宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●2024年 4月 5日アップ。
アストロロジーの直訳は「星学」です。
ゆえ、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーは「宝瓶星学」と申します。
占星術との違いは、通称:宝瓶宮占星学から「占」を取れば「星学」になることから、ご明察いただけると存じます。
“占い”ではないと言うと、「へぇ〜 占いではないのにホロスコープを使うの?」と言われそうですが事実は逆です。
このことを見誤ると、世界中で“勘違い”したまま、一生、アストロロジーの事実が見えなくなります。
そんなこんなで「宝瓶星学」のポイントのご紹介です。
「宝瓶星学って何なん?」と問われれば、ジャンルは“宇宙数理学”ですとお答えいたします。
そんなカテゴリーはありません。
宝瓶宮時代の新しい数理論なので、既存の言葉を用いて表現すれば、コスモス・フィロソフィー(宇宙愛智)また宇宙哲理が近いかもしれません。
宇宙太陽系を写しとったホロスコープから、「基本三数」(数理法則)によって地上のことが分かる“実学”が「宝瓶星学」で、そのリーディング・セオリーがあるからです。
One-Point ◆ ホロスコープは、実のところ“宇宙数理模式図”です。「Astrology」を“占星術”と訳したのは明らかな誤訳ですが、歴史的な経緯や海外の状況もあって、仕方のないところです。
「宝瓶星学」がなぜ“宇宙数理学”なのか? また、なぜ宇宙から地上のことが分かる実学たりえるのか?
カラクリを少しばかりご紹介させていただきます。
物理的に考えれば、宇宙の星から地上の人間のことが分かることなどありえません。
もし、物理科学界隈でそんなことを言えば“村八分”です。
「あいつは科学が分かっていない」とか何とか、のけ者にされかねません。
もっとも「物理科学」というごく一部の分野では、それでもいいんです。
ですが、上述の事案の史上最大の問題は、物理科学を“宗教”のように絶対視して“科学信仰”に陥りかねないとことです。
One-Point ◆ 最近は少ないですけどね。「科学的共産主義思想」が華やかりし頃は多かったのです。双魚宮時代末期の時代風潮だし、単純に“科学万能主義”は間違いですし、この世は「物理宇宙」だけで成り立っているわけではないからです。
私たちの実在する「クオリアル宇宙」は“三数宇宙”です。
物理科学が研究の対象とする「物理宇宙」に留まらず、時空を超越した「エネルギー宇宙」と「共鳴宇宙」があります。
“エネルギー”や“共鳴”という表現を用いていますが、どこまで正しく伝わるかは分かりません。
今まで“三数宇宙”なんて概念はなかったためですが、実は誰もが無自覚で体験されていますので、ニュアンスでとらえてみてください。
要は、声を大にして申し述べたいことは、「物理宇宙」以外に、見えない「エネルギー宇宙」や「共鳴宇宙」がないと、ホロスコープ・リーディングが成り立つワケが“わかめ”ってことです。
また、スピリチュアルな出来事もそうですし、不思議系の出来事なども同様に、論理的な説明がつかなくなることです。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして運営され発展していきます。なので「共鳴関係」の意味は重要です。真実が明らかになっていく宝瓶宮時代という意味の大半がこの「共鳴関係」にあります。
そこンところをご納得いただけるかどうか。
ご納得できるできないはお任せするとして、「基本三数」やそこに伴なっている“宇宙波動エネルギー”に基づいて、ロジカルに解き明かしたのが「宝瓶星学」のホロスコープ(宇宙数理模式図)解釈理論です。
かつての占星術関係者が知ったら、ビックリ仰天されるのではないでしょうか。
実際、過去の占術師の象意解釈を暗記して占断するしかない解釈は、すごく難しいと思って折られる方がほとんどだと存じますが、「へ? こんなに簡単なの? 何だったのよ、今まで一生懸命勉強してきたのに…」とお感じでしょう。
逆に、ホロスコープに興味はあってもあまり知らないという方は、「こういうものなのね、ホロスコープ解釈って」という感じでしょう。
知らんけど。
One-Point ◆ たぶん感動ものです。分かる人にしか分からないのが残念ですが、時代の感性や感覚が相応に啓かれておられる方は、簡単に共鳴できるでしょう。でも大丈夫。今このときに分かるのはタイミングで、これも“運”の一つですから。
●「天王星」や「海王星」の発見後に“占星術”となったのも、歴史的な意味と必然性があったことです。
アラン・レオの最大の功績は、小難しい「ホロスコープ」を一般大衆化させたことです。
当時の心霊ブームに乗っかって理論なき安直な“占い”として紹介し、一般大衆に普及させるキッカケをつくりました。
古代ギリシャの古典理論は完全に捨てました。
宝瓶宮時代は、お一人ひとりが主人公となっていく時代です。
一部のエリートの「古典アストロロジー」から、一般人の“現代占星術”に変えたのです。
そして、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」もまた一般人向けです。
そういう天のストーリーがあるため、だれもが簡単に理論解釈できる「基本三数」になっています。
ご参考に書いておきますね。
旧来の「古典アストロロジー」のホロスコープ解釈には、今では“疑似科学”とされている古典理論(熱冷乾湿/火土風水)がありました。
その一部は、今でも“言葉のみ”現代占星術に残っています。
ただし、理論の実体は見当たりません。
宝瓶宮時代の新しい宇宙観から見れば、むしろ科学のほうが絶対ではなく、古典理論は“疑似科学”といえども、当たらずといえども遠からず。
当時は、相応に的を射た象意解釈が可能だったのです。
ところが、近代物理科学の発達と天王星の発見とによって、古すぎる「古典アストロロジー」は理論破綻し、事実上の“廃業”に追い込まれてしまいます。
ところが、その象意解釈のみを“居抜き物件”よろしくパクって、軒先に「占います」の看板を掲げた人物がいます。
「エソテリック占星術」(秘境占星術)こと、現代占星術の父と呼ばれるアラン・レオ(1860-1917)です。
One-Point ◆ 占星術師らがそんなことを公言するはずもありません。というか、アストロロジーの本当の歴史的経緯を知らないのです。“アストロロジー=占星術”と世界の誰もが“勘違い”をしていますので、悪意はなく気づくはずがないためです。
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