宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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「宝瓶宮占星学 第2章 実技編」です。
ホロスコープ・リーディングのサンプル&メモとなるページです。
初回は、独立編に続き、日向坂46のメンバーのリーディングです。
↑ ひなのなの 上村ひなの(牡羊宮)。
●第1稿 : 2021年10月 3日アップ
※昨年のブログ記事のリライトです。
「アクセントキャラ・グループ」の最後の4人めは、新3期生が加入するまで、唯一の3期生だった「上村ひなの」です。日向坂46のメンバーの「ソーラーチャート」とその特徴をご紹介する当シリーズでは、19人めです。
2019年2月に“ひらがなけやき”こと「けやき坂46」から「日向坂46」に“改名/独立”した直後に、新3期生の3名が加入しています。
上村ひなのの「ソーラー・チャート」は、やはり“特別”でした。
次のとおりです。
これまでのメンバーをふくめ全員が「出生時間」不明なため、出生時の「太陽」をASC(Ascendant アセンダント=上昇点)の位置におく「ソーラー・チャート」のイコールハウスでお届けしています。
One-Point ◆ 太陽をメインとした「ソーラー・チャート」の場合、太陽サイン(宮)はもちろん12サインを均等に30度ずつに区分し、当サイトではイコールハウスシステムまたハウスホイールにより、12ハウス(室)も均等に30度で区分しています。
●日向坂46のメンバーを、次の6つに「グループ分け」して順番に一人ずつお届けしてまいります。
「牽引グループ」…佐々木久美(水瓶宮)、加藤史帆(水瓶宮)、佐々木美玲(射手宮)。
「乙女宮グループ」…斉藤京子(乙女宮)、高瀬愛奈(乙女宮)、小坂奈緒(乙女宮)、金村美久(乙女宮)、東村芽衣(獅子宮or乙女宮)。
「サポート・グループ」…渡邉美穂(魚宮)、富田鈴花(山羊宮)、松田好花(牡牛宮)。
「セレクション・グループ」…高本彩花(蠍宮)、影山優佳(牡牛宮)、潮紗理菜(山羊宮)、河田陽菜(獅子宮)。
12ハウス(室)ではなく、「12サイン(宮)」を30度ずつ均等に区分するのが、ソーラーチャートでは正解だと考えているためです。
もし、えっ、なんで? 12サイン(宮)を30度ずつ均等に表示する「ホロスコープ作成ソフト」が正解じゃないの? と思われたかたがいらっしゃるかもしれません。
実は、ハウスシステムをもちいた「ホロスコープ」である以上、12ハウス(室)を均等に30度ずつに「出力」しています。
ですが、そういったハウスホイールではなく、プログラム上、12サイン(宮)のほうを30度ずつに「表示」しているだけなのです。
One-Point ◆ ややこしいのですが、重要です。「出力」と「表示」が異なるのが、多くの「ホロスコープ作成ソフト」なので、本来はハウスホイールで「表示」するのが正解です。
「アクセント・グループ」…宮田愛萌(牡牛宮)、丹生明里(水瓶宮)、濱岸ひより(天秤宮)。
「3期生グループ」…上村ひなの(牡羊宮)、橋未来虹(天秤宮)、森本茉莉(魚宮)、山口陽世(魚宮)。
※上村ひなの以外は「新3期生」。
それはともかく、「上村ひなの」のソーラーチャートの特徴は次のとおりです。
3つもの交歓(ミューチュアル・リセプション)があることがその一つです。
また、3つの衝(オポジション=180度)があり、そのすべてがT矩(Tスクエア=90・90・180)を形成しています。
同時に、すべてに調停(メディエーション=60・120・180)の座相があることです。
さらには、そこに、交歓(ミューチュアル・リセプション)がかかわっていることが最大の特徴です。
One-Point ◆ 詳しくは、上掲の「ソーラー・チャート」をご高覧ください。滅多にない複合アスペクト・パターンが特徴です。それゆえ、上村ひなのの個性(キャラ)も特殊なものになります。
3つの衝(180度)は次のとおりです。
1、「月」と「ケレス」の衝(180度)
出生時の「太陽」を軸に、「月」と「ケレス」を交えて「T矩」(90・90・180)を形成しています。
この衝(180度)に対し、「月」と交歓(ミューチュアル・リセプション)の「土星」が「調停」(60・120・180)の座相を投げかけています。
One-Point ◆ 交歓(ミューチュアル・リセプション)は、星を入れ替えて解釈することが可能です。その場合、出生時の「太陽」と「月」の矩(スクエア=90度)は、「太陽」と「土星」の矩(90度)としても読むことが可能になります。
2、「木星」と「天王星」の衝(180度)
「火星」と合(0度)の「金星」を軸に「木星」と「天王星」とでT矩=90・90・180を形成しており、「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」が調停=60・120・180の座相を投げかけています。
3、「海王星」を軸にT矩=90・90・180
「海王星」が軸となって「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール」とのT矩=90・90・180が形成されています。
こちらも、「土星」が調停=60・120・180の座相を投げかけています。
この「海王星」は「天王星」と交歓(ミューチュアル・リセプション)です。
One-Point ◆ また、前述のように「土星」も「月」と交歓(ミューチュアル・リセプション)で、単純にいえば“理想”と“現実”、実際的には“幻想”や“ヒラメキ”と、“シビア”さや“実体”が混然とします。
以上のように、上村の「ソーラーチャート」また「ホロスコープ」は、良し悪しに関係なく複雑に象意が“錯綜”するアスペクト・パターンを構成しています。
これは、どこから何が飛び出すか、ご本人のみぞ知る、いえご本人も予測できない常人離れした象意をもつことになります。
これまでご紹介してまいりました日向坂46メンバーの「ソーラーチャート」は、「牡羊宮」に星が“あるなし”にかかわらず、案外と“いきおい”や“思い切り”がよい「牡羊宮」の象意をもっているメンバーが多くいました。
「上村ひなの」は、そんな日向坂46ではじめての「牡羊宮生まれ」(太陽)で、今日の「日向坂46」の飛躍をもたらす“起爆剤”になっています。
One-Point ◆ 聞くところによれば、坂道グループ(乃木坂46、欅坂46、けやき坂46:現日向坂46)の合同の新規加入生の募集と審査があり、新規生は、各グループにふりわけらました。“今”(当時)をときめく「乃木坂46」や「欅坂46」ではなく、“日陰げグループ”だった「けやき坂46」に唯一、加入したのが「上村ひなの」でした。
結論のみ書きますと、運勢的にみた場合、「上村ひなの」の加入は、ご本人の“資質”にかかわらず、今日の「日向坂46」の“人気”や“隆盛”をもたらすものになっています。
メンバーや運営が気づかなくても、「上村ひなの」が加入したゆえに、“ひらがなけやき”の運勢は加速し、「日向坂46」への独立やデビュー以来の活躍につながっています。
また、上村の加入は構成作家などの“意識アップ”をもたらしたといえますが、そういったことを起こしたことが“運勢”です。
上掲の「ソーラー・チャート」からは、メンバーたちやスタッフも気づかずに“時の運勢”がもたらされることを象わしています。
One-Point ◆ ただし、それによって、もしメンバーたちが傲慢になったり尊大になると、一気に運勢を失うことが起こりかねないものでもあるために、一方でご注意が必要なものになっています。
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