宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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「基本三数による宇宙論講座」の序説ページです。
私たちが人生を送る宇宙この世界とは?
“マスター・キー”「基本三数」にすべての答えがあります。
↑ 太陽と地球のラグランジュ点概略図
●第1稿 : 2022年12月 3日アップ ●改訂稿 : 2024年07月25日アップ
表題の「丸い宇宙と四角い地上」というのは“比喩”です。
宇宙をたとえて表現すると“丸”を本質としていて、地上をたとえると“四角”で表現できるという意味で、事実、ホロスコープはそうなっています。
宇宙この世界を模した「宇宙数理模式図」が本来のホロスコープなので当然です。
星は「球体」が基本で、その動きは「円」を描いて公転していることから、宇宙は“丸”を本質とします。
一方、地上は、ホロスコープの4つの「基本点」などがそうですが、東西南北といった4方向の「基本点」がベースで“四角”で象わされています。
そこに付帯する不動の「12ハウス(室)」によって構成されるのがホロスコープで、“宇宙波動”に伴なう象意によって地上の出来事がリーディングできるようになっています。
宇宙の本質“丸”を数理で象わすと「3数」です。
本来は丸には終わりがないため「∞」(無限大)なのですが、∞は数字ではありませんし、数理的にスムーズな象意の関係性を象わす「3数」になります。
天体力学における「ラグランジュ点」のように、120度の位置関係にある3点(トロヤ点:正三角解)によってバランスがとれますし、最小3点によって全球をカバーできます。
物体も3点で安定するため、永続性や発展性を象徴する数理が三数です。
ホロスコープでは、黄道「12サイン(宮)」が該当します。
一方、地上は90度また180度の位置関係からなる「東西南北」のように、縦軸と横軸それぞれにプラス方向とマイナス方向を持ったマトリックスのように「4数」で象徴されます。
ホロスコープでは、地上のイベント・ポイント(出生地など)からみた4つの「基本点」を軸とした「12ハウス(室)が該当します。
One-Point ◆ 「基本点」(Angle)というのは、東のASC=上昇点、北のIC=北中点、西のDES=下降点、南のMC=南中点のことです。マトリックス(matrix )は、それぞれに内容の異なる4点を表わし元々は“子宮”や“母体”(基盤)また“生みだすもの”といった意味を持ち、「基本三数」解釈のホロスコープ“数理模式図”と同じです。
近日(第1稿現在)ご案内予定の「基本三数による宇宙論講座」もそうですが、「基本三数」をマスター・キーにホロスコープをお伝えする「ホロスコープ・マスター奥義講座」も同様です。
地球の公転軌道である“太陽の通り道”「黄道」を、「春分点」を始点に30度ずつに12等分した12サイン(宮)は、牡羊宮・獅子宮・射手宮といった3つのサイン(宮)ごとに「ラグランジュ点」に似て類似の象意を持ちます。
一方、地上の出生地などのイベント・ポイントからみて、東の地平線上「ASC=上昇点」と天頂側「MC=南中点」を基準に30度ずつに空間を12等分したハウス(室)は、第1ハウス(室)・第4ハウス(室)・第7ハウス(室)・第10ハウス(室)といった90度の位置関係にある4つのハウス(室)ごとに「マトリックス」のように異なる象意が際立ちます。
これらの象意は、いずれも宇宙この世界の根幹法則「基本三数」から明確です。
One-Point ◆ 丸い宇宙は、ホロスコープの「12サイン(宮)」が象徴しています。四角い地上は「12ハウス(室)」が象徴しています。これらを数理的に象わせば、スムーズな関係性を結ぶ「3数」と、スタンスが異なる「4数」に共鳴する象意が法則的に付与されていて、「基本三数」から実学としてのリーディングが可能です。
「丸い宇宙と四角い地上」というのは、丸と四角で“比喩”できる宇宙と地上世界と同時に、3数と4数に代表される宇宙森羅の最小象徴数=12数によって構成された「ホロスコープ」を意味します。
すべて「基本三数」に基づきます。
