宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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“パラレル・ワールド?” 「ルピナス」
●隔週土曜日に更新予定です。
※2021年 4月10日アップ
全体傾向 ◆ “パラレル・ワールド”のディレクションはまだまだ続きます。
それにともない、“軍事作戦”の拡大や、“デマ”や“ニセ情報”による混乱や誤解を生む状況が起きる今週です。
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星の動き ◆ 今週は、15日に金星が牡牛宮に入宮します。
19日に水星も牡牛宮に入宮し、双子宮との交歓(ミューチュアル・リセプション)が終わります。
翌20日の朝6時少し前に、太陽も牡牛宮に入宮します。
23日には火星が蟹宮に入宮です。
火星は水瓶宮の木星と三分(トライン=120度)で、今週前半すぎまで魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)です。
牡羊宮のケレス&今週前半の水星&太陽、そして牡牛宮の金星&天王星は、連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)また複合合(マルチプル・コンジャンクション=0・0/0度)を形成します。
前者は山羊宮の冥王星と矩(90度)で、天王星また週末の金星は、水瓶宮の土星と矩(90度)です。
また土星は、双子宮のドラゴン・ヘッドと射手宮のドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
今週の月は、牡羊宮16度〜天秤宮14度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
「天秤宮」に象意を持つ人は、前半(〜14度)に象意を持つ人と後半(15度〜)に象意を持つ人とでは、運勢が異なる今週です。
後半に象意を持つ人は、人生上の根本的な転換期を過ごしてきた昨今で、今週あたりの意識転換や行動パターンの転換によって、徐々に仕事や対外的な社会活動へと運勢が向かっていく節目のときです。
一方、天秤宮の前半に象意を持つ人は、すでにそういった運勢期を乗り越えたこともあって、天秤宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」次第では、そちらのほうが強まることになる今週です。
One-Point ◆ もっとも、天秤宮の最初のほう(〜4度)や初盤(〜9度)に象意を持つ人の場合、今週末が近づくにつれて、仕事や対外的な活動運が高まるなど、多忙になってまいります。
「蠍宮」に象意を持つ人は、良し悪しにかかわらず今週あたりは、昨今の人生上の転換期におけるひとつのピークになっていきます。
過去を継続されたり、変えずに維持されていこうとされるかたほど、“転換期”のディレクションとのギャップは大きくなりますので、より大きな“課題”や“試練”を感じていくことになるかもしれません。
逆に、人生はもともと“裸一貫”とばかりに、ものごとに執着せず、たとえ“どん底”でも未踏の未来や境遇を楽しもうと“諦観”された場合、執着や失うものがなくなるために、かえって“希望”を感じてもおかしくないときです。
One-Point ◆ それゆえこういった時期は、過去を捨てて、新たな自分や新たな環境などこれまでの人生になかったもの生み出していくときで、だれにでも適時、訪れるものになっています。
「射手宮」に象意を持つ人は、対外的というよりも内面的な活動期にある昨今になっているときです。
だれでも一つだけではなく、異なる「運勢サイン(宮)」をもちますので、相応に仕事や対外的な活動の運勢は維持しているものですが、射手宮のみを見た場合は、今週はスキルの発揮や修得によいときです。
対外的に仕事や社会活動にむけてスキルを発揮できる時期ですし、同時に将来のご活躍に備えてスキルや独自の専門的な能力をいっそう研ぎ澄ましたり、新たに修得されるのによいときです。
One-Point ◆ 先回も書きましたが、アクティブになっていく昨今ですが、“誤解”や“勘違い”また“思い込み”などには、念のために今週あたりまではご注意されておかれるとよいでしょう。
「山羊宮」に象意を持つ人は、ある意味、ご自身なりの想いや私生活に意識や活動が“限定”されやすい昨今です。
良し悪しとは関係がないのですが、プライベートや自分自身の興味やご関心といった世界に埋没しやすいときになっていますので、公務や社会的な責任がおろそかにならないようにチェックしておきましょう。
今週以降は、良くも悪しくもこれまで以上に我知らずともご自分の世界に埋没しやすい星まわりになりますので、プライベートでは活かせるとしても、仕事の分野では責任放棄になりかねないためです。
One-Point ◆ もっとも、昨今は、仕事や対外的な社会活動でご活躍されるよりも、自分に意識やご関心が向きやすいときなので、両立のバランスをとることが必要な時期になっています。
「水瓶宮」に象意を持つ人は、良いとか悪いとかに関係なく、初盤(〜9度)また中盤(10度〜19度)に象意を持つ人ほど、現実を見つめたり見抜かれつつも、一方でマイペースになるときです。
一方、後半(15度〜)また終盤(20度〜29度)に象意を持つ人もその傾向がないとはいえませんが、むしろ“楽観的”だったり、活動範囲を広げたり、“気分任せ”で旅にでも行きたい気持ちが強まるときになります。
もっとも、今週以降は、対外的に動きづらいディレクションが強まっていきますので、夢と現実のギャップを感じそうです。
One-Point ◆ 昨今の“パラレル・ワールド”のディレクションをもっとも受けているのが水瓶宮なので、“オモテ”と“ウラ”の異なる2つの想いや動きが、同時並行して生じるときになります。
「魚宮」に象意を持つ人は、後半(15度〜)や終盤(20度〜)に象意を持つ人をはじめとして今週あたりまでは、“構想”や“イメージ”が活発でも、対外的には動きにくいかたが多くなるときです。
逆に、最初のほう(〜4度)や初盤(〜9度)に象意を持つ人をメインとして、相応ながら魚宮全体的にも週末が近づくほど活動的になったり、“勘違い”もふくめた動きがでやすくなるときです。
あえていえば、“デマ”や“ニセ情報”を事実だと信じて、動きやすい時期でもあるために、注意が必要になります。
One-Point ◆ “オモテ”の動きと“ウラ”の動きが同時並行的に生じる“パラレル・ワールド”のディレクション中なので、そうなのですが、事実や現実を見極めることが必要な昨今の魚宮です。
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