「海王星」を打ち消すように働きます。
過去に「土星&海王星」の合=0度は、人知れず「宝瓶宮時代のビッグバン」が起きた36年前、1989年に山羊宮で「土星&天王星&海王星」の三重合=0/0/0度が形成されています。
One-Point ◆ それはそれで意味があるのですが、今回の春分点での三重合=0/0/0度は「ケレス」が含まれます。現代占星術の十大惑星(メイン・プラネット)に入らない小惑星ですが、めっちゃ重要です。
「宝瓶星学」では、十大惑星惑星に「ケレス」と「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール」を加えて、12(13)個でリーディングを行ないます。
なぜなら、宇宙森羅の最小象徴数が12数だからです。
もし、古代ギリシャに発祥した四角いホロスコープが12区分でなければ、今日まで2,000年以上も続くことはありません。
宝瓶宮時代の影響圏が1630年にはじまって171年後、その20年前に発見された「天王星」に次いで1801年に「ケレス」が発見され、現在、小惑星番号1番が天文学によってつけられています。
一方、「ノード」はすべての星に複数対ありますので、宝瓶星学ではジョーティッシュ(インド占星術)がそうですが、太陽と月のノードのみ「ドラゴン・ヘッド」「ドラゴン・テール」と呼称しています。
One-Point ◆ 西洋占星術を学んでいたとき、数々のマイナー・アスペクトや小惑星、果てはアラビック・パーツまで取り入れてみました。ムダでした。「基本三数」を発見後「ケレス」のみ別格だと気づきました。
本題です。
春分点での現在の「土星&ケレス&海王星」の三重合=0/0/0度の正しい意味象意はなんでしょうか。
まずは双魚宮時代の象意解釈です。
現代占星術は主観が強いので、通称:宝瓶宮占星学の実学解釈からお届けいたします。
先日の「エソテリックな象意解釈」でも書きましたように、その象意は端的に言えば“更地”です。
“夢”や“幻想”など「海王星」の象意は、春分点を越えたことで弱まり、同時に正反対の“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」が合(コンジャクション=0度)をとることで相殺され今は、いくぶんなりとも通用しにくくなるためです。
さらに、「ケレス」までもが重なったため、かき消されたようにこれまでの双魚宮時代の象意がなくなり、かといって現実の方向性も見出せず、新築前の“更地”のような昨今の状況が出来(しゅったい)することが起きます。
One-Point ◆ 双魚宮時代でもなく、宝瓶宮時代でもない。日本神話の国産み直前の混沌とした状態です。過去の社会通念が通用しないし、かといってどのように進んでいいのか、判然としないことも起こりえます。
●イメージ画像。世界で最も共鳴関係のある美しい日本および日本人。
上述は「対立二元論」が含まれる一般に通じやすい象意解釈です。
たしかに“当たってる”のですが、それがどうしたの? ということです。
宝瓶宮時代の実働社会が始まっていくと、これまでの“当たる/当たらない”の解釈ではモノ足りません。
かといって難しく解釈せよというのではなく、逆に「共鳴関係論」によるシンプルな象意解釈でいいのです。
次に、宝瓶宮時代の「宝瓶星学」での象意解釈だとどうなるのでしょうか。
結論のみ申し上げますと、“実現可能なヴィジョン”を象わす「海王星」に、“宝瓶宮時代の社会現実”を象わす「土星」がサポートするような象意解釈になります。
One-Point ◆ ただし、「ケレス」を交えた三重合=0/0/0度なので、ポテンシャル(潜在力)に留まる現在です。ほぼ今年2025年の1年間を移行期間として、対立二元論による解釈から共鳴関係論による解釈の時代に漸次、遷っていきます。
先日、告知のみお届けいたしました「究極のマスターコース」はこのような解釈の変化にかかわります。
これまでのホロスコープにはなかった究極的な象意解釈を“探る”ものです。
一人では無理で、時間的に間に合いそうもありません。
「奥義講座」をご受講されていれば、専門知識は必要はなく、究極解釈の方向性や考え方などのご説明は差し上げます。
ご自身のホロスコープではどうなのかご自身とも照らし合わせて私見を述べていただき、双方納得できる解釈へと深堀していきます。
“当たる/当たらない”は関係がありません。
ホロスコープ(出生天球図)に秘められた理想的なご自身を共鳴解釈してヒントを得るなど推し量るもです。
One-Point ◆ “当たる”というのは、現状に過ぎません。“当たる/当たらない”で象意をチョイスしたアラン・レオ(1861‐1930)の限界です。あるべき未来の“実現可能なヴィジョン”が「究極解釈」のテーマになります。
【ご参考】蛇足ですが、宝瓶宮時代が進むほど、そういう視点をもったホロスコープの霊識リーディングが必要になっていきます。
「ホロスコープ・マスター奥義講座」をご自分なりに眺められるのもよいでしょう。
エソテリックな象意解釈 ← BACK
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2025 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.