宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
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●第1稿 2023年 5月11日 アップ。
●一部リライト 2023年 5月12日。
「マイ・ディレクション講座」をご受講くださっている方のための公開レクチャーともなる内容です。
ご受講されておられる方であれば行間にお気づきいただけるでしょう。
それはそれ、時代を先取りした宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」です。
ご受講されておられなくてもご参考になる内容は掲載いたしております。
本年2023年5月25日〜月末にかけて初回配信が始まる「アスペクト完璧講座」のサジェスチョンともなる内容です。
ホロスコープの象意が成り立つ仕組みを講座以外で初公開いたします。
東洋占術に「方位学」や“西に黄色”といったフレーズで一世を風靡した一般にいう「風水」があります。
地上の地理的条件や方位方角からみた鑑定だといえます。
その空間範囲を実在の宇宙規模にまで広げたものが「ホロスコープ」の一側面です。
ただ根本的に異なる部分があるのですが、それが「ホロスコープ・リーディング」の特徴ともなっているために、それを見逃すわけにはまいりません。
One-Point ◆ ホロスコープの象意は「出生地」など1点から見た方位や方角に留まらず、全方位的な象意の共鳴関係によって成り立っています。このことを「宇宙波動エネルギー」の共鳴関係から実感されておくことがポイントになっています。
●そもそも論ですが、象意の正体は何でしょうか?
ホロスコープは宇宙を模したものなので、ありていに申し上げますと、象意の正体は「宇宙」そのものです。
ここで宇宙というのは、ご存じの「物質宇宙」ではなく、その背後の「エネルギー宇宙」を含めたクオリアル宇宙のことです。
統合的な「宇宙」の根幹法則に“象意の正体”があります。
「基本三数」が展開された「数理法則」の12数の「本意」の中に、個々の構成要素の象意の本質が秘められています。
「実学」を標榜する宝瓶宮時代のアストロロジーでは、それを「本意」と呼んでいます。
具体的には「基本の象意」や「ほんとうの象意」のことです。
そこから「共鳴関係」を伴ないつつ、世界に2つと同じものがない個々のホロスコープに応じた実際的な象意解釈が展開されています。
「数理法則」を知れば、案外と簡単に解釈やイメージができます。
地上を含めた宇宙太陽系などの「物理宇宙」、また「エネルギー宇宙」まで含めた実在の「クオリアル宇宙」は、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」に満ちみちています。
宇宙波動エネルギーにつきましては、その成り立ちを「基本三数による宇宙論講座」でお伝えしていますので是非ご受講ください。
理論を捨てて個々人の主観的な象意解釈の占断になってしまった“ホロスコープ占い”こと現代占星術にはない超科学的ともなる哲理的な認識です。
最先端物理科学「量子論」をも凌駕した宇宙解釈ですが、実在の事象として認識されています。
「量子もつれ」(quantum entanglement=クオンタム・エンタングルメント)の超常現象はその一つですが、光や電磁波のような物理波動ではないために、物理科学によって解明されることはありません。
One-Point ◆ 「宝瓶宮時代のアストロロジー」の合理的でクオリチュアルな論理的解釈に「宇宙波動エネルギー」は欠かすことができません。古来からのホロスコープの根本命題のご解答がここにあります。
具体的には12サイン(宮)や12ハウス(室)また12プラネット(星)などの構成要素どうしが、全方位的に、相対的な位置関係をとることで象意が複合的にもたらされていることをご理解いただきたく存じます。
「太陽」や「水星」また「金星」などの星が、どのサイン(宮)やハウス(室)に位置するかといった子供だましのような単純解釈では占断にはいずれ限界が生じます。
お互いに個々の構成要素が、どのような位置関係にあって位相や座相などの局面をもたらす「アスペクト」をとっているかで、象意は絶妙に変わってきます。
例えば、分かりやすく色でお話してみましょうか。
「青い象意」の星と「赤い象意」の星が、何らかの関係性をとることで「紫色の象意」が生まれるといった単純な解釈は初歩のお話です。
原則はそうなので間違いではありません。
ですが、日常の生活や仕事などの活動などには耐えられないのです。
色鉛筆のような純色だけで、個々人や世の中の出来事が成り立っているわけではないからです。
One-Point ◆ 実際には「青い象意」の星が「黄色い象意」の星と関係し、若干、緑がかった様相を帯びていたりします。もう一方の「赤い象意」の星も、また別の色の象意の星とかかわって、結果、単純な「紫色の象意」ではなく、グレーがかっていたりするためです。
抽象的な表現でご退屈でしょうが、もう少し続けます。
「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)のリーディングも類似です。
トランシットの星にかぎらず、「ホロスコープ・マスター奥義講座」や「マイ・ディレクション講座」でとらえ方や解釈のノウハウをお伝えしておりますとおりです。
ネイタル・ホロスコープ(出生天球図)まで含めた全方位的な象意の共鳴関係を配慮したリーディングを行なうことで、具体的なディレクション・リーディングが可能になります。
ホロスコープの背後には、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」があるためです。
ホロスコープ・リーディングの知られざる要諦です。
主観的な“当たる/当たらない”の占いではなく、宇宙に基づくために当たっているのは前提で、ホロスコープを読むほど客観的に精度を高めていける宝瓶宮時代のアストロロジーには必須のご認識になっています。
今まで論理的にご指摘された方はいませんが、今後のホロスコープ理解の“新しい地平”(New Horizon=ニュー・ホライズン)になってまいります。
One-Point ◆ ホロスコープを同じように用いるものの“占い”の現代占星術(秘境占星術)とは異なる視点です。古典アストロロジーの「古代ギリシャの世界観」を超えた「宝瓶宮時代の新しい宇宙観」に基づく解釈になっています。
最後にはっきりと述べておきます。
ご自身が気づかなくても、“当たる/当たらない”の占いを信仰するのは「占いの奴隷化」を増長する結果をもたらしかねません。
逆に、当たるのは大前提で、未来の方向性を見通せる「星のディレクション」で、個人のご判断や意志決定に役立つリーディングを正しくお伝えすればいいわけです。
そこにおいて、ネイタル・ホロスコープ(出生天球図)は全方位的な共鳴リーディングからも無関係ではありません。
特に昨今は、かつての社会通念や古い常識がだんだんと通用しなくなり、宝瓶宮時代の新しい良識やコンセンサスへと紆余曲折を伴ないつつ段階的ながら変化しています。
お感じの方も世間には案外と多くいらっしゃるのですが、個人の主観によらず、客観的で論理的な解釈が可能な宝瓶宮時代のアストロロジーから、客観的に未来の方向性を知ることが可能です。
One-Point ◆ 今年2023年3月に海王星が魚宮25度を過ぎて「双魚宮時代のリバイバルのディレクション」が一段落したために時代変化は避けられなくなりました。今後は、お一人ひとりのご認識が重要で、歴史の大河の逆流に呑み込まれないためにも時代の方向性や流れを知っておかれることは必要になっています。
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