宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●2022年 3月27日アップ
「クオリアル生活」、広告のキャッチコピーみたいですね。
かつてのパルコ、西武百貨店のコピー、物質的充足のみならず、精神的にも文化的にも満足のいく生活を提案した「おいしい生活」(1982)のような。
いろんな生活があってもいいのですが、宝瓶宮時代のクオリティーで現実的な生活を少しイメージしてみました。
お遊びの息抜き記事とお考えください。
ご自身の生活や人生です。
他人とは異なるご自分に応じた生活様式になると存じます。
いずれにしても、今の時代や、ご自身の周囲の状況、また地域や社会に根付いた現実的な生活になるのは当然でしょう。
そこで、宝瓶宮時代の「クオリアル生活」の一例をイメージしてみました。
個性や状況に応じたアレンジは必要です。
まったく違う生活でもかまいません。
「クオリアル生活」ですから。
One-Point ◆ 10人いれば10種類の「クオリアル生活」、千人いれば千通りの「クオリアル生活」があって当然です。逆に、宝瓶宮時代は「こうしなければならない」といった押し付けはありません。「共鳴関係論」と「友愛精神」(和、絆、民度:人類愛)がベースにあるのが「クオリアル生活」です。
「これ、なんぼやと思う? 300円やで、お買い得やろ?」
なんて、引き合いに出して申し訳ありませんが、トラ柄の服を自慢したりします。
いいんですよ。
自分の着たいものを、お値打ち価格で買えるなら、それも「クオリアル生活」です。
使わないと分かっているものを安いからというだけで購入する人はいないですよね。
ですが、よく使うかどうかわからないのに、安売りしていたので購入する人がまれにいたりします。
One-Point ◆ それで結果的に満足できるものであればいいのです。ただ一般的に、「安売り」には安く売らなければならない理由があったりします。現代日本にはさすがになくなったと思いますが、1回使っただけで壊れるものだったり、1回洗っただけで縮んだり色落ちして着られなくなる粗悪品などです。
次に、ご参考に逆パターンをみてみましょう。
仮に、友人の結婚式などに着ていくために、奮発して高価な服を買ったとします。
当然、ご自分によく似合ういい服で満足なのですが、高価なので1回着ただけでずーっと箪笥の肥やしになっているケースです。
着崩したくないので、ふだんは着ないでとっておいて、そのまま、いつしかご自身の体形が変わってしまったり、年齢とともに着れなくなったりしたとします。
これも、1回使っただけなので、上述の「One-Point」の粗悪品と同じです。
それって「クオリアル生活」ですか?
One-Point ◆ 着ないけど持っているという「満足感」や「安心感」はあります。しかし現実にそっているとはいえません。いずれ着なくなるのなら、似合ういい服なので、買ったときに多く着こなしたほうがいいと思いません。そのほうが「クオリアル生活」です。
さらに逆のパターンです。
ブランド品にこだわって購入するというのはどうでしょう?
価値観は人それぞれですから、ステイタスだというならそれも否定はいたしません。
それがあるうちは“心に余裕”ができたり、“自慢できたり”しますものね。
ただし、極論すれば、他人による“持ち物の価値”なので、本質的にみて、自分自身の価値が上がったわけではありません。
物や高価や安価をとわず「価格」に踊らされてしまえば、やはり上述の「大阪あるある」と同じパターンになります。
むしろ高価な“ブランド”という他人の価値に依存したぶんだけ、「クオリアル生活」とは真逆ではないでしょうか?
One-Point ◆ ブランド品を身につけて褒められるのと、トラ柄の服を見せながら「これ安かったんやで」というのとは同じようなものです。高い安いは両極ですが、「価格」に価値をおいている点で同じレベルだからです。
どのパターンが良いとか悪いとか言っているのでありません。
お好きにされていいのですが、いくつかのパターンをご紹介してみました。
最後にもう一つ。
毎日のように使うものだから、ご自分の個性やセンスに合って、品質やデザインも満足できて、安全で体や健康を害さないものを買って常用にしよう。
お値段は高すぎれば手が出せませんが、高くても買えればそれでよし。
まれに安いお値打ち価格のものもあったりします。
それなら、なおさら結果的にいいかも。
クオリティーだし、実際的だし、個性にも合って、満足できる普段使い。
One-Point ◆ このパターンはどうでしょう? 相応のクオリティ−があって、日常生活に使えて、独自の個性にも合う。日々満足できませんか? さらにいえば、ご自身のライフスタイルによって、周囲の人々を相応にでも楽しくできたり、勇気づけることができれば、なおよいでしょう。かってな推測ですが。
※「クオリアル生活:試論」でした。
初回は分かりやすいように、“物品”にたとえてみました。
次回は、打って変わって「深層心理編」です。
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