宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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「数理法則」は、宝瓶宮占星学の基礎理論のひとつです。
「クオリアル・ワールド」は、数理法則による宇宙この世界のことです。
これらは「宝瓶宮占星学」のバックボーンとなっています。
●第1稿 : 2016年05月31日アップ
●改訂稿 : 2020年02月16日アップ
このページでは、「数理法則」そのものではなく、次のことをご紹介いたします。
1、西洋占星術の致命的欠陥を解消した「数理法則」
2、宇宙この世界の根本と未来を明かす「新・ホロスコープ」解釈
3、人生の法則と目的を解いた「クオリアル・ワールド」
これらのことから結論は「数理法則とクオリアル・ワールド」は、宝瓶宮時代の宇宙的レベルの「共鳴関係論」と、個人のみならず人類が「幸福」感をえる生き方や方向性を示す「指針」となります。
それはホロスコープに秘められた「生命」と「喜び」と「希望」の発見でもありました。
●結論的に申し上げますと、宇宙この世界に「絶対真理」は存在しません。
ですが、その時代、その時代における「時代の真理」は存在します。
それはまた、その星(太陽系)における空間的な真理だったりもします。
なぜなら、真理たりえる一つの「根本法則」が存在しなければ、どこかで矛盾が生じ、エントロピーが増大して、結局、維持運営ができなくなり、崩壊していくからです。
そういった点で、すでに宗教をメインとした双魚宮時代の真理や秩序維持の時代は終わりました。
もはや、宝瓶宮時代の「宇宙的な真理」の時代がはじまっています。
それが「数理法則」です。
ただし、これも遠い将来のこととはいえ、約2,000年後の磨羯宮時代(まかつきゅう じだい)が訪れてくると、古くなっていきます。
ですが、少なくとも今後の宝瓶宮時代においては、「数理法則とクオリアル・ワールド」に基づいた真理や秩序が営まれていきます。
とにかく、スゴイの一言です。
そういうしかありません。
「数理法則とクオリアル・ワールド」を学ぶ最初は、まったくの新しい解釈なので、なれるまではとっつきにくい部分が個人によってはあるかもしれません。
しかし、いったん「数理法則」を理解できると、「宇宙この世界」のすべての分野に適用できますので、なにごとにおいても根本がみえてきます。
もちろん、占星学(術)の「ホロスコープ」の秘密もとけます。
というか、ホロスコープのすべては、「数理法則」によって構成されています。
宇宙太陽系の星の配置をそのまま写しとった「ホロスコープ」に、数理法則が秘められているのは、当然のことでした。
「12サイン(宮)」もそうです。
「12ハウス(室)」もそうです。
十大惑星(メイン・プラネット)ならぬ12(13)個の「星や占星点」もそうです。
また、さまざまな「アスペクト」も同様でした。
これらの占星要素は、すべて「数理法則」にもとづいて象意づけられています。
この発見は驚きでした。
これが何を意味するのかが重要です。
カンのいいかたはわかると思いますが、宇宙この世界の「数理法則」が、「ホロスコープ」のなかに秘められていることの意味は、数理法則にもとづいて正しくホロスコープを解釈すれば、宇宙この世界のことが読みとれるということです。
人類歴史も、個々人も、未来も同様です。
時々刻々と変化していくホロスコープからそれらがわかります。
なぜなら、宇宙この世界のすべては「数理法則」によってつらぬかれており、ホロスコープのなかに「数理法則」が秘められているために、「数理法則」に基づいてホロスコープ・リーディングをおこなえば、それらが可能になるのです。
これによって、西洋占星術の致命的な欠陥が解消されました。
同時に、時代を超えた「新しい時代の西洋占星術」がはじまったのです。
名称はなんでもいいのですが、「宝瓶宮時代の新しい西洋占星術」なので、このサイトでは「宝瓶宮占星学」と称しています。
