宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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「宝瓶宮占星学 第2章 実技編」です。
ホロスコープ・リーディングのサンプル&メモとなるページです。
初回は、独立編に続き、日向坂46のメンバーのリーディングです。
↑ 新3期生 森本茉莉(魚宮)。
●第1稿 : 2021年10月 3日アップ
※昨年のブログ記事のリライトです。
●日向坂46のメンバーを、次の6つに「グループ分け」して順番に一人ずつお届けしてまいります。
「牽引グループ」…佐々木久美(水瓶宮)、加藤史帆(水瓶宮)、佐々木美玲(射手宮)。
「乙女宮グループ」…斉藤京子(乙女宮)、高瀬愛奈(乙女宮)、小坂奈緒(乙女宮)、金村美久(乙女宮)、東村芽衣(獅子宮or乙女宮)。
「サポート・グループ」…渡邉美穂(魚宮)、富田鈴花(山羊宮)、松田好花(牡牛宮)。
「セレクション・グループ」…高本彩花(蠍宮)、影山優佳(牡牛宮)、潮紗理菜(山羊宮)、河田陽菜(獅子宮)。
「アクセント・グループ」…宮田愛萌(牡牛宮)、丹生明里(水瓶宮)、濱岸ひより(天秤宮)。
「3期生グループ」…上村ひなの(牡羊宮)、橋未来虹(天秤宮)、森本茉莉(魚宮)、山口陽世(魚宮)。
※上村ひなの以外は「新3期生」。
日向坂46」メンバーのソーラーチャートとその“特徴”をご紹介する当シリーズも、残すところ「新3期生グループ」3人ののうちあと2人となりました。
森本茉莉と山口陽世の「魚宮」コンビなのですが、なんとこの2人、出身地は異なるものの同じ2004年2月23日生まれなのです。なので「ソーラー・チャート」で作成した場合、まったく同じホロスコープになってしまいます。
同じ生年月日でも、「出生地」や「出生時間」が異なることによって、見た目の“容姿”や“個性”の一部また“運勢”は、まったく異なることが起こります。
その1人め、森本茉莉の「ソーラー・チャート」は次のとおりです。
次にアップいたします「山口陽世とまったく同じなのですが、出生時の「太陽」をASC(Ascendant アセンダント=上昇点)の位置におくお二人のソーラー・チャートの特徴をご紹介させていただきます。
One-Point ◆ ソーラー・チャートは、「出生時間」や「出生地」がわからなくても生年月日だけで作成できますので、便利である一方、通常のハウスシステムの「ホロスコープ」(出生天球図)にくらべて、軽視されがちですが実は重要です。
上掲のソーラー・チャートの特徴は、次のとおりです。
1、3つの「YOD」=60・150・150
「金星」「木星」「海王星」をそれぞれに頂点また底辺の星として、加えて「ケレス」と「ドラゴン・テール」を底辺の星とする“複合”「YOD(ヨッド=60・150・150)」があります。
これらは、ほかの星の配置などから“アイドル”また“芸能界”など、華やかなTOPクラスの立場を運命的に否応なく目指さざるをえないものになっています。
One-Point ◆ そのような同じソーラーチャートまたホロスコープをもった2人が、「日向坂46」への改名/独立直後に加入したというのも、やはりYOD=60・150・150の運命なのでしょう。
2、2つの「交歓」(ミューチュアル・リセプション)
牡羊宮の「金星」と牡牛宮の「火星」が、案外と強力な「交歓」(ミューチュアル・リセプション)を形成しています。
交歓(M.R.)というのは、2つの星がお互いに相手の「共鳴サイン(宮)」にあることをいいます。
森本また山口のこの「交歓」(M.R.)が、なぜ、“強力”なのかは、「金星」は「冥王星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とし、「火星」は「木星」を下三分(ロウアー・トライン=120度)としていることなどからです。
One-Point ◆ このことは、ある意味、強い「異性運」を両極端ながら象わします。良い男性に巡りあうか、逆にダメ男に振り回されるか魚宮生まれ(太陽)なのでとくにそうですが、ご本人が“幸せ”だと感じていれば、それでもいいでしょう。ご参考ながら「木星」と「冥王星」は矩(スクエア=90度)です。
