宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮~魚宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.942 / 2025.08.11 ~ 08.24

「今週の運勢」は、牡羊宮~乙女宮、天秤宮~魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「牡羊宮~乙女宮」は、「今週の運勢1/牡羊宮~乙女宮」をご覧ください。


● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 8月24日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「9月1日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容

今週の運勢の見方のポイントは、全体的なアスペクト(位相、座相:局面)の傾向に大きな変化は見られません。

先週末から今週初めの「太陽」を頂点としたYOD(ヨッド=60/150/150度)を除いてです。

ですが、蟹宮17度の「木星」と双子宮1度の「天王星」に幾分ながらアスペクトが集中しています。

アスペクトの集中は、その星の象意が発揮しやすいことになります。

ここでは、「木星」と「天王星」とに類似の象意があることがポイントです。

また、獅子宮の「水星」と乙女宮の「太陽」が交歓(ミューチュアル・レセプション)で、いずれも「天王星」と矩(スクエア=90度)です。

「太陽」が乙女宮に入宮した23日から「水星」が獅子宮を離れる9月2日まで、10日間ほどです。

これは単独の矩(スクエア=90度)の約4倍ほどの象意の強さを発することになり、個々人の“個性の核”や“組織や国家の中心”への変化や改革の声がもたらされることになります。

また「天王星」は“改革”のみならず“一般国民”を象わします。「木星」との類似の象意は“自由”や“解放”に集約されます。そのためどこまで表層化するのかはともかく民意が高まりが象わされています。


今週の星の動きのポイント

今週は、牡羊宮を逆行中だった「土星」が9月1日に魚宮に逆入宮します。

先週23日に「太陽」が乙女宮入宮に入宮することによって、獅子宮をトランシットする「水星」との間に交歓(ミューチュアル・レセプション)が形成されましたが、今週9月2日に「水星」が乙女宮に入宮することによって解消になります。

9月6日に「天王星」が双子宮1度で逆行に転じます。

天秤宮中盤の「火星」と牡羊宮15度Rの「ケレス」は衝(オポジション=180度)で、これに蟹宮17度前後の「木星」が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。

獅子宮序盤の「金星」と水瓶宮1度Rの「冥王星」は衝=180度で、これに「天王星」と魚宮に逆入宮する「土星」また牡羊宮1度Rの「海王星」の合(コンジャクション=0度)とが2箇所から、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。

詳細は、上掲のホロスコープをご参照ください。

One-Point ◆ 先週末から今週はじめに、「太陽」を頂点としたYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されていましたが、今週末は魚宮の「ドラゴン・ヘッド」を頂点とし、「金星」と「火星」を底辺に「太陽」を尻尾とするYOD凧(ヨッド・カイト=30/30/150/150度)が形成されます。


今週の新月or満月andトピックス

今週は新月も満月もありません。

先週末(23日)が新月で、来週(2週間分)頭の9月8日が満月だからです。

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《 今週の運勢2/天秤宮~魚宮 》

【 7.天秤宮 = Sign Libra 】

天秤宮の今週の運勢の見方のポイントは、天秤宮中盤の「火星」もさることながら、対宮の春分点の「土星&海王星」の合(コンジャクション=0度)と獅子宮初盤の「金星」との三分(トライン=120度)で、金星は水瓶宮1度Rの「冥王星」と衝(オポジション=180度)になります。

双子宮1度の「天王星」もそうですが、「土星&海王星」もまたこの衝=180度に調停(メディエーション=60/120/180度)を投げかけ、天秤宮らしい調和や調整力を対外的に発揮されるご活躍や発奮期となる今週です。

【 8.蠍宮 = Sign Scorpio 】

蠍宮の今週の運勢の見方のポイントは、獅子宮序盤の「金星」と水瓶宮1度Rの「冥王星」の衝(オポジション=180度)で、これに春分点の「土星&海王星」の合(コンジャクション=0度)と、双子宮1度の「天王星」が2か所から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけることです。

このことは「霊識開元」を象わす土星外惑星(トランス・サタニアン:冥王星、海王星、天王星)の小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)の頂点「海王星」(&土星)に「金星」が三分(トライン=120度)で、理想の自己像としての「霊識」を対外的に発揮していく今週になっていることをいみしており、意識に留めて行動としていくことです。

【 9.射手宮 = Sign Sagittarius 】

射手宮の今週の運勢の見方のポイントは2つ、一つは「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけ、さらに天秤宮の「火星」と牡羊宮の「ケレス」の衝(オポジション=180度)の軸となって、T矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成する「木星」です。

もう一つは、対宮の双子宮1度の「天王星」で、春分点の「海王星」を頂点とする「霊識開元」の小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)の一角を成し、獅子宮の「金星」と水瓶宮1度Rの「冥王星」に、これまた調停=60/120/180度をとって人生の分れ目となる選択をもたらしている今週です。

【 10.山羊宮 = Sign Capricorn 】

山羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、対宮の蟹宮17度前後の「木星」で、それを軸に上方矩(アッパー・スクエア=90度)の天秤宮17度付近「火星」と下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の牡羊宮15度付近の「ケレス」とのT矩(Tスクエア=90/90/180度)です。

要は、山羊宮の中盤にディレクション・ポイントを持たれている場合、大十字(グランド・クロス=90度×4)が形成され、仕事や社会でご自分らしく実力を発揮されながらも、イージーや成り行きに任せようとされることが起きる今週また昨今です。

【 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 】

水瓶宮の今週の運勢の見方のポイントは、水瓶宮1度Rの「冥王星」が、対宮の獅子宮序盤の「金星」を衝(オポジション=180度)とし、水瓶宮の共鳴星「天王星」を下三分(ロウアー・トライン=120度)として調停(メディエーション=60/120/180度)の座相が形成されることです。

端的には「深層の精神意識の変革」をはじめとする「霊識開元」の複合ディレクションを意識していくことによって、理想の自己像を描き目指されるとよい今週また昨今になっているということになります。

【 12.魚宮 = Sign Pisces 】

魚宮に象意を持つ人の今週の運勢の見方のポイントは、魚宮からみて上半球は8番めに当たる天秤宮15度付近の「火星」を除いて、すべての星が対宮を含めて下半球をトランシット(運行)し続けている昨今であることです。

先週、「火星」が天秤宮に移動して、9月後半以降には「太陽」と「水星」も移動して抜け、のちに「金星」が続くことになり、社会活動の機運が出てきますが、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の双子宮1度のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)付近に「天王星」が位置することから、引き続き内面性の意識転換がもたらされていく今週また昨今です。


One-Point ◆ いずれも土星外惑星(トランス・サタニアン)の小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)による「霊識開元」がメインで、先ごろの「火星」による“活性化”をはじめ対宮の「秋分点」など反対側の位置を今後、陸続とパーソナル・プラネットが通過していくことで「霊識」への意識変革がもたらされていくことになります。


*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。



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