宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

土星外惑星 象意の論拠
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― 個人の運勢や歴史との共鳴作用 ―

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宝瓶宮時代を象徴し動かす「天王星/海王星/冥王星」

●第1稿 : 2024年 7月 4日アップ



【土星外惑星】(トランス・サタニアン)とは
その名のとおり「土星」を超えてその外側を回る星たちです。

ホロスコープでは「天王星」「海王星」「冥王星」の3つが該当します。

「宝瓶宮時代の影響圏」に入った1630年以降に発見された星たちで、「土星外惑星」(トランス・サタニアン)のほかに「小惑星」が発見されています。

その筆頭が、太陽系第7惑星「天王星」の発見から20年後、「海王星」の発見に遡る45年前に、「すわ! 第8惑星の発見か?」と“勘違い”された小惑星番号1番の「ケレス」です。

火星と木星の間の「メイン・ベルト」(アステロイド・ベルト:小惑星帯)の中で最も大きな星で、サイズに関係なく他の天体と同等の象意を持つために、「宝瓶星学」では「ケレス」を含めたリーディングを行ないます。

これら太陽系天体は「配列法則」に基づいて秩序ある象意が充てられています。



●専用の「土星外惑星メール講座」お申込みフォームをご利用ください。

※“分水嶺”のピークの特別講座ゆえ専用フォームをご用意いたしました。


「天王星」と「海王星」と「冥王星」を土星外惑星(トランス・サタニアン)と呼びます。

「土星」の外側を公転する星たちだからです。

宝瓶宮時代の影響圏に入って発見された星たちで、それゆえ個人の運勢的にもまた人類の歴史的にも共鳴し作用をもたらします。

「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)をリーディングして、時代の流れをお伝えする通称:宝瓶宮占星学こと「宝瓶星学」の“真骨頂”となる星たちです。

その超絶的な象意の論拠を毎月1回、全3回+1回に分けてお届けする「土星外惑星メール講座」のご案内です。



《 土星外惑星最初の「天王星」の発見&「ケレス」 》

ホロスコープの発祥とともにはじまった古代ギリシャの「古典アストロロジー」は、肉眼で観測できる「太陽」〜「土星」まで7つの天体(星)を用いました。

これらのうち5つの星を「パーソナル・プラネット」と呼び、「木星」と「土星」とを除き個人的な象意をメインとして象わします。

「木星」と「土星」は「ソーシャル・プラネット」に属し、古典アストロロジーでは個人的な対外面を象わします。

しかし、近代に入って18世紀に「天王星」が発見され、続けて「ケレス」が第8惑星(現在の海王星)と“誤認”されて発見されると、7つの星がきれいなシンメトリーに下図のように配されていた「古典アストロロジー」の理論解釈は破綻します。



小惑星の「ケレス」を含めて、「天王星」をはじめとする「土星外惑星」(トランス・サタニアン)は、宝瓶宮時代の象意やお役目を持つゆえに、学術理論を伴ない約2,000年間も続いてきた「古典アストロロジー」は歴史的な使命を終えたのです。

ところが、19世紀中頃に「海王星」が発見されると、“心霊ブーム”とともに古典理論を完全に捨てて、古典アストロロジーの“象意のみ”を流用して解釈したエソテリック(秘境的)な現代占星術が萌芽していきます。

One-Point ◆ 「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の“正しい解釈”は、新たな理論なくして不可能です。占星師の体験的な模索解釈に基づいて試行錯誤されて今日に至りますが、それだと双魚宮時代の”壁”を超えられません。


《 メール講座の概要と流れ 》

“分水嶺”のピークの今日、天体の解釈も同様に“分水嶺”のピークを迎えています。

古典アストロロジーで用いられてきた「土星」までの7つの天体はともかくとして、「基本三数」また「配列法則」などの論拠を伴なった「土星外惑星」の正しい象意のご理解は、今後ますます必要になっていくゆえに、惜しまずに論拠と併せてお届けするのが「土星外惑星メール講座」です。

月1回で3回+1回に分けてのメール講座で、料金はたいへんにお得な3万円(税込)です。

ご質問はいつでもご自由で、初回お申し込みのみの限定価格になっています。

1、まず、お申込みとご確認メール後のご入金とをもって、「配列法則」とホロスコープで用いる11個の「天体」の核心的象意をお届けいたします。

2、次に、毎月1回月末を目途に、初回は宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」で、以後「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の象意と役割を順次お届けいたします。

3、次は、双魚宮時代末期の共鳴星「海王星」で、今日まで双魚宮時代の象意と、新たに生まれ変わった宝瓶宮時代の「海王星」の象意と役割とをお届けいたします。

4、最後に、驚愕すべき内容を秘めた「土星外惑星」の真打ち、“両極端”を特徴とする「冥王星」の象意とその論拠とをお届けいたします。

One-Point ◆ お送りするメール形式は、イラストや装飾が可能なHTMLです。いつものことながら長文ともなりますので、読みやすいように、適切に行間を設定しており、分かりやすいように図表も参照できるメール講座です。



