宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●第1稿 : 2024年 6月 6日アップ
本日、令和6年6月6日は、双子宮16度の「新月」です。
「月」は当日、双子宮3度〜17度を移動しますが、16度に達するジャストの時間帯は、夜の10時40分頃です。
ホロスコープ・リーディングのお話で、スピリチュアルや不思議系の内容ではありません。
有名な『聖書』の最後「ヨハネの黙示録」(預言書)では「666は人間をさす獣の数字」と記され、お花畑スピリチュアルでは6が3つで「ミロク(弥勒)」だそうです。
それらは好きに解釈されていただくとして、令和6年6月6日午後10時40分のホロスコープを、ホラリー・リーディングするとどうなるのか、ご参考がてら、解釈の一例をお届けいたします。
令和6年6月6日午後10時40分のホロスコープは下掲のとおりです。
ハウス理論に最も近い、レジオモンタナス・ハウスシステムでの出力で、現実どおりに、4つの「基本点」(Angle=アングル)を結ぶ基本軸は、水平/垂直に交わるように修正しています。
One-Point ◆ なぜ、現実どおりにわざわざハンドメイドで、各ハウス(室)を30度ずつに正しく修正して制作するのかといえば、ホロスコープは位置関係に“宇宙波動”が働き“象意”としてあらわれてるからです。
ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)は、東の地平線上を意味します。
朝日が昇る一日のはじまりと同様に、ASC=上昇点の状態は当該ホロスコープに象徴される“物事”(事象)のはじまりを意味します。
ASC=上昇点は、山羊宮26度で「冥王星」と「ケレス」がそれぞれに合(コンジャクション=0度)です。
山羊宮の共鳴星は「土星」です。
それゆえ、この冥王星は“両極端”の象意ながら、“社会的な権力者”を象徴し、「ケレス」は、ここではその“意志”が失われるなど“無”になっていくことを象わしています。
One-Point ◆ “社会的な権力者”の代表は、国家の首相であり大臣クラスであり、今日の日本では中央省庁や官僚です。ほかにもNHKをはじめとした第4権力のマスコミでもあり、いずれも双魚宮時代の終末にある今日では“亡国の徒”になっています。
上昇星となっている「冥王星」は、双子宮2度の「木星」&6度の「水星」の合=0度を、下三分(ロウアートライン=120度)としてスムーズな象意の関係性を結んでいます。
「木星」は代表的にはイージーで気ままな“発展性”を象わし、「水星」は“知識”や“知性”などで、双子宮で第4ハウス(室)ゆえに、誠意のあるなしはともかく表層的になりがちなコピーライティングのような、権力者の“言葉遊び”を象わすことになります。
その点、“絶好調”のときです。
そのターゲットは、DES(Desendant:ディセンダント=下降点)が蟹宮26度であることから“一般大衆”(国民)です。
ただし、ASC=上昇点の共鳴星「土星」と、DES=下降点の共鳴星「月」とは、立場や考えを異にする矩(スクエア=90度)を形成しています。
One-Point ◆ ジャストの新月の「太陽」&「月」は、IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点)「牡牛宮」の共鳴星「金星」を交えて、ジャストの三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)です。受け入れられることはありません。
ホラリー・リーディングを解説していけばキリがないので、詳しくお知りになりたい方や、ご自分でも読めるようになりたい方は、「基本三数」は簡単ですので適切な講座をご受講ください。
ここでは、有名な『聖書』の巻末「ヨハネの黙示録」(預言書)に記されている「666」について、昨今「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からみて解説しておきます。
「ヨハネの黙示録」13章です。
「すべての人々の右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした」
その刻印が「獣の数字」で「人間をさすもの」で「六百六十六」(666)だというのです。
One-Point ◆ まるで中国の監視社会で、日本でいえば某太郎大臣が進める〇イ○ンバー・カードを想起させます。それはともかく、上掲のホロスコープは、調子に乗る亡国の権力者らと一般大衆「国民」との考え方の違いを象わしています。
「666」は、単なる語呂合わせです。
ただし、すべては「共鳴関係」にありますので、まったく無関係とはいえない部分はありますが、“ミロク”や“ヨハネの黙示録”と直接の関係はないと考えます。
少なくとも、古代に星を見ることが禁止されて、暦をメインに占いを編み出した東洋占術と異なり、ホロスコープは実際の宇宙の位置変化をもって象意解釈をします。
また“ミロク”や“ヨハネの黙示録”の「666」(六百六十六)といった人為的な語呂合わせと、日本の元号「令和6年」との直接の関係はありません。
ただし、ホラリー・ホロスコープの解釈を行なうのは個々人ですので、それはご自由になされればいいことです。
One-Point ◆ “原則”は基本であり、“応用”は自由です。原則の理論解釈と応用の個人解釈をゴッチャにすると、基本が残る初期の段階はいいのですが、今日のように理論のない“ホロスコープ占い”の解釈は、だんだんとズレてきますので、細心の注意が必要です。
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