宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

辻希美さん・杉浦太陽氏
―19歳突然の妊娠結婚―

HOME恋愛と結婚の相性 > 相性=辻希美・杉浦太陽氏

辻希美さん・杉浦太陽氏の相性=19歳突然の妊娠結婚

「辻希美、妊娠結婚」の第一報(5月9日)を目にしたときは、違和感を受けました。
近未来運1=牡羊宮〜乙女宮―2007年度版―」の双子宮(辻チャンの太陽)の欄に、2007年は「個人的にもパートナーが現われたり…」と書いてはいるのですが、トツゼンすぎて、双子宮の星のディレクションとは何かちょっと違うものを感じたからです。
久々に興味をひくカップルなので、緊急ですが、ご参考に書いてみようと思います。


記述日:2007年5月11日

●参考データ
辻 希美氏:1987年6月17日
杉浦太陽氏:1981年3月10日

●辻希美公式サイト
ハロプロによるアーチストリスト(2007年現在)
●杉浦太陽氏公式サイト
スカイコーポレーションのサイト

《 「新しく変わる」星のディレクション 》

その理由は、お二人のホロスコープ(出生天球図)を作成して理解できました。
今、この二人に「反対」しても、仕方のないことです。
よくある恋愛パターンですが、渦中にある人に反対するほど、逆に結びつきを強めます。そういうときなのです。
ちょうど新しいファッションをまとうように、今の時期、二人とも「新しく変わる」星のディレクションを受けています。
自分が新鮮で前向きな気分にあるときに、ジャマ(反対)されたらイヤでしょ?
そういう「時(とき)」なので、少し成り行きにまかせましょう。
杉浦クンは、自分から「新しく変化したい」(今までと違う服を着てみたい)のです。
辻チャンは、周囲によって、「新しい変化を受けてしまう」(環境や人が変わっていく)時期なのです。
二人は、そういう似た星のディレクションの渦中にあります。

One-Point ◆ これは、杉浦クンの太陽と、辻チャンの月が、同じ魚宮で近い位置にあるためです。西洋占星術の相性をご存じなら、「夫婦」の良い相性だと思われる方もいるでしょう。そういう単純な判断は、宝瓶宮占星学では行いません。

《 ほぼ完璧に恋愛の相性の二人 》

今回の辻チャンと杉浦クンの芸能人カップルの相性は、細かく相性を見ていくよりも、大きく星のディレクションの観点から書いたほうが、恋愛と結婚の側面がよく見えます。
というのも、この二人は、ほぼ完璧に恋愛の相性であり、対等な人間としての相性には、やがて意識や立場の違いが認識され、努力を必要とすると思えるからです。
つまりは、「男女」の関係でいる限りにおいては、うまくいくでしょう。
しかし、結婚は現実です。
家庭をもって子供も生まれると、男女の関係だけではいられません。
それが夫婦や父母の営みであり、一般的な家庭生活であるのは、皆様ご存じでしょう。
結婚会見をした5月10日現在、まだ19歳の若い辻チャンは、そのことに気づいていません。
いくら「モー娘。」時代(12歳)から芸能界にいるといっても、家庭生活とは別の話です。

One-Point ◆ 「男女」の関係という表現を使いましたが、ここでは少し古く「主従」という意味をもたせています。新しい宝瓶宮時代の象意では、「男女」も「夫婦」も人間と人間として平等(対等)なのですが、二人は魚宮(双魚宮)に関わる強い象意によって、今はまだ「男女」関係にあるためです。

●強い意志と根性はどう出る?

現在、報道ではまだ目にしていませんが、辻チャンのホロスコープ(出生天球図)には、結婚に反対される象意が読み取れます。
また、周囲に流される優柔なところがありますが、逆に強い意志や根性の持ち主が辻チャンです。反対されるほど燃え、彼には流されて、成り行き上「妊娠」という既成事実を、結果的につくることになったのでしょうか?
2008年〜2009年、大人になった辻チャンのこの強い意志と根性が、どちらに向くかによって二人の将来は決まると考えています。

《 ピークの時期は永遠には続かない 》

実をいうと、お二人とも、現在の星のディレクション(運勢)は、ほぼ最強なのです。
彼(杉浦クン)の太陽(魚宮19度)だけを見ると、社会的に頂点を極めるピークこそもう越えましたが、それでも今年は近年最後のピークを迎えています。
これは魚宮に象意を持つ人に共通するディレクションなので、「近未来運」(2007年版5月5日アップ)の「魚宮」の欄に書いている内容をご一読ください。
一方、辻チャン(太陽は双子宮25度)も、今年は「ハイテンションな夢心地」の星のディレクション(運勢)の中にあって、足が地に着かないほどです。
ちょうど今週からはじめた「今週の運勢−星のディレクション」(5月5日アップ)の「双子宮」に書いたとおり「ラッキー…」なのです。
これは、辻チャンが本来、生まれ持っている通常の星の象意(運勢)とは、少々勝手が違うものです。
なので、まだ19歳の辻チャンには、こういうときに、どう対応していったらよいのか経験不足といえるでしょう。
今までとは違った星のディレクション(運勢)の中で、今しか見えていませんから、今のうちに楽しんでおくことです。
しかし、ピークの時期は、何事もそうですが、けっして永遠には続きません。

One-Point ◆ そういったピークどうしが出会ってしまったようです。星は、そうやっていろんな体験をさせて、私たちを成長へと導いていきます。「楽しい」ことも、楽しさの後の「苦しみ」も、また、苦しさの後にやってくる「楽しさ」も、いろいろと経験するようになっています。そういうふうにしないと、人はなかなか成長しない面があるようです。

《 現実に立ち向かう強い心構えを持つ 》

時は流れていきます。
宝瓶宮占星学では、ホロスコープ(出生時の星の配置)という過去の出生の「時」だけでなく、現在の「時(星)の動き」も重要視して、相性判断を行ないます。
そうしないと、「実学」にならないからです。
二人の場合、今の「頂点(ピーク)」から、来年中には断崖を降りるような急降下に変化していく時期を意味します。
それは「夢心地」や「ウキウキ気分」から、誤魔化しようのない現実への大転換の時期が近づいているということです。
早ければ今年(2007年)年末、おそくとも来年(2008年)の中頃には、まず彼に訪れます。
その直後(2008年末)、追いかけるように彼女(辻チャン)にも訪れることになります。
必ずしも「悪い」意味で書いてはいません。
そういう現実と直面すべき星のディレクションが近づいているという占星学上のリーディングを伝えているのです。
確実に恋愛関係から、夢から覚めたように自分たちの現実の立場や、対等な人間関係を迫られます。
なので、意識を転換して「家庭」や「生活」という「現実」に立ち向かう強い心構えを持つことが必要になります。
そういう人間性を培っていないと乗り越えることができません。彼(杉浦クン)に期待しましょうか…。

One-Point ◆ 結果は、星がもたらすものではありません。あくまでも、星のディレクションに対する人間本人がもたらすのです。意識を転換して対応すれば、それは良い経験や結果を人生において生むことになります。そうやって現実を学んでいくのも、彼らには必要だから訪れたと思います。


※相性の記述は、星のメッセージを読み取ったものであって、必ずしも事実とは限らないことをご了承ください。また、お二人の出生時間が分からないため、訂正や追加が必要な場合もあります。

One-Point ◆ まだ、正式に婚姻届も出していない二人です(2007年5月11日現在)。辻チャンの20歳の誕生日(以後)に出すという報道でした。なので、今回はこここまでです。

【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2007 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.