●「アメリカ独立戦争」(1775-1783)は、アメリカと宗主国イギリスとの8年間にわたる戦い。


《 宝瓶宮時代序説「天王星」 》

さて、ここからは「天王星」「海王星」「冥王星」についてのご紹介です。

「天王星」は、水瓶宮また宝瓶宮時代の共鳴星です。

その発見は“意外性”を伴なう「天王星」の象意に相応しいもので、人類歴史またアストロロジーに「エポックメイキング」をもたらしました。

当時の宝瓶宮時代の影響圏はもちろん、今後の発展の方向を象徴し、示唆する重要な象意を秘めた「天王星」です。

イギリスからの“自由”と“独立”(いずれも「天王星」の象意)を目的とした「アメリカ独立戦争」の真っ最中に発見されました。

直後の「自由、平等、博愛」(これまた「天王星」の象意)のスローガンで知られる「フランス革命」も同様で、宝瓶宮時代の影響圏における“改革”や“革命”は「天王星」の象意になっています。

ただし、双魚宮時代のリバイバルのディレクションが終わろうとする今日、“革命”などといった古い象意は、必要がなくなっていくのが今後の宝瓶宮時代です。

宝瓶宮時代の「天王星」の象意は、前人未到の「共鳴関係論」の時代を築く“宇宙波動”がメインで、そこに時代の流れととともにある“天運”が伴ないます。

One-Point ◆ 時代の“宇宙波動”が宝瓶宮時代に正式に変わった平成以降、次代を担い宝瓶宮時代を生きる子供や若者たちを理解するよすがともなるのが「天王星」です。今後の宝瓶宮時代をどのように生き抜けるのか、重要な象意や意味が見えてきます。




《 現代占星術爆誕「海王星」 》

「海王星」は、魚宮またこれまでの双魚宮時代末期の共鳴星です。

西洋占星術では「共鳴星」と呼ばずに、“支配/被支配”といった「対立二元論」を歴史パラダイムとする時代だったゆえに、“支配星”と称してきました。

では、宝瓶宮時代が進んでいくと、双魚宮時代の共鳴星「海王星」は重要ではなくなっていくのでしょうか?

お答えはNO!です。

むしろ逆に、重要性が高まります。

ただし、双魚宮時代の古い「海王星」ではなく、再来年2026年1月に「春分点」を超えて、宝瓶宮時代の新しい「海王星」に生まれ変わっていくために、個人的にも歴史的にも宝瓶宮時代に欠かせない重要な星になっていきます。

詳しい理由は講座の中でお伝えするとして、海王星にかぎらずアストロロジカル・エイジ(グレート・マンス:プラトン月:)が双魚宮時代から宝瓶宮時代に変わっていくと、ちょうど川の水が海の水となっていくように、しぜんと象意変化が起きていきます。

といったことから、これまでの古い象意のまま、主観的な解釈を続けていくと、状況によっては「どうも当たらない」「何かズレている」といったことが頻繁に起こりはじめていきその兆候はすでに出ていると存じます。

One-Point ◆ “分水嶺”のピークは、何も社会だけでなく、天体の象意にも影響します。まして主観的な“占い解釈”は、伝言ゲームのように時が経つほど“茫漠”とし、“曖昧”さを増して、“混沌”(これらも海王星の象意)としていくこともその一因です。



日本的な文化精神の影響力

●“負の戦争”については、以前の記事で書いたとおりです。

現代の“戦争”は、第二次世界大戦のように“ドンパチ”といった消耗戦ではありません。

それはパワハラ的な概念で、現段階では“見えない戦争”と言い換えることが可能で、「情報戦」(宣伝戦)や「心理戦」また「サイバー戦」などです。

しかし、マストとなるのは従来の一般的な分野ではなくなっていきます。

縄文時代の原住日本人が豊かな大自然の心で、海を渡ってきた人々を平和的に受け入れ感化し、同化によって古代日本を形成してきたようなものです。

そのように日本人の遺伝子レベルに組み込まれた“日本的霊性”といえる圧倒的に有利な、日本の“伝統”や“文化”などによって戦争ならざるナチュラルな影響力です。


《 究極的ラスボスの「冥王星」 》

「冥王星」の象意は、クオリアル宇宙の根源に通じ“両極端”です。

宝瓶宮時代が進むにつれて、1920年の発見時の象意とは正反対になっていきます。

「冥王星」は、これまでの2年間ほど山羊宮25度以降の水瓶宮の“影響圏”にあって、「深層の精神意識の変革」のデレクションを正式にもたらしはじめていました。

今年2024年1月に水瓶宮に入宮し確定させたのです。

今後20数年間も続くメイン・ディレクションで、「深層の精神意識」(霊性、深層心理)を徐々に誰もが意識せざるをえなくなっていきます。

「冥王星」発見時の20世紀初盤〜中盤の象意は、社会的なもので、代表的には“世界覇権”を象わし、この時期に2次にわたる「世界大戦」が起きています。

しかし、今日においては“両極端”の象意を持つゆえに、発見時とは真逆に“負の戦争”となる個人の内面の「深層の精神意識」の変革を投げかけていきます。

One-Point ◆ “負の戦争”に相手はいません。自分自身です。各自が自由に「主体意識」(個性や才能)を伴ないつつ、「天王星」と共鳴する宝瓶宮時代の新しい「友愛精神」(和、絆、民度)を培うことがベースです。



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