宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.907 / 2024.12.09 〜 12.22

「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「天秤宮〜魚宮」は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」をご覧ください。


● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年12月 8日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。
「ディレクション」の構造がそうなっています。
来年2025年は特別な年です。
ゆえに、「2025年の運勢SPリーディング」で、「2025年のライン・ホロスコープ」(PDF)とディレクション解説付きで、2万円(税込)とさせていただきました。
「今週の運勢」の見方」と併せてご参照ください。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「12月16日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容
「木星」と交歓(ミューチュアル・リセプション)の「水星」と「火星」と「ドラゴン・ヘッド」が大三角(グランド・トライン=120度×3)です。
また、「水星」は「木星」と衝(オポジション=180度)です。
さらに「ドラゴン・ヘッド」は「ドラゴン・テール」が衝=180度で、「火星」は「ケレス&冥王星」を衝=180度として大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)を形成します。
「天王星」と「冥王星」は三分=120度で、春分点に向かう「海王星」を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成しています。
この土星外惑星の小三角=60/60/120度は歴史的で、宝瓶宮時代の実働に伴なう「霊識開元」のディレクションを象わします。

詳細は上掲のホロスコープをご参照ください、水瓶宮の「金星」と牡牛宮の「天王星」も交歓=M.R.です。YOD=60/150/150度はありません。

今週の星の動きのポイント

今週は16日に「水星」が射手宮6度で順行に戻ります。
21日の18時半頃、「太陽」が山羊宮に入宮です。ゆえ「冬至」です。
射手宮終盤(20〜29度)の「太陽」と双子宮15度前後の「木星」は衝=180度です。
獅子宮の5度前後を逆行中の「火星」と、水瓶宮0度と2度の「冥王星&ケレス」も衝=180度です。
「水星」と「火星」と「ドラゴン・ヘッド」が大三角=120度×3なので、2つの大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)が形成され、これに2つの交歓(ミューチュアル・リセプション)が絡んで複雑に錯綜する混迷の今週になっています。

One-Point ◆ 複合したアスペクト・パターンが全体的に形成されますので、部分のみを読むとミス・リーディングを招きかねません。


今週の新月or満月andトピックス

今週は、12月15日日曜日が満月です。
射手宮23度の「太陽」で、「月」が双子宮23度に至り、計算上ジャストの衝=180度(満月)をとるのは午後6時頃です。
許容度数(オーブ)10度でみれば、魚宮27度の「海王星」と牡羊宮2度Rの「ドラゴン・ヘッド」の合=0度を軸に、満月の「太陽」と「月」のT矩=180/90/90度が形成されます。

One-Point ◆ 「今週の運勢2」にも書いたように“美しい誤解”もありえますが、ご夫婦間をはじめパートナー間の“事実誤認”や“誤解”に、念のためご注意されておかれるとよいでしょう。

《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

今週の運勢の見方のポイントは、牡羊宮直前魚宮27度の海王星と牡羊宮2度Rのドラゴン・ヘッドの合(コンジャクション=0度)です。
ドラゴン・ヘッドの見方は難しいと思いますが、今週に関しては、第一に、上三分=120度の水星が双子宮15度Rの木星と交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)で、第二に、獅子宮5度Rで留(ステーション)直前の火星と大三角(グランドトライン=120度×3)を形成しています。
そのため、牡羊宮らしく、やや“皮肉”めいた批判的な言動や主張が海王星の“事実誤認”や“勘違い”もしくは“主観”を交えて出やすくなっています。


【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

今週の運勢の見方のポイントは、水瓶宮初盤(0〜9度)から中盤(10〜19度)へ移動していく金星と牡牛宮24度Rの「天王星」の交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)で、天王星は水瓶宮0度と2度の「冥王星&ケレス」を上三分(アッパー・トライン=120度)としています。
牡牛宮終盤(20〜29度)に象意ポイントを持つ人をメインに、全体的にもそうですが、“両極端”ですが他人やこれまでとは異なる自分自身の個性を発揮しやすくなっているときで、ふだんは変えたがらないのですがファッション、グルメ、インテリアなどの“お気に入り”の嗜好の転換を試みる方も多いでしょう。


【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

今週の運勢の見方のポイントは、射手宮の太陽と衝(オポジション=180度)で、同射手宮初盤(0〜9度)の水星と交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)をとる双子宮15度Rの木星です。
また木星は、水瓶宮初盤(0〜9度)から中盤(10〜19度)に移動していく金星を上三分(アッパー・トライン=120度)として活性化をもたらしています。
もともと、頭の回転が速く、物知りの双子宮ですが、今週はさらに相手への思いやりを含めて冴えわたり、プライベートなシーンをメインに“尊敬”のまなざしで見られるかもしれませんが、職場などでは“注意”を要するケースも起こりえます。


【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

今週の運勢のポイントというほどではないのですが、共鳴星の月が蟹宮を中心にした半球側をトランシットすることをご参考に留めておかれるとよいでしょう。
先回書いたように、海王星が魚宮27度で順行に転じ、蟹宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)にとって上方矩(アッパースクエア=90度)となる「春分点」へのアクセスを強めていくことです。
海王星の象意の影響は“主観的”な側面が大きいので、自分自身では気づきにくいのですが、今後、実現可能か不可能か分からない“夢”や“大望”を次第にわれ知らず描きやすくなりますので、“事実誤認”や“勘違い”に念のためにご注意されておかれるとよいでしょう。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

今週の運勢の見方のポイントは、獅子宮の初盤(0〜10度)で順行と逆行を繰り返す「火星」です。
「火星」を頂点に「海王星」と合(コンジャクション=0度)の「ドラゴン・ヘッド」と「水星」の大三角(グランドトライン=120度×3)が、「金星」「ケレス」「冥王星」を衝(オポジション=180度)の尻尾に、大三角凧(トラインカイト=120/120/60/60度)を形成するのみならず、「水星」と「金星」が、それぞれ「木星」と「天王星」と交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)を形成します。
そのため、9つもの星による複合的な象意を受け、結局、正々堂々の王道を歩いて、人格を培い実力を蓄えた人ほど、状況に応じた本領発揮のご対応が可能です。


【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

今週の運勢のポイントは、乙女宮に星はないものの、上方矩=90度のサイン(宮)双子宮に「木星」、下方矩=90度のサイン(宮)射手宮に「太陽」と「水星」、衝=180度のサイン(宮)の魚宮に「土星」と、生まれ持つ象意ポイントによっては大十字(グランドクロス=90度×4)のかのうせいがあることです。
浅薄な“吉凶解釈”とは関係がなく“大凶座相”ということはありません。
ただし、乙女宮に見られる“潔癖症”やお得意の高いスキルや知識のみを絶対視して、客観的な広い知見や見識を脇において、ご自分の知見のみで相手や周囲を重箱の隅をつつくように批判しないように、相手の立場にも立った客観性やご判断が必要な今週になっています。

One-Point ◆ 「獅子宮」の項でも触れましたが、“宇宙森羅の最小象徴数”=12数のプラネット(星、共鳴ポイント)のうち、9つものプラネットによる複合アスペクトが形成されている今週です。ご自身の象意ポイントが深くかかわる場合、真価が問われかねないときになります。


*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。



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