宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
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●第1稿 2024年 9月14日 アップ。
「冥王星」と「天王星」の三分(トライン=120度)のディレクションは、今年6月末にはじまりました。
複数の解釈があります。
一つはこれまでの「双魚宮時代」の解釈で、もう一つは「宝瓶宮時代」の新しい解釈です。
シンプルに言えばそういうことです。
以降、約7年間にわたって三分=120度を継続し、何が起きてもおかしくない“激変”の時代が到来することを象わす「新時代のディレクション」です。
●今年2024年6月末にはじまった「冥王星」と「天王星」の三分(トライン=120度)の動きです。
許容度数(オーブ)6度の場合です。
水瓶宮1度R(逆行)の冥王星と、牡牛宮25度に進んだ天王星によって、6月末に三分=120度が形成されました。
天王星が逆行に転じ、今年の12月中頃に23度Rに至ると、順行に戻って水瓶宮0度を進行する冥王星は、三分=120度を解消します。
ですが、それも5か月後の来年2025年5月中頃に至ると、再び三分=120度を形成しはじめます。
天王星が順行に戻り、牡牛宮27度を通過していくためで、今度は逆行に転じて水瓶宮3度Rに戻った冥王星とが6度差になるためです。
以降、両星とも年1回の順行と逆行を繰り返しますが、許容度数(オーブ)6度以上離れることはなく、2030年まで足掛け7年間三分=120度が続きます。
新たに前人未到の宝瓶宮時代を実質的に迎えていくため“激動”の7年間です。
脅すつもりはありませんが、“過去”の通念がいつまでも続くことはありません。
そのことを知って心づもりやご準備をされればまだしも、信じなくてもそれはそれ“自己責任”の時代ですので、ご判断は委ねられています。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジーによるホロスコープ解釈は次のようになります。
これまでの「双魚宮時代」の解釈は、個人的な“運勢変化”に留まりました。
双魚宮時代がはじまった古代ギリシャ時代の「古典アストロロジー」は、太陽〜土星まで7つの星を用いるパーソナル・アストロロジーだったからです。
その象意解釈のみをパクって、19世紀後半にはじまったアラン・レオの「現代占星術」も個人占星術ベースで同様です。
一方、「宝瓶宮時代」の新しいアストロロジーの解釈は異なり、歴史的かつ宇宙的な“時代変化”を踏まえたうえで、個々人の“運勢変化”をリーディングいたします。
そこからみたとき、「冥王星」と「天王星」の三分=120度のディレクションは、エポック・メイキングな驚くべき時代変化を今後もたらし、個々人も当然、無関係とはなりえません。
One-Point ◆ 実在の「クオリアル宇宙」に基づいた「基本三数」解釈です。「何言ってるの?」と疑義をお持ちの方も、これまで当サイトで約20年間述べてきた数々の「ディレクション」がほぼ外れていないことをご勘案くだされば分かると存じます。
●今年2024年6月末にはじまり、以降、約7年間ほど続くディレクションです。
ただし、2024年の年末〜来年2025年前半あたりは、一時的に三分=120度を解消するためにトーンダウンする可能性がありますが、翌2026年1月からは宝瓶宮時代の本格化がもたらされていきます。
念のために書いておきますと「星」が直接“もたらす”ことはなく、ホロスコープにおける相互的な位置関係が「象わす」ものです。
「運勢ディレクション」は“宇宙波動エネルギー”との共鳴作用だからです。
物理的な働きではないので、ふだんは急激に変わることはありません。
歴史の大河は滔々と流れ“グラデーション”を描くように変化していきます。
大前提です。
「アストロロジカル・エイジ」のご理解なくして、ホロスコープを正しく解釈することは不可能です。
なぜなら、“ホロスコープ占い”の現代占星術は、“支配/被支配”の「対立二元論」の“時代波動”の中で誕生し、主観的な人為解釈の“占い”支配をもたらしていることに心酔しておられる方ほど気づけません。
エソテリック(秘境的)な現代占星術には、客観的な理論がないためです。
なので「アストロロジカル・エイジ」の重要性も本当の意味ではご理解できません。
One-Point ◆ 地球の「春分点歳差」によるグレート・イヤー(プラトン年)に基づくのが「アストロロジカル・エイジ」です。その一つが「双魚宮時代」や「宝瓶宮時代」で、ホロスコープでは12サイン(宮)の象意のはじまりになっています。
