宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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西洋占星術に関する書籍や、WEBサイトをご紹介します。
ただし、プアなものや、内容的にキビシイものは取り上げません。
書籍紹介や、ホームページへのリンク代わりです。
ここでは、あるレベルや良くも悪くも特徴のある一般の書籍を紹介してまいります。
知らない書籍もあるでしょうから、すべてではありません。
最初にお断りしておきますが、宝瓶宮占星学の観点から独断? を含めて内容を評しています。著者その人への評ではありません。
出版社名 : 説話社
発行年月 : 2004年10月
サイズ : 22cm 485頁
価格 : 4,725円(税込)
吉凶の解釈にとらわれておらず、つとめて「知性的」な解説を試みています。
単に、伝統的なテキストをうのみにするだけでなく、著者自身の経験と研究によって書かれた好著といえるでしょう。
ただし、理屈に偏った箇所が多いため、そこに関しては、超能力や超常現象を解明するのに、現代科学で立ち向かっているような印象を受けます。
気孔や超能力など超常現象を解明するのに、「脳波測定器」や「サーモグラフィー(赤外線熱画像装置)」で検証しているようなものです。それによって超常現象の付帯現象は測定できても、本質的な解明には迫れない、そんな感を受ける箇所が多々あるということです。
やや矛盾する言い方に聞こえるかも知れませんが、現段階では、星の象意の解釈には「直感的」な部分は、どうしても必要です。
ただし、その「直感」がオカルトチックな西洋占星術師や、一部の西洋占星術研究家のような主観ではなく、「(超)科学的」な根拠や見識、またバックボーンをもったうえで働かせる波動共鳴的な感覚でなければならないということです。
波動共鳴的な感覚というのは、ちょうど高い周波数をキャッチできるアンテナのように、優れた科学者や職人の技術勘のようなもので、個人的な資質やスキルに属する性質をもっています。
そのため、いくら頭で理論的な西洋占星術の解釈を試みても、ホロスコープのリーディングには限界が生じます。
多分、そういったところが「完全マスター」というタイトルに対しての違和感になっているのでしょう。
まあ、編集者サイドが勝手につけたタイトルなのかも知れませんが…。
【捕捉】◆ そういうところがあることを理解したうえで、当書籍を読むと、示唆に富む部分もあることに気付くでしょう。この本は、「サビアン占星術」ではありませんが、1度2度の細部にこだわる前に、もっと大きな西洋占星術のフレームワークを組み立ててから切り込むと、新しい地平が拓けるのではないかと思います。
出版社名 : 国書刊行会
発行年月 : 2000年8月
サイズ : 22cm 196頁
価格 : 2,415円(税込)
●著者サイト
このページからも注文できます。
昨年(2005年)、図書館で知って、ネットで買いました。
率直に書きますが、こんな格調の高い西洋占星術の書籍は初めて読みました。
通常の西洋占星術の書籍のように、リーディングのノウハウを直接的に解説する内容ではありません。
しかし、最後の「科学 v.s. 西洋占星術」と題された第二部は、科学者? との対話をとおして、著者がどのように西洋占星術を理解しているかが分かるでしょう。
メインの第一部は「芸術と西洋占星術」です。
クラシックやポピュラーなどの音楽と、西洋占星学(術)の関連を見事なまでに解き明かしています。
読み解(ほど)くには、曲調を思い浮かべられる程度でよいのですが、古典から現代にいたる代表的な作曲家やアーティストなどの楽曲について、若干の聞き覚えが必要でしょう。
クラシック音楽を聴けば、曲目や演奏者名は知らなくても、「あ、バッハだ」「モーツァルトか」「ワーグナーだな?」くらいの判断でかまいません。
そして、ビートルズのヒット曲と著名なポピュラー(ロック)くらいは、耳に入れておくと理解は深まるでしょう。
本書の内容は、「宝瓶宮占星学」そのものとは違うのですが、その理論からは、まったく矛盾しません。
なぜなら、「音楽」や「感性(霊性)」は、双魚宮時代の象意にまったくもってそっているからです。
そのため、西洋占星術(学)が解明した星や星座宮の象意でもって、音楽や創作の感性を分析するのは、たいへん理にかなっているので正しいのです。