One-Point ◆ 西洋占星術に重大な「欠陥」があるのは、多くの人が知っています。関係者はあえて口にしませんが、「星からなぜ地上のことがわかるの?」という根本命題がそれです。これを明確に説明できない以上、約2,000年におよぶ双魚宮時代の霊感と経験的蓄積から、たしかに「当たる」部分はあるのですが、宝瓶宮時代においては「占断ミス」の可能性が高まっていきます。結局、現代の西洋占星術は、基礎理論のない主観的な「オカルト占星術」から永遠にぬけでることはありません。
つまるところ、西洋占星術をいくら勉強しても、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の「占い」に終始します。
学びはじめた当初は新鮮でも、学びを深めていくほどに、どんどん混迷していることに気づいていきます。
仕方ありません。
もはや「西洋占星術」(古典占星学)をはぐくんできた双魚宮時代ではなく、1989年以降は「宝瓶宮時代」なので、時代の根本的な波動(スタンス、働き)が変わってしまいました。
それは今後、時代が進むほどに顕著になっていきます。
しかし、そのスピードが歴史の大河のようにゆっくりなので、釜ゆでにされるカエルのように、気づかないままに終わるのです。
それを避けたいのであれば、「数理法則」しかありません。
数理法則によって解釈された「新しい西洋占星術」は、時代にそっているために、今後は進むほどに「実学」になっていきます。
実学というのは、虚構やファンタジーやオカルトチックな占いではなく、精神意識(霊性)をふくめて「実生活」に役立つ学問になりえるということです。
なぜなら、上述いたしましたように、宇宙この世界は「数理法則」によってつらぬかれています。
「時間的」にも、「空間的」にも、「人間(関係)的」にも、数理法則に基づいた「基本三数」によって展開されているために、「現実」に即したリーディングが可能になるためです。
もちろん「数理法則」から正しく「ホロスコープ」を解釈した場合のお話です。
そういうこともありまして、「ホロスコープ原論」も「数理法則とクオリアル・ワールド」のなかにふくまれます。
「ホロスコープ原論」というのは、「なぜ、ホロスコープは、そうなっているのか?」ということです。
たとえば、次のようなことです。
ホロスコープは、なぜ「サイン(宮)」と「ハウス(室)」と「星や占星点」と「アスペクト」によって構成されているのか。
また、サイン(宮)やハウス(室)は、なぜ「12種類」なのか。
サイン(宮)は、なぜ「春分点」を起点とし、ハウス(室)は、なぜ「ASC(上昇点)」を基点とするのか。
それにとどまりません。
12種類の「サイン(宮)」や「ハウス(室)」をはじめ、12(13)個の「星や占星点」、また「アスペクト」など、すべての占星要素は、なぜそのような「象意」をもつのか。
その根拠を示したのが「ホロスコープ原論」です。
すべては、「数理法則」から根本的に規定されています。
「数理法則」を知らなかった先達であっても、双魚宮時代の優れた霊感でもって、まがりなりにもホロスコープを逐次、宇宙この世界に秘められた真実にそうように、つまりは「より当たる」ように改良してきた結果、近づいてきました。
そのことが、ホロスコープに数理法則が秘められるようになった一因です。
しかし、双魚宮時代の「霊感」は、もはや通用しない時代になりました。
ホロスコープ原論は、個人的な「霊感」によらず、「数理法則」をもって理論的かつ宇宙哲理的に「ホロスコープ」とは何か、その意味と理由を解きあかしました。
これによって、「古典占星学」以来、約2,000年の時を経て、人類に宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=「宝瓶宮占星学」が示されました。
古典占星学のように「古代ギリシャの世界観」によってではなく、宝瓶宮時代の新しい宇宙観=「数理法則とクオリアル・ワールド」によって、宝瓶宮時代の新しい西洋占星術は「ホロスコープ原論」をともない、解釈され体系づけられていきます。
