リーディングサンプル＆メモ
｢日向坂４６｣の各メンバー
― ソーラーチャートでご紹介 ―

日向坂４６の“最大勢力”「乙女宮グループ」の２人めは高瀬愛奈です。イギリスからの帰国子女でもあり、こてこての関西人でもある高瀬愛奈は、“シンプル”なソーラーチャートの持ち主。

パーソナル・プラネットの四重合（クワドラプル・コンジャンクション＝０度）は、ご本人に悪意のないツッコミを授けているようです。

《 高瀬愛奈（たかせ まな）のソーラーチャート 》

｢日向坂４６｣への改名/独立」（リーディングサンプル＆メモ）の続きで、日向坂４６のメンバーを“リーディング・サンプル”として、一人ずつご紹介しています。

勝手に６つにグルーピングして、グループごとに順不同でご紹介しています。今回は５人め、高瀬愛奈です。

前置きはともかく、早速、「ソーラーチャート」をご覧ください。





冥王星とドラゴン・ヘッドの矩（９０度）のラインが抜けていますので、明日１６日中に追加します。

一見すればわかるように、「ソーラーチャート」とはいえ驚くほどシンプルです。

そのため“シンプル”ということが、そのままホロスコープ（出生天球図）の特徴になります。

One-Point ◆ “シンプル”なのですが、出生時間が不明で「ソーラーチャート」で作成しているため、これまでの経験上、もし出生時間が明確になってハウスシステムで通譲のホロスコープ（出生天球図）を作成して、４つの「基本点」（ＡＳＣ、ＩＣ、ＤＥＳ、ＭＣ）の位置次第によっては、複雑なアスペクトになる可能性は残っています。

《 パーソナル・プラネットの四重合＝０度 》

さて、そんな“シンプル”なソーラーチャートの高瀬愛奈の特徴は、次の２点です。

１、「太陽」が「パーソナル・プラネット」の内惑星すべてと四重合（クワドラプル・コンジャンクション＝０度）を形成していることです。

パーソナル・プラネットというのは、個人の特性を象わす星たちで、「太陽〜火星」まで５つの星をいいます。

そのなかで「内惑星」というのは、地球の軌道の内側をまわる星たちです。

具体的には、外惑星の「火星」を除き、地球の衛星の「月」、「金星」、「水星」、そして恒星の「太陽」です。

これは、ホロスコープで用いる“惑星”の場合をさし、「天体学」では衛星の「月」と恒星の「太陽」は“惑星”とは呼びません。

ホロスコープでは、便宜上、「太陽」も「月」も“十大惑星”（メイン・プラネット）のひとつとして占断またリーディングを行なうので“惑星”扱いになっています。

そのような「内惑星」すべてが、四重合（０度）を形成しているために、わかりやすく、ひっくるめてアバウトに申し上げますと、高瀬愛奈は「乙女宮生まれ」（太陽）ながら同時に「牡羊宮」（火星）の性質をも併せ持つことになり、物怖じしない“突っ込み”の個性（キャラ）をもつことになります。

One-Point ◆ 乙女宮の個人的な“完璧性”（潔癖性）によって周囲を“批判”することがないとはいえませんが、さらには、思ったことをズバリと口にする牡羊宮のキャラが“完璧性”（潔癖性）加わることによって、悪気のない一見“辛らつさ”が高瀬愛奈の持ち味になります。もともとが大阪出身なので、地域的にも“ツッコミ”のスタンスをとりやすいこともあるでしょう。

《 ソーシャル・プラネットの５つの星 》

特徴の２点めは、次のとおりです。

２、「木星」と「海王星」をのぞく「ソーシャル・プラネット」が、強力なアスペクトをもたない。

ソーシャル・プラネットというのは、十大惑星（メイン・プラネット）のうち、５つのパーソナル・プラネットをのぞいた「木星〜冥王星」までの５つの星をいいます。

西洋占星術の場合、太陽をふくめ土星までの７つの星をもちいた「古典占星学」の名残りで、上述のパーソナル・プラネットをのぞき、木星と土星のみをソーシャル・プラネットと呼ぶことがあります。

ですが近年、土星外惑星（トランス・サタニアン）の３つの星、天王星、海王星、冥王星が発見されていて、西洋占星術ももちいています。

それもそうですが、すでに宝瓶宮時代ですし、土星外惑星（トランス・サタニアン）は最も社会的な象意をもちますので、これらをふくめて、木星以遠の５つの星をソーシャル・プラネットとするのが適切です。

One-Point ◆ その象意の特性は、どちらかといえば、パーソナル・プラネットにくらべて、“運勢的”な作用をもたらします。

《 “現実味”に弱い高瀬のソーシャル・プラネット 》

上述の「太陽＆月」をはじめとした四重合（０度）に、「木星」が衝（オポジション＝１８０度）で、「海王星」が下三分（ロウアー・トライン＝１２０度）です。

「木星」と「海王星」は、主に“発展”と“膨張”などを象わしますが、シビアな「現実」にかかわるよりも、“気分”や“観念的”な象意をメインとします。

これは、高瀬愛奈がそのような個性や感性の側面をもつことを象わします。

一方、「現実」的な影響力を強く持つ「土星」や「天王星」また「冥王星」は、高瀬愛奈の「ソーラーチャート」の場合、どこか弱いアスペクトしかもたないのが特徴です。

たとえば、実体のない「交点」（ノード）の「ドラゴン・ヘッド＆ドラゴン・テール」に、「土星」が調停（メディエーション＝６０/１２０/１８０）の座相をとり、「冥王星」を軸にＴスクエア（Ｔ矩＝９０/９０/１８０）を形成しています。

これだと、実際の影響力としては良し悪しに関係なく弱いのです。

One-Point ◆ 「降交点＆昇交点」（サウス・ノード＆ノース・ノード）という言葉が、「古典占星術」にありましたが、交点（ノード）はどれらの星にもあります。そのため、「太陽」と「月」の軌道の交点は、インド占星術でもちいられていた「ドラゴン・ヘッド＆ドラゴン・テール」という言葉を宝瓶宮占星学でも使っています。

《 “ポテンシャル”は秘めている 》

さらに、「天王星」にいたっては「ケレス」と三分（トライン＝１２０度）です。

“ポテンシャル”（潜在力）は秘めるとしても、ふだんはオモテに出にくくなります。

そんなこんなで、出生時間を抜きに「ソーラーチャート」のみでみた場合、“現実味”に弱い高瀬愛奈のソーシャル・プラネットだといえます。

パーソナル・プラネットのうち、「太陽」と「月」など内惑星の四重合（０度）だけが際立っていますので、“自己主張”など主体的に自分を出していくといった特徴を持ちますが、良し悪しは別に“主観的”なソーシャル・プラネットのアスペクトにとどまるため、いくぶんソフトです。

そういったソーラーチャートが象わす「内面性」がみられるという一つのリーディングで、もし、出生時間によって４つの「基本点」とのアスペクトが際立てば、内面性はともかく実際は異なってきます。

One-Point ◆ そんな“シンプル”さが特徴で、気分的かつ観念的な内面性がリーディングできる高瀬愛奈のソーラーチャートになっています

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