宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

第3章 宇宙波動編
宝瓶星学:序章
― 天王星の空間域「宇宙」 ―

宝瓶宮占星学の第3章は「宇宙波動編」です。
宇宙波動エネルギーによるホロスコープの本質に迫ります。
そのため「宝瓶星学」の序章となってまいります。

ホロスコープの星たちは空間域を持っている

宝瓶星学

●第1稿 : 2022年 4月 25日アップ


「宝瓶星学」(ほうへい・ほしがく)の序章となる第3章「宇宙波動編」です。

「えっ 宝瓶星学? 宝瓶宮占星学と何が違うの?」という声が聞こえそうですが、セオリーの基礎理論は同じです。

宝瓶宮時代の次元上昇したアストロロジーが、通称:宝瓶宮占星学こと「宝瓶星学」です。

これまでの宝瓶宮占星学の第2章「実技編」と並行して、「宝瓶星学:序章」となる第3章「宇宙波動編」を併せてお届けしてまいります。

《 星が示すそれぞれの「空間域」 》

アストロロジーでもちいる星には、それぞれに空間域があります。

地球内惑星の太陽、水星、金星と、衛星の月は、パーソナルな「内面性」です。

地球外惑星で、唯一のパーソナル・プラネットの火星は個々人の「活動域」です。

ケレスは、特殊なので省略します。

ポピュラーなソーシャル・プラネットの木星の空間域は、遠くの地域「海外」です。

同じくポピュラーなソーシャル・プラネットの土星は、地球規模を超えない人間社会「現実域」です。

惑星の空間域

One-Point ◆ 日本で誤って“古典占星学”と呼ばれている古代ギリシャのアストロロジーは、占いではありませんでした。当時の最先端学問だったことは、歴史が証明しています。宝瓶宮時代の次元上昇した新しいアストロロジーも類似で「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)です。

《 土星外惑星の空間域 》

次に、土星外惑星(トランスサタニアン)の空間域です。

天王星、海王星、冥王星の3つの星で、これらは宝瓶宮時代の影響圏に入って発見されました。

宝瓶宮時代の影響圏がはじまったのは、ガリレオ存命中の1630年頃からです。

1781年に発見された天王星の空間域は「宇宙」です。

地上を離れた大気圏を含めてもいいのですが、地球を超えた宇宙です。

天王星を共鳴星とする宝瓶宮時代は、「宇宙波動エネルギー」が重要になってまいります。

単に「波動」または「波動共鳴」といってもかまいません。

次の土星外惑星で1846年に発見された海王星は、イマジネーションなど「観念世界」を空間域とします。

想いなどの心理面もそうですが、オカルティズムやスピリチュアリズムなど、神秘主義にかかわる異空間世界です。

さらに、1930年に発見された冥王星は、それすらも超えた空間域を示します。

伝授講座「数理法則とクオリアル・ワールド」でもご紹介しています宇宙根源にかかわる空間域で、通常の考えや常識ではご理解不能な「超絶世界」です。

One-Point ◆ 上述の土星外惑星は、宝瓶宮時代にかかわりますので過去の解釈例が少なく、現代占星術では正しく象意が定まっていません。宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」に対しては、とくに正しい解釈が必要です。改革や変人また反体制など古い解釈は、次第に実態にそわなくなってまいります。

《 「当てる」ことの意味 》

古代ギリシャのアストロロジーも、19世紀以降の現代西洋占星術も、新しい宝瓶星学(通称:宝瓶宮占星学)も、ホロスコープを用いるのは同じです。

問題は解釈の中身です。

現代占星術は占い解釈です。

疑似科学とされた古代ギリシャのアストロロジーは、医学など学問解釈でした。

宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶宮占星学」(宝瓶星学)は、数理法則(基本三数)など宇宙法則による解釈です。

