宝瓶星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

時代の運勢の方向性
[実働社会]
― 安部元首相銃撃事件の真意 ―

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完璧なホラリーが示していた国民お一人ひとりへの時代の転機

●第1稿 2025年9月22日 アップ。


“自由”、“個性”、“友愛精神”。

上記は宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」の代表的な象意です。

いよいよ来年2026年1月27日、「海王星」の正式な春分点越えに伴ない、本格的な実働社会の到来により、重要になってまいります。

“自由”と“個性”は、自己の「主体的な確立」に重要で、“友愛精神”(和、絆、民度)は、相手や周囲さらには社会全体との「共鳴関係」をうながすため必要不可欠な象意になっています。

そういったことがありまして、昨今の土星外惑星(トランス・サタニアン:冥王星、海王星、天王星)による「霊識開元」の複合ディレクションは、“既存権力の崩壊”を伴ない、個々人お一人ひとりの確立と主体意識の重要度を増していきます。



《 宝瓶宮時代のビッグバン 》


『論語』に「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず」という有名な一節があります。

解釈は誤解を含めて複数ありますが、何がどうであれ、民(国民)を無視した鼻持ちならない「エリート意識」の現われです。

孔子は“仁義礼智信”を説き、一見“倫理的な道徳家”のようにみえますが、その実、当時の王侯に大衆支配を奨めていたことが、この一節から分かります。

「エリート主義」の臭いがプンプンして、まるで「SNS規制」を叫ぶ官僚政治家の妄言そのものです。

しかし、宝瓶宮時代の実働社会の緒にある現代は逆です。

1989年に人知れず起きた「宝瓶宮時代のビッグバン」の波動変化によって、ついに今日、国民の一人ひとりが主体責任を持って進む、実働的な“ビッグバン”の瞬間が訪れようとしています。

One-Point ◆ 今日のネット社会は、ティム・バーナーズ=リー(1955.6.8- :双子宮)と共同開発者のロバート・カイリュー(1947.1.26- :水瓶宮)による1989年のWWW(ワールド・ワイド・ウェブ:通称ネット)の開発成功からはじまりました。彼らはその技術を独占することなく、誰もが使用できるようにオープンにしたのです。

【ご参考】
今年2025年7月7日、水瓶宮の共鳴星「天王星」が双子宮に入宮しました。このことは、彼らの功績が現実の社会に歴史的に定着するときがきたことを意味します。その展開に「霊識開元」の複合ディレクションと表裏一体の今日の“既存権力の崩壊”のディレクションがあるのです。


《 実体的な「宝瓶宮時代のビックバン」 》


何度も繰り返すことになり申し訳ありません。

来年2026年1月27日、「海王星」が春分点を越えることで双魚宮時代は完全終了します。

19世紀中葉の1846年に「海王星」が発見され、その直後に始まった共産主義と、心霊ブームこと美称“近代スピリチュアリズム”も同様です。

双魚宮時代末期に海王星の象意を伴ない、マルキシズムの興隆と同時に、心霊ブームによる新宗教が雨後の筍のように設立され、心霊やスピリチュアリズムと並行して、世界を二分する20世紀の二大潮流となったのです。

そのような「対立二元論」の歴史パラダイムと時代は終わり、春分点を超えた新しい「海王星」の象意に伴なって、今後は宇宙現実に根付いた「霊識」へと次元拡張していきます。

1989年の波動変化から、36年後の今日実体的な「宝瓶宮時代のビックバン」となる宝瓶宮時代の実働社会のはじまりです。

One-Point ◆ ゆえ、双魚宮時代を培い、大衆を導いてきた“既存権力”の時代は終わります。今日のホロスコープで“改革”や“変革”を象わす「天王星」と「冥王星」の位置関係(アスペクト)から、そのようにディレクション・リーディングができます。“第4権力”のオールド・メディアはもちろん、自公をはじめとした数々のオールド政党も同様で、一部の官公庁も例外とはなりません。




《 “天意”はお一人ひとりに 》

“既存権力”の崩壊なくして、国民のお一人ひとりが主人公となる新しい時代ははじめられないのです。

一方的ではなく、共鳴関係の時代なので、国民のお一人ひとりの「霊識開元」なくして“既存権力”の崩壊もまた起こりえません。

宝瓶宮時代の実働社会をはじめていく最重要ポイントになっています。

実質的に萌芽した転換の重要エピソードを一つ。

これまで公表できなかった驚愕のウラ事情をご紹介いたします。

3年前、2022年の7月8日、安倍元首相銃撃事件がそれです。

ことの深層(真相)を確かめるため、直ちにホラリー・ホロスコープを作成しました。

当時は多くの人々の憤りや悲しみを慮り、発表できなかったのですが、あまりにも完璧なホロスコープに驚き、瞬時に“天意”を悟りました。


●お一人ひとりに安倍元首相の「美しい日本」を愛する魂は残ります。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代に向かう歴史の大河の流れ中で、国民のお一人ひとりが主体責任を培わなければ、時代が進められないからです。その時が来たのです。人々の悼みの中にあった当時、ハッキリと書くことは慮られましたので、記事「安倍元首相を追悼する」の最後に、昭恵夫人かどなたかも紹介していましたが『留魂録』の句などを引用し暗示しておきました。




《 靖国参拝の日本人の精神意識 》

生前、安倍元首相が提唱していた「美しい日本」や、靖国神社ご参拝の日本人の精神意識は、今日の「霊識開元」と深く関わっています。

一見、無関係のようですが、切っても切り離せない深層のつながりが見られます。

安倍氏は、その精神意識や時代を見据えた戦略的見識によって、たぶん知っていたのです。

少なくとも、世界が感嘆した「自由で開かれたインド太平洋戦略」構想や日米豪印による「セキュリティー・ダイアモンド構想」(クアッド構想)は、日本の安全と世界の安定を推し図るに欠かせない戦略思想でした。

また、明治維新後の日本が、西洋列強の仲間入りをした日露戦争の当時、日英同盟が結ばれていましたが、その復活の兆しや機運さえ見られます。

初代国連大使だった加瀬俊一氏に生前、縁あって鎌倉の私邸に2度ほどお招きいただいたとき、洋の東西の海洋国家どうし(日英)の同盟が世界の平和に重要なことを語っておられました。

さらに今日では、日米同盟に留まることなくNATO(北大西洋条約機構)との関係を含めて、戦略的プレゼンスを高め、世界に日本の重要性を示した安部元首相でした。

One-Point ◆ 天運は時代の流れとともにあります。“天運”国家「日本」は、政府や官僚が賢いバカでも、国民のお一人ひとりが「霊識」に目覚めていくため、滅ぶことは決してありません。ちなみに、アメリカは世界の自由民主主義体制を守る“天命”国家なので、強力なリーダーシップが欠かせない“国体”が水瓶宮どうしの国家として、日本とアメリカは象徴されています。





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