宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 6月22日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
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※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。
◆ 今週(2週間分)の中日「6月30日」(月)午前0時のホロスコープです。
◆ 概 容
当「今週の運勢」をアップした日曜日6月23日前後をピークとして、人類は“試され”ていました。
「イスラエル(またアメリカ)によるイランの(地下)核施設攻撃」にかかわるもののようです。
この「ディレクション」(運勢変化、時代変化)の意味は、一歩間違えば“核戦争”が起きてもおかしくない時期にあったということです。
アップした本日現在、まだ当該ディレクションから完全に抜けたわけではありません。
が、“核兵器”に関する未来への危機を未然に防ぐために、当該国にはお気の毒ですが“アタック”せざるをえないと考えたことが、星たちの特別な配置から分かります。
軽挙妄動せずに、星の動きから申し上げますと、今週も中頃を過ぎれば大丈夫でしょう。
◆ 国際情勢は、一般国民に詳細は知らされずに進む一面があります。それが国家と世界の平和への責任を預かるものの責務にかかわるほど、とくにそうなります。
今週は、27日に「水星」が獅子宮に入宮します。
7月5日に「金星」が双子宮に入宮です。
同日、「海王星」が牡羊宮2度で逆行に転じます。
ちなみに、次週初日の7月7日に「天王星」が双子宮に入宮し、「霊識開元」の複合ディレクションを本格化します。
今週は、上掲のホロスコープをみてお分かりのように、2つのYOD(ヨッド=60/150/150度)が複合しています。
「海王星」と合(コンジャクション=0度)ながら、“慎重”で“用心深い”「土星」が絡んでいることから、まだ冷静さを保ち、現実に即したご判断が可能なときになっています。
One-Point ◆ もし、春分点の「土星」が絡んでいなければ、“核戦争(攻撃)”が起きていてもおかしくありません。ですが、一方でこの複合アスペクト・パターンは、「霊識開元」の複合ディレクションが否応なく進みはじめることを象わします。
今週は、25日水曜日が新月です。
蟹宮4度の「太陽」で、「月」がジャストの合(コンジャクション=0度)をとるのは夕方7時半ころです。
「木星」を交えた三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)です。
これに牡羊宮1度と2度の「土星&海王星」が、複合した矩(スクエア=90度)をとります。
One-Point ◆ 乙女宮初盤の「火星」と水瓶宮3度Rの「冥王星」とが、お互いに頂点と底辺になり、複合YOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されている昨今で、その一翼を担う新月のときで、感情的にイージーにならないことです。
牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、“自作自演”といえる「春分点&土星&海王星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)です。
なぜなら、「火星」を頂点とするYOD(ヨッド=60/150/150度)の底辺となっており、「土星&海王星」に下三分(トライン=120度)の「水星」が、もう一方のYOD=60/150/150度の頂点の水瓶宮3度Rの「冥王星」と衝(オポジション=180度)で、これに調停(メディエーション)の座相をとっているためです。
ほかにもありますが、長くなりすぎますので詳細は上掲のホロスコープをご参照ください。
牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、上方矩(アッパー・スクエア=90度)の水瓶宮3度Rの「冥王星」がYOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点をとることです。
「火星」と「木星」の強力コンビを底辺とし、「水星」を尻尾としてYOD凧(ヨッド・カイト=30/30/150/150度)を形成しています。
生まれもつ「冥王星」によって多少異なりますが、知識などを伴ないつつ何らかの組織の頂点や決定権を持つ立場に推戴されやすい昨今です。
双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の乙女宮に先週入宮した「火星」がYOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点をとっていることです。
底辺は水瓶宮3度Rの「冥王星」と牡羊宮1度と2度の「土星&海王星」で、来月7日に「天王星」が双子宮に入宮するという、「霊識開元」の複合ディレクションを形成する星たちがコンビで作用するため、表層的にとらえず、深層の精神意識を注視し意識されるとよいときです。
蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、蟹宮初盤の「太陽&木星」の合(コンジャクション=0度)と、牡羊宮1度と2度の「土星&海王星」の合=0度との矩(スクエア=90度)です。
課題や問題があっても、さほど気にならず「何とかなる」と前向きに思いやすいときで、ハイレベルな方ほど仕事や対外的な言動に“実現可能なヴィジョン”を抱きやすくなるのですが、そうでない場合、“夢”と“現実”との狭間で混乱し対処が分からなくてもイージーにとらえがちです。
獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、獅子宮に入宮する「水星」で、牡羊宮1度と2度の「土星&海王星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とするうえに、YOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点の水瓶宮3度Rの「冥王星」に衝(オポジション=180度)をとって、YOD凧(ヨッド・カイト=30/30/150/150度)の尻尾となっていることです。
完全な「霊識開元」の複合ディレクションを意識化せざるをえないときですが、“両極端”や“二面性”と強くかかわりますので、どちらに転ぶかはご本人次第で将来の明暗を分けることになる分岐点の今週です。
乙女宮の今週の運勢の見方のポイントは、入宮した乙女宮初盤の「火星」がすさまじく、YOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点をとり、同時に「火星」自体が、水瓶宮3度Rの「冥王星」を頂点とするもう一方のYOD=60/150/150度の底辺となって否応なく発動する今週になっていることです。
そのため今週の一時期、乙女宮に象意を持つ人は、大なり小なり自分であって自分でないかのように否応なく動かざるをえず、スキルや優れた知識また実力や才能を宿命的に能力発揮せざるをえないことが起こります。
One-Point ◆ 強力な2つのYOD=60/150/150度によって、「すわ!戦争か?」といった誤認と現実交じりの考えや言論が広がる今週です。ワケあって必要なもので、表層的に見て騒ぎ過ぎず、様子を見守ることも重要な今週です。
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