また、水瓶宮の「海王星」と魚宮の「天王星」も、交歓(M.R.)をとっています。
「海王星」はYOD(60・150・150)の頂点の星で、「天王星」は出生時の「太陽」と合(コンジャンクション=0度)です。
その「太陽」は、水瓶宮の「水星」とも合(0度)なので、「太陽&水星&天王星」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)と解釈してかまいません。
原則では、水星や天王星の許容度数(オーブ)は6度です。
そのため、水瓶宮25度の「水星」と魚宮2度の「天王星」とでは7度差なので合(0度)にはなりません。
ですが、、「水星」はすでに魚宮の影響圏に入っています。
一方、「天王星」は「水星}がある水瓶宮の共鳴星でもあることから、両星には少しですが共鳴関係が生じ、1度差であれば合(0度)ととれるためです。
One-Point ◆ ちなみに、日向坂46のメンバーは、これまでソーラーチャートをご紹介してまいりました幾人のように、「太陽&天王星」の合(0度)をもつかたが多いのが特徴です。
太陽&天王星の合(0度)は、他人とは異なる独自の個性(キャラ)をもつメンバーが多く、“キャラ”が際立っていることを象わします。
同時に常識にとらわれない“変わり者”の側面もあって、芸能界では、バラエティ−(お笑い)向きのセンスをもつメンバーが多いことを意味します。
3、4か所の「合」(0度)
ソーラー・チャートの場合、森本も山口もまったく同じホロスコープになりますので、そこからリーディングできる特徴もまた同じになります。
One-Point ◆ かなり特徴的なソーラーチャートまたホロスコープで、お二人の特徴の3つめは、4つの「合」(0度)が形成されていることを次にご紹介いたします。
上述のように魚宮の「太陽」が「水星」また「天王星」と合(0度)です。
次に、牡羊宮の「月」と「金星」が合(0度)をとっている可能性が高いことです。
「月」はトランシット(運行)のスピードが速いので1日にサイン(宮)の半分ほどを移動します。
もし、お二人が午前9時頃以降の生まれであれば「月&金星」は合(0度)になります。
One-Point ◆ ちなみに「金星」は、「火星」と交歓(M.R.)で、「冥王星」を上三分(120度)とすることが、お二人にとっては人気にもつながるポイントになっています。
TOP目狙いの側面をもち、芸能界や日向坂46の活動に慣れてくるほど、臆することなく、“グイグイ”と前に出てくることも起こるでしょう。
さらには、その「火星」も「ドラゴン・ヘッド」と合(0度)です。
「火星」も、「木星」を下三分(120度)として活性化して活動的です。
4つめは、「土星」と「ケレス」の合(0度)です。
この「土星&ケレス」の合(0度)は、出生時の「太陽」に下三分(120度)でもあることから、上述の“グイグイ”さを“慎重”に、状況やようすをみて発揮する“控えめ”さをもっていることを象わします。
One-Point ◆ そんな、温和な大人しさと同時に、負けず嫌いの活発な側面や、臆せずグイグイ出ていく両側面をもった「森本茉莉」と「山口陽世」になっています。
以上は、「ソーラー・チャート」からみえてくる共通項です。
そのなかでも森本茉莉の特徴を挙げますと、次のようにいえます。
推定される“出生時間”からは、「金星」と「火星」で比較した場合、どちらが強いかといえば、交歓(ミューチュアル・リセプション)ながら森本は「金星」が強く、“TOP運”につうじる「陽」の“スター性”を特徴とします。
一方、「山口陽世」(魚宮、16歳)の場合、どちらかといえば比較的ながらも「火星」が強く、同じように陽の“スター性”はあるものの、内に隠し持つタイプになります。
要は、両側面のうち、どちらをより強く「オモテ」に出すのか、それとも「ウラ」に隠し持つかの違いです。
One-Point ◆ 両方を持っていることには変わりがなく、両側面の用い方やタイミング次第で、同じ「ソーラー・チャート」ながらお二人の運勢や実際の出来事は、大きく変わってくることが起こります。次にアップしたします「日向坂46 山口陽世(16)」も併せてご参照ください。
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