One-Point ◆ 近代科学以降、古代ギリシャの世界観「四大元素説」(火土風水)は、時代遅れになりました。占星学においても、1781年の天王星の発見と1801年のケレスの発見によって、古典占星学の理論は崩壊していきます。結局、西洋占星術は、それまでの理論を失い、18世紀後半の神秘主義ブームによって、デラシネのように、当たるか当たらないかわからない個人の感性のままに流れ漂うオカルトチックな占いになりました。
●約2,000年前、「古典占星学」は、古代ギリシャの思想哲学(科学)によって体系化されました。
それゆえ、ホロスコープは、当時の最先端科学によって構成された「アストロロジー」(Astrology:天体学)という総合的学問でした。
そのアストロロジー(総称「西洋占星術」)も、ガリレオらによる客観的な近代科学の登場により、次第にあやしくなっていきます。
その息の根を決定的に止めたのが、天王星や当時は「第8惑星」とされたケレスの発見でした。
結局、近世までは「学問」(医学)でもあったアストロロジーは、両者によって理論的根拠を完全に失い、崩壊していきます。
連載「基礎から学ぶホロスコープ」にも書きましたように、それゆえ、もはや通用しなくなった理論や科学また学問的部分を全部捨てて、ただ「当たる・当たらない」の「占い」に特化し、簡易化したのが現代の「西洋占星術」いわゆる神秘主義ブームの落とし子です。
みなさまがご存じのように秘教占星術またオカルト占星術でもあるアラン・レオらによる現在の「西洋占星術」のはじまりです。
なので「古典占星学」と「西洋占星術」は、本来、別物です。
もちろん、オカルトチックな西洋占星術を信じても、それは個人の信教の自由です。
「宝瓶宮占星学」は、もはや通用しなくなった「古代ギリシャの世界観」(四大元素説)にかわり、最先端科学や宇宙波動にもとづいた「宝瓶宮時代の新しい宇宙観」をバックボーンとします。
なので「古典占星学」の現代版、宝瓶宮時代の「ネオ・アストロロジー」(宇宙哲理学)ともいえます。
「数理法則」の適用範囲は、占星学(術)だけにとどまりません。
ホロスコープ自体が「宇宙森羅」の象徴なので、たいていの分野を何らかのかたちでリーディングできます。
同様に、「数理法則」自体が、宇宙この世界の根本哲理なので、宝瓶宮時代の新しい宇宙観=「数理法則とクオリアル・ワールド」は、人類が営為とするすべての分野にかかわります。
今ここでその内容を書くと、ひとによっては「まさか!」と疑われることが起こらないともかぎらない先走りのてんまつになりかねませんので、結論的に書いておきます。
「数理法則とクオリアル・ワールド」をご理解されると、仕事はもちろん自分の才能の分野すべてに適用できます。
理論がつうじない精神意識(霊性)やスピリチュアル系の分野も、例外ではありません。
私たちの世界は、三次元とされます。
厳密にいえば、三次元をベースに、もう1次元を加えた「三次元(四次元)」が現実の世界です。
なぜなら、「数理法則」は「基本三数」の3(4)数を根本としているためです。
それは、アインシュタインの「E=mc2」も同様です。
最先端科学では、「時間」と「空間」は分けられないために、「時空」と表現しますが、それだけでは不十分です。
宇宙この世界は、「数理法則」に基づいて「時間」と「空間」を関係させる「人間(関係)」(作用、法則、共鳴)があります。
そのように、時間的にも空間的にもまた関係(人間)的にも構成されているために、すべての生きとし生けるものの営為の分野で、「数理法則とクオリアル・ワールド」は活用できるのです。
宝瓶宮時代というのは、だれもが自分の得意とする才能や個性の分野で、「数理法則とクオリアル・ワールド」を活用する時代がはじまっていきます。
それは、リアルな物質的な分野や、ビジネスの世界でも同様です。
それにとどまりません。
形而上(けいじじょう)ともいえる精神意識の分野においても、また真偽がわかれる心霊やスピリチュアルな世界においても、「数理法則とクオリアル・ワールド」の活用による解明と実践が可能です。
