宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年12月29日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 今週(2週間分)の中日「1月6日」(月)午前0時のホロスコープです。
◆ 概 容
最悪な事態の“危機回避”が可能な絶妙のバランスです。
以前も触れたのですが、「火星」と「冥王星」の衝(オポジション=180度)は、一般的には“刃傷沙汰”など事件を象わしますが、国際的には“核の危機”などを象わすことになります。
先ごろまでは「ケレス」が効いて“抑制”されていましたが、それが外れた今週以降はどうなるのかと思っていました。
ですが、今週は「火星」と「ドラゴン・テール」を底辺に、“温和さ”をもたらす「金星」がYOD=60/150/150度の頂点をとります。
また、「ケレス」と「木星」の三分=120度がフォローしており、「火星」と「冥王星」の衝=180度自体には、「天王星」を含めれば3か所から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相が投げかけられていく今週です。
◆ ポイントは、「火星」と「冥王星」の衝=180度と「海王星&ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・ヘッド」の衝=180度による神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)で、たとえば“対立”と“調和”といったことがもたらされます。
今週は、先週3日に「金星」の魚宮入宮に続いて、6日に逆行中の「火星」が蟹宮に逆入宮し、8日に「水星」が山羊宮に入宮します。
これに伴ない、「金星」が牡牛宮の「天王星」との交歓(ミューチュアル・リセプション)を解消するのに続いて「水星」も双子宮の「木星」との交歓=M.R.を解消します。
今週中頃以降、山羊宮の「太陽」は水瓶宮1度の「冥王星」と合(コンジャンクション=0度)です。
両星に「火星」が衝(オポジション=180度)で、魚宮27度の「海王星」と牡羊宮0度Rの「ドラゴン・ヘッド」そして天秤宮0度Rの「ドラゴン・テール」、そして牡牛宮23度Rの「天王星」を交えることが可能ですが、3か所からの調停=60/120/180度の座相と神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)が形成されます。
そのほか詳細は上記「今週中日のホロスコープ」をご参照ください。
One-Point ◆ 「太陽」を除いて一斉にパーソナル・プラネットが宮移動を行なう先週を含めこの1週間です。また土星外惑星が複合アスペクトを形成するなど個人も社会も動くときです。
今週は、12月31日火曜日が新月です。
山羊宮9度の「太陽」に「月」がジャストの合(コンジャンクション=0度)をとるのは、朝7時半頃です。
「太陽&月」は「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の衝=180度の軸となって、T矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
One-Point ◆ 大晦日の新月ゆえに“双魚宮時代”の終焉(しゅうえん)と、新年を前に新しい宝瓶宮時代の実働のはじまりを象徴しているかのようです。
天秤宮の今週の運勢の見方のポイントは、天秤宮1度Rの「ドラゴン・テール」をはじめ「火星」と「海王星&ドラゴン・ヘッド」と「冥王星」による神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)です。
その中で「火星」と「ドラゴン・テール」が底辺となって、天秤宮の共鳴星「金星」を頂点としたYOD=60/150/150度にもご注目ください。
生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)にもよりますが、深層の精神意識が揺さぶられ否応なく見つめざるをえないことが起こりえる今週です。
蠍宮の今週の運勢の見方のポイントは、蠍宮にかぎらず「火星」と「冥王星」、そして「海王星&ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の衝(オポジション=180度)による神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)です。
加えて下方矩=90度の水瓶宮の「ケレス」が「木星」を三分(トライン=120度)として複雑に“両極端”の情動をもたらしていることです。
たとえば、理想を夢見る“負けん気”と成り行き任せの“諦観”の想いのいずれか、また両方が交錯しかねない今週また昨今です。
射手宮の今週の運勢の見方のポイントは、1月8日までの射手宮の「水星」と双子宮の「木星」との交歓(ミューチュアル・リセプション)で、「木星」が水瓶宮の「ケレス」を上三分=120度としていることです。
射手宮のみをみれば、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)はさほど考慮しなくてもいいのですが、その一角「火星」と「ドラゴン・テール」が「金星」を頂点にYOD=60/150/150度を形成していることです。
「金星」は射手宮の下方矩=90度に位置することがポイントで、新たな“理想”や“ご自身”を模索し見出すことが起こるでしょう。
山羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、ほかの多くのサイン(宮)もそうですが、「火星」と「冥王星」、そして「海王星&ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の衝(オポジション=180度)による神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)です。
その中で、下方矩=90度のサイン(宮)牡羊宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)、すなわち春分点に合(コンジャンクション=0度)の「海王星&ドラゴン・ヘッド」を山羊宮はベースとしていることで、“霊性”や“深層の精神意識”を再チェックされるなり、見直されて意識転換を図られるとよい今週また昨今です。
水瓶宮の今週の運勢の見方のポイントは、上述してきたとおり「火星」と「冥王星」、そして「海王星&ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の衝(オポジション=180度)による神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)です。
とくに深層の「精神意識の変革のディレクション」を本格化させている「冥王星」が、ほぼカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)上の水瓶宮1度に位置し大きく影響をもたらしています。
水瓶宮に象意を持つ人はもちろん、歴史的なディレクションなので、人類全体に良し悪しはともかく内面的にも社会的にも“両極端”となる出来事をもたらし「精神意識の変革」をうながしている昨今です。
魚宮に象意を持つ人の今週の運勢の見方のポイントは、魚宮の初盤(0〜9度)に位置する「金星」、中盤(10〜19度)に位置する「土星」、終盤(20〜29度)に位置する「海王星」と、多彩です。
これに1月8日頃までは、上方矩=90度の射手宮の「水星」と下方矩=90度の双子宮の「木星」との交歓(ミューチュアル・リセプション)が、公私にわたって影響を投げかけます。
“公私混同”というわけではありませんが、12サイン(宮)の中で最も多くの象意やディレクション(運勢変化)を受けている魚宮ですので、ご自身の精神状態を管理して、とくに正しい直観や霊感が働くようにしておくとよい時代的転換期です。
One-Point ◆ 今週の星の配置や位置関係は、まさに宝瓶宮時代の実働のはじまりとなる「霊識開元」をほうふつとさせ個々人にご認識の変化をもたらしているようです。
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