このような格調高い西洋占星学の書籍に出会えてよかったと思っています。
【捕捉】◆ 著者は西洋占星術師ではなく、西洋占星術に関しては研究者のようです。また「アーティスティック・アストロロジー(びじゅある・あすとろろじー)」などのサイトを見ると、西洋占星術(学)のセミナーなども開いているようです。サイトは、著書の格調高さとは違って、エンタメ中心の内容でした。
出版社名 : 学習研究社
エル・ブックス シリーズ
発行年月 : 1991年12月
サイズ : 新書判-HC 381頁
価格 : 1,050円(税込)
※増補改訂版 2,415円(税込)
1999年に亡くなりましたが、惜しい人です。
40年ほど前の門馬寛明氏『西洋占星術』(カッパブックス)のあと、『ホロスコープ入門』(プレイブックス)によってホロスコープによる本格的な西洋占星術を大衆化した功績は大きいのです。それらは今日につながっています。
その後も、数々の書籍を出版されました。
総仕上げは、最後に上梓(じょうし)された『占星学』(実業之日本社)ですが、ここでは『アスペクト占星術』を取り上げました。
ここまで西洋占星術のアスペクトに絞って解説を行った功績は、著者ならではの醍醐味でしょう。
アメリカ占星術の翻訳によるアスペクトの本もありますが、精神的な土壌の違いからくる解釈の相違があり、内容も大味でしたので購入しませんでした。
日本には日本の精神文化や感性(早い話が星の象意ですが)に根ざした西洋占星術が必要なのです。
その点、次に述べる問題点もありますが、「日本占星術」(日本の象意や感性に基づく西洋占星術)として著者が切り拓いた解釈の功績と力量は、誰もが認めざるをえないでしょう。
さて、問題点とは、座相の解釈が「吉座相」「凶座相」となっていることです。
ご本人は、「吉座相」が必ずしも吉ではなく、「凶座相」が必ずしも凶とは限らないことを、よくご存じでしたゆえに残念でなりません。
正直に言えば、いちばん尊敬する西洋占星術師がルル・ラブア師です。
それは、ご自身で研究されたオリジナリティー、星に対する理解、人生に対する尊厳、天に対する畏敬の精神においての執筆という点です。
しかし、本を開くたびに、「吉座相」「凶座相」という記述は、今も惜しく思います。
まだ自分を充分にコントロールできない10代や20代の若い方を対象にしたために「吉」「凶」で書かれたのかもしれませんが、それでも「吉座相」「凶座相」という解釈はいけません。
もう一つ、ルル・ラブア師を高く評価する理由は、実践的な解釈のレベルが高いことです。
ともすれば、多くの西洋占星術師や西洋占星学研究家は、小惑星やサビアンやハーモニクス、また理論や理屈に走って実践的な解釈には難点を抱える単なる「研究者くずれ」が多いのですが、ルル・ラブア師はまったくの逆でした。
それは、ルル・ラブア師が本物の西洋占星術の師(マスター)であることに他なりません。
単なる西洋占星術研究者(西洋占星学研究家)は、優秀な西洋占星術師になれるとは限らないのです。
【捕捉】◆ 2005年末に「増補改訂版」が出版されました。もう、そっとしておいてほしかったのですが(笑)。なぜなら、著者は誤った西洋占星術の解釈が蔓延している現状を憂えていました。かつては「吉凶解釈」が有効でも、宝瓶宮時代が進むと「吉凶解釈」は著者が憂えた「弊害」になっていくからです。しかし、師の真摯な思いは、いつか届くことでしょう。
出版社名 : 学習研究社
エル・ブックス シリーズ
発行年月 : 1991年5月
サイズ : 新書判-HC 333頁
価格 : 1,050円(税込)
典型的な双魚宮時代の「西洋占星術」の内容です。
内容が伝統的な西洋占星術との違いに触れたうえで、ユング心理学を取り入れたことが書かれていますが、その「心理占星学」こそが、双魚宮時代の西洋占星術のなれの果てともいえる夢や妄想なのです。
一口に「心理占星学」と言っても、ユング心理学に惑わされたものと、心理的なリーディングによって解説されたものとがあります。
ユング心理学の理論を借用した西洋占星術(学)は、一見、科学的な裏付けをしているかのように見えますが、占星学の本質を見失わせ、余計に混沌を招きます。
一方、心理的なリーディングは、理論ではなく個人の心理に解釈を絞っている分、より実践的な内容です。唯一、手元にあるのは『トクする恋 ソンする愛』岡本翔子著(文春ネスコ)です。サブタイトルには「心理占星学で解きあかす」とついています。