One-Point ◆ 「数理法則とクオリアル・ワールド」によって、心霊やスピリチュアル系の分野でも、なぜ解明や活用が可能なのか、結論的に書いておきます。それらを凌駕したクオリアルな「霊識」や「クオリチュアル」があるためです。誤解を恐れずいえば、「心霊」にとどまらず、宇宙この世界の「大波動共鳴世界」をもふくむためです。人類は、1846年の海王星の発見にはじまった19世紀後半以降の「スピリチュアリズム」(心霊主義、神秘主義)から、宝瓶宮時代の「クオリチュアル」な共鳴関係論の時代へと、今後は、徐々にながら、大きく意識を転換していくことになります。
最後に、簡単にこれまでの「数理法則とクオリアル・ワールド」の経緯をご説明しておきます。
星の動きから「霊識元年」と定めた2011年の翌2012年から、「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座ははじまりました。
ただし、当面のあいだ受講された皆さまには、「守秘義務」をお願いしてまいりました。
物事には「とき」があるためです。
それは人類歴史においても同様です。
だいたい新しい歴史は、人知れずはじまっていくものです。
このサイトでも何度か書きましたが、今年2016年(主に前半期)のメインとなる星のディレクションは「新たなスタート」です。
これまでとは異なった歩みがはじまります。
また、うながされていきます。
それは、「伝授講座」も例外ではありません。
これまで個別におすすめしたり、また優れた直感や感性によって、自発的に申し込まれたかたのみに、どちらかというと密かにお届けしてまいりました。
最初は、そういうものです。
世の中でも、モニターや一部地域でのテスト販売や先行予約を経て、全国的に宣伝されていきます。
宇宙創成のプロセスも同様でした。
いくつかの段階を経て、ときがきて全面展開の「宇宙開闢」(ビッグバン)が訪れています。
現在は第2段階となる「新たなスタート」のときです。
時代の真理は、次の時代が訪れてくれば、新しい時代の真理へと道をゆずっていきます。
そして、時代の進展にともなって、徐々に明らかになり、定着していくのです。
こうやってお伝えするのが宝瓶宮占星学サイトの責務で、ご判断はみなさまのご自由です。
宝瓶宮時代は、個々人の「自由」と「個性」と「友愛精神」(和、絆)によって営まれていくためです。
ちなみに、宝瓶宮占星学のサイトでは、「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座をお申し込まれた方には、必要であれば『西洋占星術と宝瓶宮占星学によるホロスコープ・リーディング入門講座』(PDF)をお届けすることも可能です。
「ホロスコープ原論」がふくまれているために、そのほうが合理的です。
すでに『入門講座』をご購入されている方は、差額分で伝授講座のご受講が可能です。
期間は未定ですが、現在はそのようにさせていただいています。
受講サイクルは、だいたいですが、大きなリライトがなければ、月1〜2回程度のHTMLメールによる受講を基本としています。
匿名での受講も可能ですが、『入門講座』が必要な場合は、「出生データ」のご記入をお願いしています。
One-Point ◆ 「来年の運勢」は、すでに「鑑定&お問い合わせ」フォームなどに書いていますが、「2017年の運勢と新時代」です。今年2016年は、「新たなスタート」すなわち過去の終わりと新たなはじまりとなる転換期です。そのうえで、年末から来年2017年にかけて「新時代」となっていくディレクションです。そういうこともありまして、受講が一段落するには半年〜1年ほどかかりますので、よい時期です。「数理法則とクオリアル・ワールド」は、個々人の個性とホロスコープに応じて、自由に解釈され、応用展開されることで、人生の指針として役立つものになっています。
※次の記事は、以前アップした「数理法則と宝瓶宮占星学」を移転したものです。
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