宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「牡羊宮〜乙女宮」は、「今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮」をご覧ください。
● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 1月12日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 今週(2週間分)の中日「1月20日」(月)午前0時のホロスコープです。
◆ 概 容
今週のホロスコープの特徴は「パーソナル・プラネット」と「ソーシャル・プラネット」の1対1の“マッチング”です。
「冥王星」は「太陽」と合(コンジャンクション=0度)、「海王星」は「火星」と三分(トライン=120度)、「天王星」は「水星」と三分=120度、「土星」は「金星」と合=0度、「木星」は「ケレス」と三分=120度です。
「月」は約1か月でホロスコープを1周して1つのサイン(宮)に2日半ほどしか留まらず、動きが早いので多くの星とアスペクトを形成します。
「パーソナル・プラネット」と「ソーシャル・プラネット」の6組のマッチングが何を象わすのか、そのアスペクト(位相、座相:局面)とともに解釈ができないと、正しいリーディングは不可能です。
◆ 同じホロスコープは2つとありません。多種多彩なホロスコープをリーディングできるようになるには、誰かの解釈ではなく宇宙に基づく“本意”(基本の象意、ほうとうの象意)を適切かつ臨機応変に応用展開することが必要です。
今週は「太陽」が20日の朝5時頃に水瓶宮に入宮します。
上掲のように個々のパーソナル・プラネットは個々のソーシャル・プラネットと組み合わさっている今週です。
そのなかでも、「冥王星&太陽」の合=0度は蟹宮終盤(20〜29度)の「火星」と衝(オポジション=180度)で、「海王星&ドラゴン・ヘッド」の合=0度は天秤宮0度の「ドラゴン・テール」と衝=180度です。
これらが神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成する一方で、「海王星&ドラゴン・ヘッド」の合=0度は、「天王星」とも六分(セクスタイル=60度)です。
ただし、小三角(ミニトライン=60/60/120度)は形成していません。
One-Point ◆ 今週は。交歓(ミューチュアル・リセプション)、またYOD(ヨッド=60/150/150度)は見当たりません。
今週は、14日火曜日が満月です。
山羊宮23-24度の「太陽」で、「月」が正反対の位置、蟹宮23-24度でジャストの衝(オポジション=180度)をとるのは朝7時半頃です。
満月の「月」は「火星」と合=0度で、上掲のようにすべての「パーソナル・プラネット」は運勢的に影響力が大きい「ソーシャル・プラネット」と対になって見事に組み合わさっています。
感情的になりすぎたりして“事実義認”や“疑心暗鬼”になって被害妄想に陥らないように自己抑制
が必要なときです。
One-Point ◆ 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)が継続していますので、自由で主体的な自分自身と同時に、他人や全体との調和を図る友愛精神(和、絆、民度)が欠かせないときです。
天秤宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)のサイン(宮)山羊宮の「水星」と、天秤宮の共鳴星である「金星」が魚宮の「土星」と合(コンジャクション=0度)で、さらには上方矩(アッパースクエア=90度)のサイン(宮)蟹宮に逆行によって戻った「火星」です。
天秤宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)上の「ドラゴン・テール」が神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成していることもご考慮ください重要です。
これらは、一例ですが、仕事で忙しくても新たな知識が必要で頭が回りにくい今週また昨今であることを意味し、真面目な誠意を持ったご対応によっていずれ結果が伴なうことなどを象わします。
蠍宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)のサイン(宮)水瓶宮の「冥王星」と「ケレス」で、今週後半には「太陽」も水瓶宮に入宮します。
衝(オポジション=180度)のサイン(宮)である牡牛宮の終盤(20〜29度)には、今年前半まで「天王星」が留まっていて、今週は「水星」が上三分(アッパー・トライン=120度)を投げかけます。
一般的にみれば“不調期”で、蠍宮の後半に象意を持つ人をメインに、人間関係の変化や行き違いなどコミュニケーションの齟齬が起きかねず、気力ダウンを伴ないやすいときですが、逆にメラメラと負けん気をもってエネルギー・チャージも可能な今週です。
射手宮の今週の運勢の見方のポイントは、衝=180度のサイン(宮)の双子宮11度Rの「木星」が、水瓶宮の「ケレス」を上三分=120度としていること、さらには蟹宮の「火星」と天秤宮0度Rの「ドラゴン・テール」を除いて、多くの星たちが射手宮から見て下半球に位置していることです。
対外的な活動が皆無ということはありえませんが、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)のサイン(宮)の魚宮に「金星&土星」や「海王星」が位置し、いくぶんの混迷をもたらしている昨今です。
トータルで見ますと、射手宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」をヌキにして、射手宮のみの運勢をみれば、ご自身の奥深い内面性を一から見直したり、模索されつつ、今後の新たな人生の方向性を見出していかれるとよいときになっています。
山羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、逆行によって対宮の蟹宮に戻ってきた「火星」と山羊宮をトランシット中の「水星」を除けば、山羊宮からみて上半球にあるのは、下半球の「ドラゴン・ヘッド」と必ず衝(オポジション=180度)をとる天秤宮0度Rの「ドラゴン・テール」のみです。
山羊宮の「水星」は“イージー”な「木星」を下三分=120度とし、共鳴星の「土星」は魚宮13度で“温和”で“優柔”な「金星」を合(コンジャクション=0度)としている今週です。
いずれも山羊宮本来の“社会性”や“組織力”をもって発揮するというよりも、「ま、いっか」という感じてご自身のプライベートに意識を持ちやすときになっています。
水瓶宮の今週の運勢の見方のポイントは、水瓶宮0の「冥王星」と「太陽」の合(コンジャクション=0度)と水瓶宮中盤(10〜19度)の「ケレス」です。
要は「冥王星&太陽」が「火星」を衝(オポジション=180度)とし、火星に上三分(アッパー・トライン=120度)の「海王星&ドラゴン・ヘッド」は「ドラゴン・テール」を必然的に衝=180度として、これらが神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成していることです。
さらに、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)のサイン(宮)牡牛宮23度Rには、水瓶宮の共鳴星「天王星」が逆行中で、全体的には“相反”とまでは言えないものの、異なる2つの内容を統合的に調整するとよいときです。
魚宮に象意を持つ人の今週の運勢の見方のポイントは、何と言っても魚宮13度の「土星」&その前後、魚宮中盤(10〜19度)をトランシットする「金星」との合(コンジャクション=0度)です。
その点でいえば、「海王星&ドラゴン・ヘッド」の合=0度と天秤宮0度の「ドラゴン・テール」との衝(オポジション=180度)は、水瓶宮1度の「冥王星」&その前後の「太陽」と逆行によって蟹宮に逆入宮した「火星」との衝=180度を交え、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)が、影響をもたらす今週なので視野に入ってきます。
平易に申し上げますと、宝瓶宮時代の実働のはじまりの現状を誤魔化すことなく、ご認識されるとよい今週また昨今になっています。
One-Point ◆ 動きの遅い「冥王星」と「海王星」、また太陽と月の交点「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール」と、逆行中の「火星」による神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)がここ数週間続き、宝瓶宮時代の象意をもたらす昨今です。
*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。
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