通常、用いられているハウスシステムによるASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)を有する「ホロスコープ」は、12サイン(宮)による「ソーラーチャート」とは異なり「12ハウス(室)」が不動のベースです。
「ハ・ウ・ス・シ・ス・テ・ム」によるホロスコープだからです。
なのに「12サイン(宮)」の解釈を重視している“ホロスコープ占い”の現代占星術です。
12ハウス(室)の解釈を無視しては成り立たないのですが、現代占星術はなぜか「星占い」の延長で、12サイン(宮)を重視しているのはご存じのとおりでしょう。
さらには、12サイン(宮)を重要に用いながら、その象意の起点となっている「春分点」による「アストロロジカル・エイジ」はあまり眼中にないのです。
もう“メチャクチャ”なのですが、占星術信仰に陥り心酔しているために、“事実誤認”や“勘違い”に気づくこともご自覚されることもできません。
ご説明しておきますと、ホロスコープにおける「12サイン(宮)」の位置や象意は、ホロスコープの中心“地球”の「春分点歳差」に伴ない移動している「春分点」が起点です。
One-Point ◆ 遠近ある宇宙の星を地上から見て、勝手につなげて妄想した「星座」にホロスコープ上の象意はありません。「春分点」を起点に30度ずつに12等分された位置関係に“宇宙法則”=「基本三数」に基づいた象意を見出すことができます。
重要なので繰り返します。
12サイン(宮)の象意は「春分点」を起点に、配列と位置関係に秘められ宇宙の根幹法則「基本三数」から“原意”を見出せます。
現在の「春分点」のある位置が、これまで約2,000年間の「双魚宮」から、今後、約2,000年間続く「宝瓶宮」に移ったため、現在は「宝瓶宮時代」の緒にあって「宝瓶宮」の「春分点」をベースに12サイン(宮)の象意も影響を受けはじめます。
ただし、“宇宙波動”が宝瓶宮時代に変化してまだ30年余。これまでの双魚宮時代の社会通念や慣習が、個人にも社会にも色濃く残っていますので、とくに平成以前にお生まれの方に、さほど象われてはきません。
アストロロジカル・エイジで「春分点」がどこに位置するのか、その影響をご理解できていないと、その場かぎりの刹那的な“占い解釈”に陥るというお話です。
たぶん、これまでお時間をつかって懸命に勉強され解釈をされても、今後は時間が経つほど無駄になりかねません。
今からでも遅くはありませんので、宝瓶宮時代は新しいアストロロジー理論によって修正されるなり学び直されたうえで、ご自由に応用展開されてホロスコープ解釈を行ない、お好きに活かされることをおすすめいたします。
One-Point ◆ 要は“分水嶺”のピークにある今がチャンスです。なぜなら、そういった分岐点にある“宇宙波動”ゆえで、登りきるまでは大変ですが、登り切れば美しい展望が待っていますし、あとは時代の流れに沿って下るだけでラクなのです。
宝瓶宮時代を実質的にはじめるため、「冥王星」は「深層の精神意識の変革」のデレクションをもたらしている昨今です。
今年2024年1月に一時的ながら水瓶宮へ入宮し、本格化させはじめています。
その「冥王星」が、なんと水瓶宮また宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」と今日、奇しくも三分=120度を形成して、スムーズな象意の関係性をもたらしはじめている今後の約7年間の幕開けです。
1930年に「冥王星」が発見されてのち、初めての「天王星」との三分=120度です。
それゆえ重大で、宝瓶宮時代を実質的にはじめていくための“大変革”や“大改革”を象わす「歴史ディレクション」を意味します。
今後は、いつなんどき何が起きて「宝瓶宮時代」へ大変化が進んでも、まったくおかしくない時代に入ったことを意味します。
個人や組織、また日本やアメリカをメインとした国家も無関係とはなりえません。
このことを正しくご認識され知っておくか、そうではないかは今後の人生においても小さくはありません。
One-Point ◆ 「運勢ディレクション」は、双魚宮時代の人々がご理解できない“宇宙メッセージ”を解読し、知ることができます。なぜなら、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”によるディレクションだからです。
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