宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●第1稿 : 2024年12月23日アップ
“昨日の状態が明日もずっと続く”と無意識に思う習性が人間には備わっています。
そのほうが変わる必要がないので、何かと“ラク”だからです。
ルーチンワークや平時はそれでいいのですが、現代のパラダイムシフトや昨今の“分水嶺”のピークの時には、大きくご判断を誤ることが起こります。
運勢を失うことさえありますので、昨今の「103万円の壁」をめぐる政治のドタバタ劇をみてもお気づきの方は多いでしょう。
要は、これまで2,000年以上続いてDNAに刻み込まれた“支配/被支配”の「対立二元論」の考えや社会構造が、“明日”も変わらずに続くと思ったら大間違いです。
●「霊識開元」は、土星外惑星(トランス・サタニアン)の歴史的な小三角(ミニトライン=60/60/120度)によってもたらされるスターティング・ディレクションです。
1、
先月11月に水瓶宮に入宮した「冥王星」
2、
水瓶宮の下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の牡牛宮の終盤(20〜29度)の「天王星」
※注)
“変革”や“改革”など変化を象わす両星の三分(トライン=120度)は、今後6年間ほど続きます。
天王星の逆行によって先週末以降、5か月ほど一時的に解消されます。
3、
今後、春分点をこえて生まれ変わっていく「海王星」が頂点。
これらが、なぜ「霊識開元」なのか。
詳細は「霊識開元スターティング講座」でお届けいたします。
運勢的にも歴史的にも影響力の大きな「土星外惑星」が、このタイミングと位置関係で共鳴関係を築きます。
これは約2,000年前のイエスの出現に匹敵するエポック・メイキングです。
そのため、今後の社会や人々の生き方を大きく規定していくことになる、宝瓶宮時代の“開元”たる「霊識」です。
昨今話題の「103万円の壁」に対する一連の出来事もそういえます。
党首に続く2番めの要職にある三党の幹事長の合意で、控除額を「168万円」に引き上げることで合意したのですが、与党の税制調査会長が“悪習”(慣例)によって独断的に「123万円」と決めたことから、スッタモンダ揉めに揉めています。
かつては、首相もアンタッチャブルな権限を持っていた税調会長です。
なぜなら、日本の政治を裏から牛耳ってきた“官庁の中の官庁”「財務省」によって、“官僚支配”の象徴となってきた会長職です。
ですが、この11月に“分水嶺”のピークをこえたため“流れ”が完全に変わったことを知らなければなりません。
もはや“支配/被支配”は通用しなくなっていき、“昨日と同じ明日ではない”時代がはじまっているのです。
One-Point ◆ “秘密”のお話を一つ。宇宙この世界は、人知れず“宇宙波動エネルギー”を伴ない動いています。過去の物理思考や心霊思考からはご理解できない真実です。3か月ほど前の過日“許可”がおりて、「財務省」に働く“エネルギー”を斬ったそうです。
さて、クエスチョンです。
なぜ、「対立二元論」の歴史パラダイムが通用しなくなる現代で、今年2024年が“分水嶺”のピークだと分かるのでしょうか?
