宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●第1稿 : 2024年 5月21日アップ
長谷川博己「はせがわ ひろき」と言います。
現在、TBSドラマ日曜劇場「アンチヒーロー」で主役のヤメ検弁護士を張っています。
4年前のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で主人公の明智光秀役を見事に演じたのをご存じの方もいらっしゃるでしょう。
歴史評価が明確でない光秀役は、下掲のホロスコープ(出生天球図)からみると今一つ、彼の個性(キャラ)とマッチしたとはいえませんでした。
ですが、今作の「アンチヒーロー」のヤメ検弁護士「明墨正樹」(あきずみ まさき)はかなりのハマリ役です。
●長谷川 博己(はせがわ ひろき)。
1977年〈昭和52年〉3月7日生まれ。
東京都。
2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で主役。日本の俳優。
愛称は「ハセヒロ」「ピロちゃん」。東京都出身。ヒラタオフィス所属。
出生時間が不明です。
ですが、183cmの高身長、意外とヒョロリとした背格好や手足の長さ、また光秀役では見せなかった口角の上がった笑顔などから、出生時の「太陽」のある魚宮以外の要素が色濃く見えてきます。
下掲のホロスコープ(出生天球図)からお分かりのように出生時の魚宮の「太陽」に、魚宮の共鳴星「海王星」が上方矩(アッパースクエア=90度)をとっています。
ここのみを見れば、魚宮の象意を発揮しやすくなっていますが、それゆえ逆に魚宮以外の要素を見つけやすくなっています。
そこからみたときに、あくまでも一般的ながら「太陽」に次いで影響力の大きい「ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)」や「月」などの象意が魚宮以外として見出しやすいのです。
ついでにソーラーチャートで3つものYOD(ヨッド=150/150/60度)をお持ちの俳優「堺雅人氏」に、どこか似た“波動”が垣間見えることからも、彼も“役者のアスペクト”としてYOD=150/150/60度をお持ちであることが分かります。
One-Point ◆ 出生時間は不明ながら、「双子宮」の容貌や「射手宮」を思わせる笑顔を見せることなどから、出生時間を仮定して、ホロスコープ(出生天球図)を作成することが可能なタイプになります。
下図が出生時間を仮定した「ホロスコープ」(出生天球図)です。
秘密の仕掛けがあって、実は太陽を左端の「ASC=上昇点」の位置に置く「ソーラーチャート」に寄せて仮定しています。
その可能性が高いこともそうですが、誤差やリーディング・ミスを最低限にしたホロスコープ(出生天球図)になっています。
One-Point ◆ 総合的に判断して、出生時間が間違っていても、リーディング・ミスは最小限に抑えられるようにした裏技ホロスコープ(出生天球図)です。ご参考にされていただければよいものなので、ご自由にご判断ください。
ご参考に「アンチヒーロー」でのキャプチャー画像をアップしておきます。
1、画像(左):高身長183cm、ヒョロリとした細身の容貌は、コート姿のため膨らんで見えますが、「双子宮」(水星)の象意のあらわれです(動画が明確です)。
厳密に言えば、首から肩のラインにかけた飄々とした感じは、上昇星「水星」と「天王星」の三分(トライン=120度)によるものです。
2、画像(右):歴史劇「麒麟がくる」では見せなかった「射手宮」(木星)の影響を持った笑顔です。
前者からは「双子宮」のASC=上昇点、もしくは「水星」が上昇星の可能性を、もしくはその影響が表出されるホロスコープ(出生天球図)であることを意味します。
後者からは、“感性”や“感受性”を象わす「月」が射手宮でなければ、「木星」と合(コンジャクション=0度)か三分(トライン=120度)の時間帯に生まれた可能性が高いことが推察できます。
One-Point ◆ ただ、彼の誕生日で「月」が「木星」と合=0度をとることはありません。それゆえ三分=120度を形成する午前の生まれになります。さらに「双子宮」のASC=上昇点か「水星」が上昇星の時間帯となると、朝6時前後の出生時間が浮上してきます。
彼のホロスコープの特徴は、次の3つです。
1、YOD凧(ヨッド・カイト)=150/150/30/30度、他
「太陽&水星&ASC=上昇点」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)に「天王星」が上三分=120度。
さらに、ASC=上昇点はYOD=150/150/60度の頂点で、DES=下降点が尻尾のYOD凧(ヨッド・カイト=150/150/30/30度)を形成。
完璧に役者向きの独自の個性や才能とスキル(技能)と運勢とが象わされています。
2、海王星の上方矩=90度と土星の三分=120度
同じく、上述の三重合=0/0/0度に、魚宮の共鳴星「海王星」が上方矩=90度。
さらに「海王星」には「土星」が上三分=120度で、“イマジネーション”を発揮され“夢を売る仕事”(創作/俳優業)などを仕事にしやすい運勢が象わされています。
3、月と木星の三分=120度
天秤宮1度の「月」と「木星」の三分=120度は、“前向き”で“楽観的”な感受性をお持ちであり、天秤宮の「月」は芸能界向きです。
“明智光秀”の気難しい役柄よりも「アンチヒーロー」のニヤリと笑って結果を出す“明墨正樹”のキャラのほうがハマリ役になっています。
One-Point ◆ ポイントのみのご紹介に留まります。細かに挙げてもキリがありません。どのサイン(宮)に星があるかということよりも、相対的な“位置関係”の多彩なアスペクト(位相、座相:局面)に最も特徴が現われます。
最後に、彼の重要な運勢変化こと「星のディレクション」をご紹介しておきます。
彼の魚宮16度の「太陽」に、トランシットの海王星が合=0度のピークをとっていった2018〜2019年頃に、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(放送は2020年)の主役に抜擢されクランク・インしています。
魚宮生まれの全員が同じ「ディレクション」(運勢変化)を受けるとはかぎらず、彼の場合、出生時の「海王星」が“仕事”など“社会活動”を象わすMC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)に合=0度ゆえです。
もちろん、それだけでは不十分で、さらにMC=南中点の共鳴星「土星」が「海王星」に上三分=120度をとっている彼の仕事運がベースにあっての「運勢ディレクション」です。
また、現在、トランシットの「土星」が出生時の「太陽」に合=0度をとって、再び仕事運の「運勢ディレクション」を投げかけています。
海王星のディレクションとは異なりシビアで、「アンチヒーロー」の主役を張るにはピッタリといえる海王星を下三分=120度とした「ディレクション」(運勢変化)になっています。
One-Point ◆ 「星のディレクション」は、占星術で用いられることはありません。ディレクションの背後には「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”があるためです。“未来予測”のトランシット法やプログレス法と似ていますので、勘違いしやすいのですが“占い”ではなく「実学」です。
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