宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.909 / 2024.12.23 〜 2025.01.05

● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年12月22日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。
「ディレクション」の構造がそうなっています。
来年2025年は特別な年です。
ゆえに、「2025年の運勢SPリーディング」で、「2025年のライン・ホロスコープ」(PDF)とディレクション解説付きで、2万円(税込)とさせていただきました。
「今週の運勢」の見方」と併せてご参照ください。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「12月30日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容
いやはや、すごいアスペクト・パターンの今週また昨今です。

何が起きてもおかしくない“両極”の構成要素の組み合わせで、メインは獅子宮1度Rの「火星」と、水瓶宮で合(コンジャクション=0度)の「ケレス&冥王星」の衝(オポジション=180度)です。

これに、春分点を挟んだ「ドラゴン・ヘッド&海王星」の合=0度と天秤宮1度Rの「ドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)によって神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)が形成されていることです。

さらに、山羊宮の「太陽」を軸としたT矩(Tスクエア=90/90/180度)や、魚宮14度の「土星」を軸にした「水星」と「木星」の衝=180度で交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)のT矩(Tスクエア=90/90/180度)等々です。

あることないこと“言いたい放題”で喧々囂々となるゆえに一般人は辟易し、当事者にとっては混乱の今週また昨今となります。詳細は上掲のホロスコープをご参照ください。

今週の星の動きのポイント

今週は、1月3日に「金星」が魚宮に入宮します。

同時に、牡牛宮23度Rの「天王星」と「金星」の交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)が解消されます。

魚宮27度の「海王星」と牡羊宮1度Rの「ドラゴン・ヘッド」は合(コンジャクション=0度)で、天秤宮1度Rの「ドラゴン・テール」と衝(オポジション=180度)、 また、獅子宮2度Rの「火星」と水瓶宮1度の「冥王星」との衝=180度が、120度で交差し、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)が形成されます。

山羊宮初盤(0〜9度)の「太陽」を軸に「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール」はT矩(Tスクエア=90/90/180度)です。

射手宮中盤(10〜19度)の「水星」と交歓(M.R.)の双子宮13度Rの「木星」も衝=180度で、こちらは魚宮14度の「土星」を軸にT矩=90/90/180度です。

詳しくは、上掲のホロスコープをご参照ください。

One-Point ◆ 全体的に複合したアスペクト・パターンが形成されています。どれでも部分のみを読むと、ミス・リーディングを招きかねません。


今週の新月or満月andトピックス

今週は、12月31日が新月です。
山羊宮9度の「太陽」で、その時期によって異なりますが、「月」は約2時間に1度ずつ移動していき、山羊宮9度でジャストの合=0度をとっていくのは、午前7時頃になります。
今年2024年の最後の1日、大晦日の新月は双魚宮時代の終焉(しゅうえん)と来年2025年の宝瓶宮時代の実働に向かう黎明とを象徴しているようです。

One-Point ◆ 注目の「霊識開元スターティング講座」をはじめます。といっても毎月1回、3回に分けてお送りするメール講座です。一般的な日本人必読の内容なので年内割引を設定しました。



《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

今週の運勢の見方のポイントは、ディレクションが働くポイントを牡羊宮の中頃よりも両端つまり最初のほう(0〜4度ほど)か最後のほう(25〜29度)に象意ポイントを持つ人により強く働きます。

今週また昨今は、「木星」や「土星」など例外はありますが、星の多くがカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)付近に集中しているためです。

先回お伝えした例で言えば、「海王星」は牡羊宮のカスプ直前の魚宮27度ですし、逆行し続ける「ドラゴン・ヘッド」は牡羊宮2度R、共鳴星の「火星」も獅子宮2度Rで、水瓶宮0度で衝(オポジション=180度)の「冥王星」を含めて神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)をとっていることからもそういえます。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

今週の運勢の見方のポイントは、上掲の牡羊宮に象意を持つタイプと同様に、牡牛宮の中頃よりも両端つまり最初のほう(0〜4度ほど)か最後のほう(25〜29度)に象意ポイントを持つ人により強く働く今週また昨今です。

最初のほうに象意を持つタイプは、上方矩=90度に「ケレス&冥王星」、下方矩=90度に「火星」とアクセルとブレーキを同時に踏んだり、砂糖と塩を同時に口にしたようなジレンマを抱える方も多いでしょう。

一方、牡牛宮の最後のほうに象意を持つタイプは「天王星」と「金星」の交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)が解除されていく今週なので、その変化を受けるご自身なのか見ておくと将来に役立ちます。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

今週の運勢の見方のポイントは、射手宮で共鳴星の「水星」と双子宮の「木星」とが交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)で、魚宮14度の「土星」を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成していることです。

「土星」は“誤魔化すことのできない現実”を象わしますので、ご自身の知性や見識また人格のレベルによって対外的にとる言動が異なってくる昨今です。

社会的な地位や立場を得やすい時期ですが、それによって自己本位になると気ままに相手や周囲を判断したり批判口撃をしやすくなる今週また昨今なので、ご注意されておかれるとよいでしょ。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

今週の運勢の見方のポイントは、上掲の牡羊宮に象意を持つタイプと同様に、蟹宮の中頃よりも両端つまり最初のほう(0〜4度ほど)か最後のほう(25〜29度)に象意ポイントを持つ人により強く働く今週また昨今です。

と言っても共通点があって、良し悪しとは直接関係がありませんが、いずれも“妄想”や現実離れした“幻想”あるいは“夢”や“理想”を描いて言動しやすくなっている今週また昨今です。

中頃に象意ポイントを持たれている方は、蟹宮自体よりもほかに生まれ持つ運勢サイン(宮)のほうが、ホロスコープ(出生天球図)によっては出やすい今週ですので、併せてそちらもご参照ください

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

今週の運勢の見方のポイントは、なんと言っても獅子宮2度を逆行中の「火星」で、ただし「火星」の象意解釈のみではミス・リーディングを招きます。

なぜなら、単なる「火星」というよりも、「ケレス」の衝(オポジション=180度)をはじめ、「海王星」や「冥王星」また「ドラゴン・ヘッド」や「ドラゴン・テール」と神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成し、少なからず影響を受けている「火星」だからです。

「火星」のみで解釈しても不充分ですので、神秘長方形=60/120/60/120度の影響をも正しく解釈してリーディングすることが重要になります。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

今週の運勢のポイントは、なんと言っても共鳴星の「水星」が下方矩=90度で、上方矩=90度の「木星」と衝(オポジション=180度)のみならず、交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)であることです。

さらには、対宮の魚宮の「土星」を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成していることで、ご自身の乙女宮の象意ポイントによっては、大十字(グランドクロス=90度×4)のディレクションを受ける今週となっていることです。

ただし、“大凶”だとか良い悪いというのではなく、ご自身の感性や考えまた価値観にこだわり過ぎず、四方八方を客観的にみてご判断やご対応をされていくときになっています。

One-Point ◆ 双子宮の「木星」と射手宮の「水星」が衝(オポジション=180度)で交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)というのがポイントです。気ままに意見を発信されやすく対応しやすい“波動”なのでかまびすしさに巻き込まれないことです。




【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2024 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.