宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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「宝瓶宮占星学 第2章 実技編」です。
ホロスコープ・リーディングのサンプル&メモとなるページです。
初回は、独立編に続き、日向坂46のメンバーのリーディングです。
↑ 不思議系 潮 紗理菜(山羊宮)。
●第1稿 : 2021年 9月29日アップ
※昨年のブログ記事のリライトです。
当シリーズでは14人め、「セレクション・グループ」では3人めの「潮紗理菜」(山羊宮、22歳)の「ソーラー・チャート」の特徴です。「ソーラー・チャート」につきましては、これまでの掲載をご参照ください。
インドネシアからの帰国子女、潮紗理菜は番組収録に前もって「なっちょ棒」や「ガムランボール」などインドネシアの不思議系グッズを準備するなど、現実派が多い山羊宮生まれ(太陽)とは思えない一面を見せてくれます。
宝瓶宮占星学では、「基礎理論」の宇宙この世界つらぬく「数理法則」による“宇宙森羅の最小象徴数”12(13)数にもとづいて、西洋占星術でいう十大惑星(メイン・プラネット)にとどまらず、12(13)個の星をもちいます。
十大惑星+ケレス+ドラゴン・ヘッド(ドラゴン・テール)の12(13)個です。
逆にいえば、小惑星帯(アステロイド・ベルト)を代表する最大の星「ケレス」(小惑星番号1番)があれば、ほかの小惑星“パラス”(同2番)や“ユノー”(同3番)また“ベスタ”(同4番)や彗星まがいの“キロン”(小惑星番号2060番)など、象意も定まっていない怪しげな星は、正規のホロスコープでもちいる必要はありません。
もっとも、“スピリチュアル占星術”などオカルト系占星術でどうご判断されようとそれはご自由です。
One-Point ◆ 上記小惑星名は「正式名称」でお届けしています。小惑星の名称を西洋占星術では、パラス、ベスタはともかく、ケレスを“セレス”、ユノーを“ジュノー”としてもちいることがあります。読み方の違いといえばそれまでですが、発見者の名前だったりしますので正式がベストです。
●日向坂46のメンバーを、次の6つに「グループ分け」して順番に一人ずつお届けしてまいります。
「牽引グループ」…佐々木久美(水瓶宮)、加藤史帆(水瓶宮)、佐々木美玲(射手宮)。
「乙女宮グループ」…斉藤京子(乙女宮)、高瀬愛奈(乙女宮)、小坂奈緒(乙女宮)、金村美久(乙女宮)、東村芽衣(獅子宮or乙女宮)。
「サポート・グループ」…渡邉美穂(魚宮)、富田鈴花(山羊宮)、松田好花(牡牛宮)。
「セレクション・グループ」…高本彩花(蠍宮)、影山優佳(牡牛宮)、潮紗理菜(山羊宮)、河田陽菜(獅子宮)。
「アクセント・グループ」…宮田愛萌(牡牛宮)、丹生明里(水瓶宮)、濱岸ひより(天秤宮)。
「3期生グループ」…上村ひなの(牡羊宮)、橋未来虹(天秤宮)、森本茉莉(魚宮)、山口陽世(魚宮)。
※上村ひなの以外は「新3期生」。
さて、潮 紗理菜の「ソーラー・チャート」は次のとおりです。
一見してお分かりのように、先回お届けいたしました影山優佳(牡牛宮、19歳)の「ホロスコープ」以上に、星が半球に偏っています。
だからといって“良し悪し”には関係がなく、独自の個性の一端を象わしていることになります。
必ず正反対に位置する「ドラゴン・ヘッド」&「ドラゴン・テール」を除けば、150度/360度内にすべての星が集まっています。
「ドラゴン・ヘッド」を交えても、210度以内にすべて位置することになります。
One-Point ◆ このような“ポウル型”のホロスコープの特徴は、先回の影山の項で述べましたので、そちらをご参照ください。また、潮紗理菜の場合、出生時間によって「月」がとるアスペクトがかなり異なってくるので、その考慮も重要です。
では、個別の特徴についてご紹介いたします。
潮紗理菜の「ソーラー・チャート」の個別の特徴は次の3つです。
1、強力なアスペクトがない。
12(13)個の星たちの中でも、“現実面”で強い影響力をもった星どうしのアスペクトが、ほとんどないことです。
代表的には「太陽」が「土星」を下方矩(ロウアー・スクエア=90度)にしていますが、土星は「山羊宮生まれ」(太陽)の潮紗理菜にとって共鳴星であるために、もともと類似した象意を“内包”しています。
また、「月」と「木星」の矩(スクエア=90度)は、“内面的”な側面が強く星の位置からは、独自の“スピ系”などに興味をもつことになります。
それが社会的に強い影響力をもたらすかというと“パーソナル”な側面が大きく現実的な影響とはなりにくいものになっていす。
One-Point ◆ 要は、運勢的に影響力の強い「ソーシャル・プラネット」(木星、土星、天王星、海王星、冥王星)のうち“心理的”な側面が大きい木星や海王星をのぞく星に加え、「火星」をのぞき「太陽」が強い“影響力”を発揮する星とのアスペクトをもって射ないことになります。
「金星」に関しては意見が分かれると思いますが、「水星」や「ケレス」また「ドラゴン・ヘッド」&「ドラゴン・テール」など、“象意”はあっても、いわば“実行力”の弱い星のみとのアスペクトになっています。
2、例外は「金星&火星&天王星」の三重合(0度)
上記に対して、唯一、例外となるのが水瓶宮での「金星&火星&天王星」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)です。
水瓶宮の影響圏にある山羊宮の「海王星」を交えて連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)でもあるのですが、水瓶宮の「木星」を交えて大会合(ステリウム)を形成しています。
そのため、“美意識”や“情愛”また“理想像”などを象わす「金星」は、“イメージ”や“幻想”をもたらす「海王星」との合(0度)をふくめて次のようにいえます。
実際に“衝動”や“行動”を象わす「火星」との合(0度)のみならず、“意外性”や独自の“個性”(才能、キャラ)を象わす「天王星」との三重合(0度)をもつことが、潮紗理菜のオモテに出てくる特徴になっています。
One-Point ◆ これらのアスペクトは、内面の“個性の核”である「山羊宮生まれ」(太陽)というよりも、潮紗理菜が水瓶宮系の“不思議キャラ”となる独自の「言動」や「実体」(才能)を発揮することを象わします。
3、「太陽と月」のアスペクト
上掲の「ソーラー・チャート」の最大の特徴は、「太陽と月」がそれぞれにとる“共通”のアスペクトになります。
「山羊宮生まれ」(太陽)の潮ですが、個人にとって重要な「太陽」と「月」がドラゴン・ヘッドとドラゴン・テール&ケレスに調停(メディエーション=60・120・180)の座相をとりあうなど、“現実重視”の山羊宮らしくない側面が強まります。
山羊宮は、一般に“シビア”だったり“慎重”(悲観的)だったり“社会現実”を重視する象意をもちます。
“個性の核”を象わす「太陽」が山羊宮なので、ご本人は“現実的”だと考えておられると思いますが、周囲からみた場合、“不思議系スキル”を前面に出したキャラを形成することになります。
One-Point ◆ 「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール」は、それ自体が「太陽」の“黄道”と「月」の“白道”の2つの「交点」(ノード)のことです。その交点に、「太陽」と「月」がそれぞれ「三分」(トライン=120度)をとっていることは、ほかの「ホロスコープ」にはない潮紗理菜のホロスコープの最大の特徴になっています。
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