宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●第1稿 : 2024年 6月15日アップ
戦前・戦中なら不敬罪です。
愛子内親王こと愛子さまのホロスコープ(出生天球図)から「皇位継承問題」に一筋の光明が見えてきます。
個人としての愛子さまのリーディングではなく、「皇位継承問題」に関して愛子さまの結婚運のリーディングです。
どこぞの“色ボケ”(失礼)したかのように我がままを押し通した“やんごとなきお方”とは異なり、愛子さまのご結婚運は、冷静に現実を見てご判断できるもので“TOP運”にかかわる驚くべきものでした。
ご自身もしくはご結婚相手を“TOP”にするご結婚運です。
「皇位継承問題」が騒がれている昨今、今回、初めて愛子さまのホロスコープ(出生天球図)を作成してみました。
ショックでした。
このようなホロスコープ(出生天球図)をお持ちであれば、もっと早くリーディングしておくべきだったと思ったからです。
それは「皇位継承問題」の答えの一つが垣間見える運命的なものでした。
One-Point ◆ 皇族は出生時間が公式に発表されています。なのでASCハウスシステムによる通常のホロスコープ(出生天球図)です。出生時間は午後2時43分。射手宮9度の「太陽」と牡牛宮9度の「ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)」でした。
愛子さまご本人のリーディングは必要最小限に留めて、ご結婚運から見えてくる「皇位継承問題」にかかわる内容をメインにお届けいたします。
さて、一般的に「結婚運」(夫婦運)は、出生時の「太陽」と「月」とからみることができます。
もっとも、相手のあることですし、恋愛運とは異なり、結婚は全人的な関係なので、一方のみではなく両者の「太陽」と「月」が関わり、当然、ほかの構成要素が大きく影響してきます。
それらからみたとき、驚きました。
射手宮の「太陽」ながら第8ハウス(室)のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)を挟んで、「太陽&冥王星」の合(コンジャクション=0度)です。
ほぼ完全な“TOP運”で、皇室というお立場上「帝王運」を持つことになります。
愛子内親王ご自身がそうですし、女性の「太陽」は“夫”をも象わしますので、ご結婚相手を“TOP”に押し上げていくことができる結婚運の持ち主でもあります。
One-Point ◆ ご自身が“女性天皇”になる可能性とともに、皇族男子とご結婚された場合、そのお方を“天皇”に押し上げることが可能です。愛子さまのホロスコープ(出生天球図)一つですべてが決まるわけではありませんが、皇室第一子の影響力は大きいはずです。
ちょっと待ってくださいな。
現代では皇族といえども一人の人間として自由な権利が認められています。
どこぞのわがままを通した“やんごとなきお方”のように、一般人や素性不明な相手であっても、成人であれば自分の好きな人との“婚姻の自由”は認められています。
愛子さまの場合も同様なのですが、ホロスコープは何と言っているのでしょうか。
女性にとって出生時の「月」は重要です。
なぜなら“感性”や“感受性”を象わすだけでなく、結婚運にもかかわり、“妻”としての立場をも象わします。
愛子さま「月」は、ご自身の「太陽」と衝(オポジション=180度)で、「土星」と合=0度です。
「月&土星」は双子宮で、こちらも第2ハウス(室)ながらカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)を挟んで合=0度です。
One-Point ◆ 「太陽&冥王星」の合=0度と「月&土星」の合=0度との衝=180度による結婚運は案外と強烈です。一般人なら相応の覚悟が必要でしょうが、皇室で内親王であらせられる愛子さまには天与のご結婚運として働くことになります。
出生時の「月&土星」の合=0度は、第2ハウス(室)のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)にあることからも“大人しく貞淑な妻運”を象わすために、夫は人格的な人物が望ましくなります。
ご自身の“感情をセーブ”することができ、現実を見た冷静なご判断ができます。
さらにいえば、本心からか表向きのタテマエか、お相手のレベルや相性次第ですが、どんな人とでも社会常識的にクールに接することができる“妻運”をお持ちで、そのような感情の抑制が効いた関係性が双子宮の「月&土星」ゆえに可能でしょう。
射手宮の「太陽&水星」の合=0度をお持ちで、双子宮ながら第2ハウス(室)の「月&土星」の合=0度は、聡明でそつがなくチャラついたところがない妻運です。
トータルでいえば、「月&土星」は「太陽&水星&冥王星」の連続合(ローリング・コンジャクション=0/0度)との衝=180度でもあることから、内面に強い想いを秘めていても少々のことには動じないどっしりとした感の落ち着きを持つ“結婚運”です。
幼少のみぎりや学童期は、今上天皇が学生の頃に“じい”というニックネームで呼ばれていたように、愛子さまも子供のわりには落ち着きすぎて控えめ気味にもなりますが、年を経るほど“王道の風格”が出てきます。
One-Point ◆ 筆者のような庶民とは違うのです。射手宮の「太陽」ながら落ち着きのある牡牛宮の「ASC=上昇点」で、そのうえに「太陽&冥王星」と「月&土星」の衝=180度によるご結婚運は、「皇位継承問題」が取り沙汰される今日の皇室や日本にとっての“天運”です。
結局、「皇位継承問題」は愛子さまの「ホロスコープ」(出生天球図)をみるかぎり安泰のようです。
ほかにも注目すべきは、山羊宮24度の「MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)」と山羊宮28度の「ケレス」が合=0度で、これを尻尾とするYOD凧(ヨッド・カイト=150/150/30/30度)をお持ちであることです。
高いポテンシャルを持ちながら、ふだんはご自分を出さない無私の言動が可能です。
要は、出生時の「太陽」と五分(クインタイル=72度)の「天王星」と「火星」の合=0度、それに「ドラゴン・テール」を底辺として、“深層の精神意識”を象わす「IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点)」を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60度)をお持ちで、その尻尾が「ケレス&MC=南中点」になっていますので、運命的にそうなります。
「月&土星」の合=0度をお持ちであることに加えて、ご自身や社会の状況をクールに見られて、公(おおやけ)のためにご自身を自主的にセーブされる性質や精神性や霊性面また運命をお持ちのようです。
One-Point ◆ 愛子さまご自身のご判断にお任せしていれば問題はありません。ご結婚を含め、国民や日本にとって最も良い選択とご判断をされる皇室に相応しいホロスコープ(出生天球図)です。
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