宝瓶星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
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●第1稿 2025年 5月29日 アップ。
「エソテリック占星術」というのは、アラン・レオ(1868-1917)が“ポン”と始めた“星占い”のことです。
双魚宮時代末期の占い解釈です。
「エソテリック」なので、なぜそうなるのかは教えられず、教義(理論)はありません。
すると「言わぬが花」の道理どおり、「スゴイ!」と感動した人々がわれ知らず“従属”するようになるのですが、知ってか知らずか企図したのは霊媒師マダム・ブラヴァッキーに師事するアラン・レオです。
一方、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」は、ご受講は必要ですが、宇宙に基づく論拠を示し、解釈は皆さまのご自由に委ねています。
何のお話かというと、双魚宮時代の占星術の象意解釈と今後の宝瓶宮時代の象意(本意:基本の象意、ほんとうの象意)解釈の根本的なスタンスの違いです。
皆さまはどちらを好まれますか? 従属か自由か。
これまでの時代は「海王星」の象意による双魚宮時代の末期でしたので、エソテリックな解釈で相応に通用しました。
しかし、今後は宝瓶宮時代の実働社会が進んでいくにつれて、以前どおりとはなりません。
どちらに身を置くかによって、見えざる天運との共鳴関係が異なってきます。
One-Point ◆ 当サイトは、第1章「啓蒙編」、第2章「実技編」(以上、宝瓶宮占星学)、そして第3章「波動編」の現在です。併行して、将来に向けた第4章となる「霊識編」をお届けしています。
アラン・レオ自身は、後年「自分が始めたのはエソテリック占星術だ」と明言しています。
「おお、そうなのね、素晴らしい!」と思ったあな〜た。
“好い人”ですね。
エソテリックは学術的には“秘境”と訳されるのですが、「エソテリック・ブッデイズム」といえば秘密の仏教で、教義は教えられずに、ひたすら人生をかけて修行を続けながら、ご自身で悟りの境地を見いだすしかない「密教」のことです。
教義がない、あるいは秘匿されてトップのみに相伝される“教義支配”のノウハウがエソテリックの本義です。
One-Point ◆ 現代占星術の正体も同様です。自分で人生をかけて悟るしかありません。それで悟れればいいほうで、それまでは正しいかどうかも分からない占星師に従属するしかない仕組みです。それを意図せずとも作ってしまったのがアラン・レオです。
でもね、賢い人はいつの時代にもいます。
心霊ブームに湧く当時の世相の中、理論なき“エソテリック占星術”(星占い)が流行りましたが、反発したのが俗称:古典占星学(古典アストロロジーの流れ)の人々です。
彼らは、16世紀に近代科学から“疑似科学”とされた古代ギリシャの「古典理論」を用いた解釈を19世紀になっても続けていました。
たぶん彼らの想いは、「疑似科学だと言われても、それでホロスコープを解釈すれば当たることがあるし、だってしょうがないじゃないか!」といったことでしょう。
たぶん著名な占星術師の方々はウラ事情を知っていて、オモテに出さないで占断を続けたようです。
One-Point ◆ なので占星術師のトップ・クラスからみれば「宝瓶星学」は困ったちゃんです。新理論を表明しているからです。ですが古典占星学の人々は、時代の流れや趨勢には勝てず、エソテリック占星術の流れに融合していきました。それゆえ理論があるように“勘違い”される現代占星術です。
●エステリックなので「言わぬが花」。パクった象意なので言えない。ネタバレは神秘性を失う。
ご判断はご自由です。
われ知らず“洗脳”されてしまうと、「海王星」の象意に伴なう主観が強まるので、理性で考えて客観的にご判断することができなくなっていきます。
もちろん、ご本人は考えていますよ。
それが主観の範囲内に留まることに気づけないために、意識や考えを“次元拡張”できず、古い“信仰姿勢”に留まっていくことになります。
今日の春分点(牡羊宮0度)における「土星&ケレス&海王星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)は、ここにかかわり転換点となる重要なはじまりを意味します。
One-Point ◆ 西洋占星術の解釈か、それとも宝瓶星学の解釈かで、内容も運勢も変わってきます。従属した解釈か、それとも春分点+土星+ケレス+海王星+三重合=0/0/0度を「基本三数」からご自分で解釈するかで変わっていくわけです。
●春分点での「土星&ケレス&海王星」の三重合=0/0/0度が、今日、なぜ“更地”といった解釈になるのか。
ホロスコープ・リーディングができるようになる目途が立つまで受けられる「できる! ゆるりレッスン」などのご受講者の方で、詳しくお知りになりたい方は、ご自由にお問い合わせください。
もちろん無料です。
もしくは、講座のTeams通話ででもご質問いただければ、「基本三数」に基づく解釈からご説明をいたします。
ディレクション(運勢変化、時代変化)からの視点がポイントになります。
これまではよかったのです。
末期とはいえ「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション中だったからです。
その終わりが、「海王星」の春分点越えと、現在の“更地”のような状態を象わす、春分点における「土星&ケレス&海王星」の三重合=0/0/0度です。
たとえていえば、宝瓶宮時代の新たな“建物”をたてる必要があるために、古い家を壊して更地にするように、過去にこだわらず今後の宝瓶宮時代の方向性や内容を知って、実現可能なヴィジョンを新たに描いて、ご自身の将来を新たに設計いくべきときです。
2026年1月27日以降の新時代に向けて、どのような自分自身や社会にしていくのか、主体意識を持ち個々人が実働の意識化や体勢作りのご準備をされておくとよい本年2025年になっています。
One-Point ◆ 意識化やご準備に「宝瓶星学」ができる最大のお手伝いは、講座の半額提供です。また、将来に備えた「究極のマスターコース」の開始です。ワケが分からないかもしれませんが後者は「奥義講座」のご受講者に限らせていただいています。
三題話:米、国民、今年:2025 ← BACK
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