宇宙この世界をつらぬく根本法則に基づいた解釈で、見えざる「宇宙波動エネルギー」がそこにあります。

極論いたしますと、「当たる/当たらない」は関係がありません。

「じゃ、占う意味はないんじゃないの?」

はい、占いではないからいいんです。

なぜなら、仮に低いレベルの現状を言い当てたとしても、そこに大きな意味はないからです。

本来の成長した目標レベルや方向性をリーディングすることのほうが、当然、重要です。

One-Point ◆ 多くのかたは開運したり、幸福になるために占いに依存するのだと存じます。それゆえ当てたところで現状どまりでは意味がないのです。そうではなく、時の流れとともにある天運の方向性や成長すべき方向を、宇宙に基づいて正しく指し示せばいいと思いませんか。

《 第3章「宇宙波動編」 》

宝瓶宮占星学では、第2章「実技編」を3年ほど前からお届けしてまいりました。

それまでの約13年間は、いわば第1章「啓蒙編」だったのです。

そして、いよいよ今年2022年4月からは、真打ち登場といえる第3章「宇宙波動編」です。

それが「宝瓶星学:序章」です。

通称、宝瓶宮占星学の第2章「実技編」に並行してお届けいたします。

「宇宙波動エネルギー」の解説などをメインに、ホロスコープやリーディングの一端をご紹介していく予定です。

きっと、目からウロコのクオリアルな発見があるでしょう。

One-Point ◆ 宇宙開闢以来、「宇宙波動エネルギー」は脈々と流れ続けています。宇宙この世界に進化と発展をもたらしてきたのです。根本法則「基本三数」からそれがご理解できます。この解釈なくして「ホロスコープ」は成り立ちません。

《 「宝瓶星学」のはじまり 》

現代は、双魚宮時代と宝瓶宮時代が併存する時代の変わりめです。

そのため、新旧の価値観や状況や思惑が交錯し、混乱や問題が起こりやすくなっています。

新型コロナやウクライナ侵攻は、その一例にすぎません。

宝瓶宮時代の新しい方向性を正しく見据えないと、ご判断に誤りが生じるのです。

「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションがもたらす最後の悪あがきを見抜けなくなります。

現代占星術もご注意ください。

古来より、命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)といった「占い」があって、医(い)と山(ざん)を加えて「五術」と呼ばれます。

このうち「命」にあたるのが、現代西洋占星術や四柱推命(八字)、また紫微斗数や九星気学などです。

「宝瓶星学」は、それらに“インコンジャクト”した似て非なるものです。

占いのようで占いではなく、「宇宙波動エネルギー」による天運の方向性となる時代の流れや、本来の性質また「星のデレクション」(運勢変化)などをお届けいたします。

One-Point ◆ 新しい時代や本来あるべき個々人の未来といった方向性をお届けするものです。ホロスコープ(出生天球図)による本来の「個性」や「才能」はもちろん、トランシットの「星のディレクション」による運勢変化や時代変化のリーディングが可能です。



【ご参考:本来のアストロロジー】

ホロスコープを用いたアストロロジーは古代ギリシャ時代にはじまりました。

「占星学的な時代区分」でいえば、双魚宮時代の影響圏(BC6〜BC2世紀)のことです。

それ以前の白羊宮時代(はくようきゅう じだい)は、アストロロジーの原点となるホロスコポス(時の見張り人)こと古代カルデア人の「天体観測」でした。

東の地平線上に昇る星を観測し続けて、季節のはじまりを告げていたのです。

それゆえ「占い」ではなく、生活に欠かせない気象予報のようなものでした。

アストロロジーという言葉に占いという意味はどこにもなく、直訳すれば「星学」(星の学問、天体学)です。

なので、宝瓶宮時代の新アストロロジーも同様に「宝瓶星学」です。

現代では時計やカレンダーがあり、テレビやネットなどで「気象変化」がわかります。

結局、現在必要なのは、運勢変化や時代の流れ、すなわち未来や歴史(社会)変化の方向性を知ることです。

現状を当てても意味がなく、未来とその方向性を「星のデレクション」として届けしているのが「宝瓶星学」こと通称:宝瓶宮占星学です。

むずかしいことではありません。

宇宙この世界の根本法則「基本三数」と「ホロスコープの構造」を知れば、どなたでもリーディングできるようになります。




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