宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

水星のメッセージ vol.4
「星講座」
― 古い概念を断ち切る「天王星」 ―

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フランス革命の「同胞愛」から生まれ変わる宝瓶宮時代

●2022年 1月31日アップ

土星外惑星(トランス・サタニアン)の「冥王星」「海王星」につづく水星のメッセージ第4回は「天王星」です。

フランス革命の直前、アメリカ独立戦争の最中に「自由」の機運が高まるなか、1781年に「天王星」は発見されました。

それまで「太陽〜土星」まで7つの星をもちいてきた古典占星学(術)が事実上、終焉(しゅうえん)を迎えたのです。

なぜなら、近代科学の発祥による古代ギリシャの世界観「四大元素説」の破綻のみならず、「天王星」の発見によって古典占星学の「基礎理論」までも崩壊したからです。

《 天王星発見と時代変化 》

「天王星」の発見は、単なる偶然ではありません。

「占星学的な時代区分」でいえば、「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の到来を象わすものでした。

なぜなら、宝瓶宮時代は水瓶宮のみならず、「天王星」と共鳴する時代だからです。

このことは「天王星」発見まで、約2,000年近く続いていた双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の終わりが近いことを予見していました。

事実、発見の150年ほど前、1630年から次の「宝瓶宮時代の影響圏」に入っていたのです。

具体的には、ガリレオらによる近代科学の発祥であり、宗教から科学的思考への転換がはじまった時代でした。

One-Point ◆ ほかにも、専制君主や宗教的な支配から、市民また個々人の自由を求める改革が進んだ時代です。アストロロジーに目を向けますと、通用しなくなった古代ギリシャの世界観「四大元素説」をベースとした双魚宮時代の“占星術”の終わりのはじまりの時代でした。

《 歴史の大河の猛変化 》

そして、「天王星」発見から200年以上が経った現在、宝瓶宮時代に向かって人類社会は大きく方向転換をしています。

現代に生きる私たちは、大きな歴史の大河の中で、周囲の状況や環境変化とともに流されていますので、現状を“当たり前”の状態と思っているのです。

ですが、客観的にみると、近年、猛スピードで宝瓶宮時代へと変わっているのです。

それどころか、1989年に人知れず起きた“宝瓶宮時代のビッグバン”(波動変化)によって、宝瓶宮時代はすでに正式にはじまっています。

この年は、昭和天皇が崩御され、元号が「平成」に変わりました。

ただし、書き添えておきます。

宝瓶宮時代を実感しにくいのは、影響圏入りをふくめると2009年からはじまった「双魚宮時代のリバイバル」のデレクション(運勢変化、社会変化)が、今なお続いているからです。

双魚宮時代の世情が、一時的とはいえ復活しており、古い切り口や概念のマスコミ報道が、依然、巷にはあふれているからです。

One-Point ◆ 「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションは、あと数年で終わります。一方、宝瓶宮時代を実際的にスタートさせるための深層の「精神意識の変革のデレクション」が、昨年2021年12月から正式に影響圏入りしました。そのため、状況によっては数年を経ずして一気に流れが変わる可能性もあります。

《 現代人の課題と準備 》

いずれにしても、現代に生きる私たちには課題があります。

まもなく実際的にスタートしていく宝瓶宮時代に向けて、深層の精神意識(霊性、深層心理)をはじめとした、内面の「精神宇宙」を少しずつでも変えていかなければなりません。

いつからでしょうか?

いますぐにでもご準備されて、はじめられておかれるとよいのです。

どのように?

手前味噌で申し訳ありませんが、「宝瓶宮時代を生きる星講座」が適切です。

なぜなら、内面性の意識変革は複雑なので、まずは意識化のためにも、新しい時代はどんな時代なのか、まずは現代人らしく、正しい知識(情報)が必要だからです。

そのように認識を深めつつ、体感や体得また実行に向けた準備をされておかれるとイザというときに役立ちます。

ご判断に誤りが少なくなるのです。

One-Point ◆ そのため、急遽「宝瓶宮時代を生きる星講座」を開始しました。単発のフレキシブルなチョイスが可能なメール講座です。ただし期間限定です。「水星編-水瓶宮」は、2月1日をもって配信終了しましたが、現在「水星編-魚宮」を検討中です。また、バックナンバーのご購読は可能です。


《 「天王星」も生まれ変わる 》

さて、今後、重要になってくるのが、「天王星」の象意です。

既述のように、「冥王星」や「海王星」が宝瓶宮時代に向けて、美しく生まれ変わったように、今回の「水星のメッセージ」も「天王星」の新たな象意や、古い風習を断ち切るといったものでした。

そのため、当然、古い「天王星」の象意解釈で“星読み”や“占断”を続けると、次第に占断ミスが生じるようになっていきます。

ご注意されてください。

古いタイプの人物に対してはともかく、時代的に啓発されり、次元上昇されたかたが次第に増えていきますので、その場合、今後は漸次、適応しなくなっていくからです。

One-Point ◆ 双魚宮時代の“良識”(good sense)と宝瓶宮時代の“常識”(common sense)は、かなり違います。「対立二元論」と「共鳴関係論」のように、真逆ほどに異なってきます。両者を二元的に“敵対対立”するものとしてとらえるか、見えない世界をふくめて共鳴し関係するものとしてとらえるかなどのようにです。


《 改革(革命)は不要 》

分かりやすい一例を挙げます。

「天王星」の象意とされる「改革」(革命)や「友愛」(同胞愛)について考えてみましょう。

「双魚宮時代のリバイバル」の影響圏に入った2009年に、民主党(当時)が大勝して政権をとったとき、“頭がお花畑”と揶揄された鳩山首相(当時)は、「これは革命です」と言ってのけました。

フランス革命の有名なスローガン「友愛」が意識の根底にあったからです。

ですが、考えてみましょう。

双魚宮時代から共鳴関係論による新しい宝瓶宮時代に向かっていたために、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」には、“改革”(革命)の象意があったのです。

宝瓶宮時代が定着したら、改革は必要だと思われますか?

必要ありません。

One-Point ◆ 双魚宮時代に、王政や宗教などによる支配から、個人の「自由、平等、友愛」をスローガンとして求めた「フランス革命」も同様です。宝瓶宮時代が定着したら、革命もスローガンも必要がなくなっていきます。新しく生まれ変わった「天王星」は、そんな古い象意や概念を断ち切っていきます。


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