お話は最初に戻りますが、丸い宇宙は“∞”を数理的に代替させた「3数」によって象徴され、四角い地上はそれぞれに異なる「4数」によって象徴され、「基本三数」によって構成された「ホロスコープ」として展開されています。
「基本三数」が基本三数展開されたのが、「数理法則」3/6/12数です。
宇宙森羅の最小象徴数=12数で構成される「ホロスコープ」は、丸を象徴する「3数」と現実的な「4数」とを伴ない「12数」で構成されることから、宇宙森羅万象をリーディングすることができます。
三分=120度の位置関係にある3サイン(宮)ずつ4種類に区分された「12サイン(宮)」と、4ハウス(室)ずつ3種類に区分される「12ハウス(室)」であり、またそれらに共鳴する象意を伴なう「12アスペクト」や「12プラネット」です。
“宇宙波動”による個々人の「性質」や「運勢」また「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)などを「ホロスコープ」からリーディングできるのは、ホロスコープが「基本三数」を伴ない宇宙構造を模しているためです。
One-Point ◆ 現代占星術では語られることのない「宇宙の基礎理論」です。古代ギリシャの古典アストロロジーには“熱冷乾湿/火地風水”といった「四大元素説」がありましたが、16世紀に“疑似科学”(迷信)として退けられています。宇宙時代の今日に通用するホロスコープ理論とはなりえません。
本来の宇宙この世界は、物理科学を超えた宇宙の根幹法則「基本三数」による「クオリアル宇宙」です。
「基本三数」が“基本三数展開”された「数理法則」3/6/12数(3/6/9)による宇宙森羅の最小象徴数=12数によって象意展開されています。
「ホロスコープ」も同じです。
これらの根幹に「光の三原色」のように、これ以上は分解できない根本の三要素「基本三数」があり“宇宙波動エネルギー”を伴なっています。
「基本三数」とは何か?
どこからどのように生じたのか、どんな原意を持ち、地上とどのように関係しているのか、後日お届けする「「基本三数」による宇宙論講座」によってご理解いただけますとホロスコープ・リーディングは簡単です。
「海王星」の古い象意“まだ見ぬ理想”や“事実誤認”また“勘違い”といった双魚宮時代末期の“宇宙波動”はまもなく終わります。
漸次、双魚宮時代から見て“改革的”な象意の「天王星」や、宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」を旨とする「基本三数」がアストロロジーにかぎらず、現実社会においても重要度を増していくことが“分水嶺”のピークのディレクションからも分かります。
One-Point ◆ 占星術は占・星・術です。昨今の海外のアストロロジーも“占星術”なので誤認されていますが、本来の「アストロ」+「ロジー」ではありません。とくに19世紀後半以降の現代西洋占星術は「海王星」の象意を受けているうえに、エソテリックなので“誤認”に気づくことが難しいものになっています。
ホロスコープを抜きに「基本三数」の普遍的利点があります。
「丸い宇宙と四角い地上」と“比喩”ができるように、宇宙も地上世界もすべて根幹の「基本三数」によって哲理的に貫かれています。
この意味は、「基本三数」を知って基づき応用して考えれば、宇宙この世界の根幹に基づくため、見識力のアップや宇宙この世界の事実や真実が見えてくることです。
ホロスコープ・リーディングは“占断”ではなく、“宇宙波動”によるディレクション(運勢変化、時代変化)を知るゆえに、最後のご判断に「基本三数」による偏らない思考が役立ちます。
宇宙この世界の物事や動きなど、実際や流れを見抜く見識が備わっていくようになるためです。
これを「基本三数思考」またカッコつけて「クオリアル・シンキング」と呼んでいます。
One-Point ◆ 「A」か「B」か、「〇」か「×」か、「善」か「悪」か「吉」か「凶」かといった単純な対立二元論思考では、宇宙この世界の現実をご判断することはできません。共鳴関係論による基本三数思考を行なうことで、実際的なものの見方や有意なご判断が可能になります。
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