宝瓶宮時代への変化が分かる理由は、宇宙法則から未来を読む「ディレクション・リーディング」を行なうからです。
当サイトを立ち上げた20年ほど前から、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」(当時は「宝瓶宮占星学」と仮称)のご紹介とともに、一貫してお伝えさせていただいています。
“昨日”すなわち従来であれば、「なぜ分かるのか?」と問われれば、「星を読んでいるから」と多くの方が答えるでしょう。
残念ながら“事実誤認”です。
「星」にそんな力はありません。
ただし、地球をはじめ星も宇宙も“宇宙波動エネルギー”によって“動いて”います。
星をはじめとした宇宙の動き、位置関係の変化は、“宇宙波動エネルギー”に基づく位相(アスペクト:局面)の現われです。
そのため、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」から、「ホロスコープ」によってそれらを正しく解釈すれば今後の方向性ディレクションが読めます。
One-Point ◆ 「宝瓶星学」の“秘義”です。人為の「帰納法」による占星術解釈から見えてくることは決してありません。宇宙法則から「演繹的」な理解を交えて、共鳴リーディングを行なえば地上への“宇宙波動エネルギー”の働きも見えてきます。
お話は変わり、2題めです。
日本に「ホロスコープ」を広め『ホロスコープ入門』などで知られる故ルル・ラブア師の存命中のことです。
現在は「ホロスコープ作成ソフト」が普及しましたので、手計算でホロスコープを作成する方法を解説した同書は必要とされなくなりました。
それはともかく、ある占星術マニアの方が「あなたの占いは神秘占星術だ」と侮蔑気味に述べたことがあります。
それに対して師は「そうかもしれませんね」と対応しています。
知らない人がみたら、字面どおりにとらえるかもしれません。
ですが、実態は真逆で上記エピソードはまるで“3歳児と大人”の会話です。
その真意は、ルル・ラブア師は通用しなくなった古典アストロロジー(一般に「古典占星学」)の理論をマスターしたうえで、“ホロスコープ占い”の「現代占星術」の人為的な占断をくだしていたからです。
古典理論を知って、今日でも通用すると“勘違い”して鼻高々な“3歳児”のマニアと対等に意見を交わしても、ムダなのは重々承知していたようで、「そうかもしれませんね」と軽くいなしたのです。
One-Point ◆ 古典理論を知っても、現代に適用は不可能です。“ホロスコープ占い”こと現代西洋占星術は、エソテリック占星術(秘境占星術)としてはじまった人為解釈ゆえに、疑似科学とされた古典理論を含め“神秘占星術”でない占星術はありえません。
お話を戻します。
時代は変わったの?
はい、変わりましたが、今はまだ“序の口”です。
変化の本番はこれから、適時、続々と起こることになります。
なので、昨今の社会変化は宝瓶宮時代の実働社会が到来する前座にすぎません。
現時点は、扉の前に立ったばかりのスタンバイ状態です。
今後の方向性を知らないゆえ、どう転ぶのか緊張感が高まり“ザワザワ”することが起きるときでしょう。
でも、大丈夫ですよ。
アストロロジカルなスケジュールは、来年2025年また再来年2026年に宝瓶宮時代の実働がスタートしますが、実現していくスピードは人間次第で早くもなれば遅くもなり、星が人間を“支配”しているわけではありません。
One-Point ◆ “支配/被支配”をもたらしてきた双魚宮時代の「歴史パラダイム」が終わるために、最も大きく影響を受けるのは“支配層”や既存の“権力者”です。一般国民は真逆で内面性の「深層の精神意識」や「新しい霊性意識」の影響を受けます。
3題めです。
アストロロジカルにみれば、日本の“民族性”は「魚宮」で、アメリカは「射手宮」、中国は「蠍宮」で象徴されています。
それらの特徴は、日本人は“お上依存”で、アメリカ人は“陽気なヤンキー気質”、中国人は両極に分かれますが本来的には“真理の探究者”です。
ただし、昨今の共産主義社会では“勘違い”が起きますので、物質的な探究者になりかねません。
では、双魚宮時代が終わると「魚宮」で象徴される日本人の民族性は、どのように変化するのでしょうか?
第一に“お上依存”からの脱却が逐次、起こります。
第二に、それが終わると、日本の“国体”を象徴する「水瓶宮」の影響を受けて、相応の歳月を伴ないつつも、新たなヴィジョンを描いて世界に影響を与える“利他的”な日本人として活躍します。
なぜそうなるのか。
「霊識開元」のディレクションは、地理的、歴史的、天運的にも、日本および日本人に最も共鳴して働くことになるためです。
One-Point ◆ 水瓶宮に位置する「冥王星」、魚宮の共鳴星「海王星」、水瓶宮の共鳴星「天王星」による「霊識開元」のディレクションです。日本は「魚宮」の民族性と「水瓶宮」の国体を持つために、今後の命運を左右する最重要ディレクションになっています。
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