魚宮には、「混沌」と「純粋」という相反する象意があるのですが、心理占星学が「理論」を持ち出すと混乱した内容になります。純粋に「心」だけを実践的に解釈すればよいのです。
さて、この書籍の最大の特徴は「キローンの癒しと導き」という第5章でしょう。
小惑星キローンがある室(ハウス)で、魂(プシュケー)のトラウマの在り処をリーディングした解説です。
該当する自分の室(ハウス)の項を読むと、「おっ!」と瞬間思ったのですが、ほとんどのハウスには、今の社会状況や家庭環境では、ほとんどの人に該当する内容しか書かれていません。
たとえば「あなたは子供の頃に家庭の中で傷ついた…」と占断で言えば、「当たってる!」と多くの人は驚きますが、子供の頃に傷ついたことのない人を探すほうがレアです。
「キローンの癒しと導き」とはいうものの、他のどの室(ハウス)の項を読んでも該当するようでは、ツメが甘い内容と言わざるをえません。
事実、一時、話題になったキローンは、その楕円軌道から、天文学的には小惑星ではなくむしろ彗星だという認識が定着しはじめています。現在では、小惑星と彗星の両方に分類されています。
そのキローンを「癒しと導き」として取り上げるのは、いかがなものでしょうか? 著者が根拠にする星座や神話は、占星学とは直接関係はないものです。
当該書籍の出版当時は、キローンが発見されてからまだ10年程度しか経っていなかったため、充分に研究が進んでいなかったとは思いますが、氏が本当に研究者であるなら草々に取り上げるべきではありませんでした。
まあ、著者の著作の多くが海外の出版物の受け売りとまでは言いませんが、もっと検証した内容のほうがよろしいようで…。
【捕捉】◆ 西洋占星術の理論的な本よりも、一見、知性を装った情緒的で神秘的な解釈のほうが好きだという方もいらっしゃるでしょう。そういう方にとっては「読み物」としては夢を与えるかもしれません。著者は多分、「西洋占星術が当たらない」ことを知っています。なので、あえて仮面(二面性)やロマンや心理学の方向を打ち出して誤魔化しているのです。
出版社名 : 文春ネスコ(文芸春秋)
発行年月 : 2001年5月1日
サイズ : 12.8cm×20cm 158頁
価格 : 1,050円(税込)
最近、良い本が出ませんので、同じ心理占星学でも、「科学」を装う上の本と対比する意味で、「実践的」な書籍として掲載することにしました。
この『トク恋ソン愛』は、心理占星学のノウハウを書いた解釈本ではなく、各星座宮の恋愛における性質を実践心理的に解釈したものです。
同じ「心理占星学」を名乗る本でも、上の『魂(プシュケー)の西洋占星術』といったロマン(空想)に偏った本とは対照的です。
たとえば、「これって恋かも?」「彼の(恋愛)傾向をチェック」「遠距離恋愛を続けることができる?」「男友達に対する彼の態度はいかに?」「彼の心離れを知る方法」…など、33のシチュエーションにわたって、星座宮ごとの態度や行動の特性を説いています。
この本の良いところは、ヘンに知識ぶって西洋占星術の解釈のノウハウを述べずに、各星座宮の本質をズバッとついているところです。なので、この書籍は高く評価しますが、同氏の他の理屈めいた「心理占星学」の書籍はいかがなものでしょうか?
占星学(術)を心理学で解釈すること自体が勘違いなので、「心理占星学」がヘンに知識ぶって解釈のノウハウなどを「科学的」に講釈すると間違ってしまいます。
学問(科学)ぶると、占星学の本質からズレて、科学と自称するMY氏の『13星座占い』と五十歩百歩になってしまうのです。(笑)
ところが、この『トクする恋 ソンする愛』は、解釈のノウハウには触れずに、実践的な星座宮の行動パターンだけを展開しています。その各星座宮の象意や行動解釈にブレがないことに、筆者の理解や純粋さが伺えます。
解釈に迷いが見られないのです。その星座宮のみがもつ特性やエッセンスによって書かれています。なので、各星座宮の特性や行動を知るのに適切です。色で例えれば、「純色」の星座宮の象意展開といえます。
まあ、解釈のノウハウがない分、マニアや研究家には物足りなく思えるかもしれません。そうではなく、各星座宮の純粋な行動特性を学べることを評価すべきです。
双魚宮時代の西洋占星術、とくに心理占星学はグダグダ理屈を述べずに象意のみを紹介したほうが間違いません。なので、この本の書き方は正解!
