宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●第1稿 : 2024年 4月21日アップ
個人に運勢があるように、国家にも生きて働く運勢があります。
そこからみたとき、日本は民族性を「魚宮」とし、国体は「水瓶宮」、戦後の現体制は「牡牛宮」で、宝瓶宮時代への転換期の今日は“天運”を伴なうことになります。
その意味は「深層の精神意識の変革」のデレクションにも伴ない精神的なリーダー国家として、今後の宝瓶宮時代のひな型となっていく歴史的責務を持つからです。
双魚宮時代とは異なって一握りの“権力者”によるわけの分からない決定“にもはや天運は働かず、古来からの大和民族といえる国民の総意による意志判断に“天運”が伴なう時代です。
現在、日本に働く「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)をご紹介いたします。
下掲のホロスコープは個人のものではなく、昨今の星の配置から日本に働く「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)を象わしたものです。
One-Point ◆ 「春分点」を左端の基点においたNull(ヌル)の基本ホロスコープです。日本の民族性、国体、現体制を象徴する3つのサイン(宮)に合=0度のアスペクト(位相、座相:局面)をとって位置する現在の星などを知ることができます。
ふだんならこの項目では著名人のホロスコープ(出生天球図)を取り上げるのですが、今回は“宇宙波動エネルギー”を視野にした「星のディレクション」の解説です。
「宝瓶星学」のオリジナルなセオリーです。
「にわかには信じられない!」と思われるかもしれませんが、今後の宝瓶宮時代は真実が明らかになっていく時代なので、意外な“信じがたい”ことも起こりやすくなります。
それらをご理解し正しくご対応されていくことによって、時代に置き去りにされることなく時代の流れとともにある“天運”が伴ないやすくなっていきます。
時代の流れはホットながらも、案外とシビアにクールな側面を持っています。
One-Point ◆ 宇宙この世界に通底する根幹法則から、そこに伴なう“宇宙数理模式図”「ホロスコープ」を実学によって解釈しリーディングします。“宇宙波動エネルギー”を視野にした解釈ゆえに、当たるも八卦当たらぬも八卦の“占い”とは異なることがポイントです。
これまで数十年間、「基本三数」理論の検証を重ねてきました。
宇宙に基づくために、多少の“ゆらぎ”を伴ないますが、現実世界に適応できるものであることは確認済みです。
実学となる「星のディレクション」がそのベースです。
一見、宇宙を写しとったホロスコープを用いますし、トランシットの星によるのも同じなので“ホロスコープ占い”の未来予測「トランシット法」や「プログレス法」のパクリだと勘違いされる方がいらっしゃるかもしれません。
詳しいご説明は省きますが、歴史的事実は逆ですし、生花とアートフラワーほどの違いがあります。
見た目はそっくりでも、生きて働く“宇宙波動”があるかないか、そこには天地ほどの違いがあります。
あかん!
One-Point ◆ 新事実のご紹介ゆえ、ベースのご説明も必要なので、また前置きが長くなってしまいました。次項から上掲のホロスコープを要点のみながら、今後の日本と世界にかかわるディレクションをご紹介させていただきます。
日本は古来より、民族性を「魚宮」とし、大自然とともにある八百万の“神々”や日本的霊性を根底に培ってきました。
現在、魚宮の影響圏を含めて2009年以来、共鳴星の「海王星」がトランシット中です。
美しい国「日本」たる精神性や霊性の復活がうながす側面を持ちます。
海王星は、“無私の精神”や“奉仕”など美しい象意を持つ一方で、良し悪しはともかく“まだ見ぬ理想”を象わし、“事実誤認”や“勘違い”をもたらします。
その一方で、昨今は“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」が魚宮をトランシット(運行)し、今日の双魚宮時代の終末“分水嶺”のピークの今年2024年にまごうことなく対応できるように、現実把握のディレクションを投げかけています。
さらに、特筆すべきディレクションは、今年2024年1月21日に国体を象わす「水瓶宮」に冥王星が入宮したことです。
One-Point ◆ 冥王星は2022年に入る直前に水瓶宮の影響圏をトランシットしはじめました。冥王星をはじめとした5つの「ソーシャル・プラネット」(冥王星、海王星、天王星。土星、木星)は、毎年1回逆行しますので、ときに行きつ戻りして影響力を変え徐々に増していきます。が今年、ついに決定的な段階に入りました。
さて、日本の国体は「水瓶宮」です。
国体「水瓶宮」は「天皇」を戴くことにかかわり、「冥王星」は両極端の象意とともに従来とは180度ほども異なる“大変革”を象わすことがありますので、水瓶宮をトランシットする今後は皇室の在り方に大きな変化が生じていくことになりかねません。
それはともかく、冥王星の水瓶宮トランシットは、世界的に「深層の精神意識の変革」のデレクションをもたらします。
深層の精神性を宇宙の真実に基づいた本物に変えていく運勢変化や時代変化のことで、これによって天皇とともに世界に冠たる精神文化を持った日本は、ディレクション・リーディングによってかねてから申し上げてきたことですが、世界の模範となっていきます。
最後に、戦後日本の現体制は「牡牛宮」によって象徴されます。
2024年現在は発展性をもたらす「木星」と、水瓶宮の共鳴星「天王星」が牡牛宮をトランシット中で、日本の国体とも関連して、快適な日常生活や暮らしよい社会環境をいや増しに促進していく戦後また昨今になっています。
One-Point ◆ 再度、上掲のホロスコープをご高覧ください。運勢的に影響力の大きな「ソーシャル・プラネット」がすべて日本を象徴する「魚宮」「水瓶宮」「牡牛宮」をトランシット中の現在です。日本らしさをプッシュしており、世界的なプレゼンスを高めていくことを象わします。
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