著者の立場は、「本来、私たちの心の中には、宇宙の星座群を投影するかのように12の星座すべてが存在する、というのが心理占星学の考え方だからです」と「まえがきに」にあるように、12星座宮のすべてが影響しているというところでしょう。
実際、一人の人間の中には、複数の星座宮の影響がありますが、どの星座宮がどの側面にあって、どういう場面で現れるのか、その人にいくつ関与しているかというのは、人によって異なります。すべての星座宮がその人に影響しているということはありません。
つまり、実際のシチュエーション(場面)においては、二つ三つの星座宮が複合して出る現実があるということでです。
なので、この『トクする恋 ソンする愛』を恋愛マニュアルとして参考にする場合は、多分、筆者も理解しているように複数の星座宮を参考にすることをお忘れなく…。
色で例えれば、実際の行動は星座宮「純色」ではなく、「混色=中間色」になるケースが多いということです。
【捕捉】◆ 西洋占星術がもっともらしく「星座の神話」や「仮面(二面性)」や「ユング心理学」を持ち出すと、ウソが多くなってしまいます。占星学の本質からズレていくのです。その点、この『トク恋』は、ヘンに学者ぶらずに、実践的に各星座宮の純正な象意によって書かれているのが適切なのです。
出版社名 : 学習研究社
発行年月 : 1989年12月25日
サイズ : 新書判 301頁
価格 : 880円(税込)
またまた古い本でスミマセン。
最近、占星術の良い本が見あたらないので、ずっと迷っていましたが、「取扱ご注意!」のただし書き付きで取り上げることにしました。
かなりの玉石混交です。陰の気が潜んでいます。初心者はご注意を…。
とはいえ、キラリと光る玉の部分があるので、古本屋(ネット含む)か図書館でしか読めませんが、ご参考になる部分があるでしょう。
「取扱注意」の部分は、著者自身も記しているように「オカルト占星術」がベースになっていることです。
なので、かなり主観的な部分があります。ただし、あえて「オカルト占星術」と前置きして書き進めているあたりに、著者の常識がうかがえて好感度アップです。
誰かの受け売りといった、たいして新鮮味のない一般の占星術の書籍に比べると、著者の見識や研究に裏打ちされたオリジナリティーがあるのです。
そういったキラリと光る玉の部分は、書籍タイトルにもあるように「冥王星」に関する著述です。
古典占星術における蓄積は数多くあっても、近年、新しく発見されたトランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)に関する研究は、まだ充分とはいえません。
そういった状況の中で、冥王星に焦点を当てた内容は評価ができます。
中でも分かりやすいのは、「3章PART2」冥王星が第何ハウスに入っているかによって見る「裏の顔で運命・人格の秘密を読む」でしょう。一般の占星術では気づきにくい「深層」の部分なのでしょう。
「太陽が表の顔、冥王星が裏の顔」というのは、違うと思いますが…。
実は、皆様の想像以上にトランスサタニアンは、時代や社会、そして個人の運勢には重要な影響を与えています。
本書は、西洋占星術らしく、パーソナルな性格的側面における解釈が中心ですが、このようなトランスサタニアンの研究がもっと進めば、占星術は「実学」へと近づいていくのではないでしょうか。
【捕捉】◆ 昨年(2006年)、準惑星とされた「冥王星」に対する宝瓶宮占星学の見解や解釈の根拠の一部を「冥王星よ再び(緊急版)」に少し書いておきました。冥王星はカロンとの複合象意だということです。地球から遠くて小さくても、トランスサタニアンの影響は重要です。
出版社名 : 成美堂出版
発行年月 : 2009年9月10日
サイズ : A5判 191頁
価格 : 1400円+税
『ホロスコープ・リーディング入門講座』の副読本にどうかな? と思ってパラパラとめくって購入。深くはなさそうだけど、小鉢のてんこ盛り。いろんな個々の象意がある。
しかも、ホロスコープ作成CD-ROM付き♪ という本格的…、のはずが…。
家に帰って見ると、アスペクトが載ってない!
ホロスコープ作成CD-ROMも、アスペクトが出ない!
占星術のテキストは好みに合う・合わないがあるし、自分のレベルやニーズに合う・合わないもあるから、「いちばんやさしい…」と銘打っている以上、それほど内容に期待して買ったわけじゃはない。だから、内容レベルはまったく問題にしていない。
だけど、これだけ小鉢のてんこ盛りの象意が書かれているのに、CD-ROMも付いているのに、CHAPTER-3には「ホロスコープ入門」と書いているのに、アスペクトが1行も載っていない。
この現実にショックを受けました。
アスペクトがなくても「占星術」として通ってしまっている世の中に…。
アスペクトがない占星術なんて、気の抜けたコーラみたいなもの。「占星術」とは呼べない? お子様向けの「星占い」じゃあるまいし…。
もっとも、アスペクトについては、あまり書けない何らかの事情がおありでしたら仕方ありませんが。
それでもひとことぐらいは言及してこそ「占星術」だと思うのです。
どうりで小中書店の占いコーナーに占星術本が並ばなくなるわけです…。
【捕捉】◆ う〜ん、著者はアスペクトによって象意が動くということを知らないのでしょうか? 知らないはずはないと思いますが…。もし、知らなきゃしょうがないけど、何らかの事情があるにせよ知ってて出版に踏み切ったのなら、誤まった西洋占星術理解をまた増やしたわけで…。どこかのページに一言ぐらいは「本当の西洋占星術はアスペクトもみますが、…あえて書きませんでした」くらいのことは書いてほしいよね♪
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