宝瓶星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
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●第1稿 2025年 5月 9日 アップ。
時代の変動期に当たり、今日的なデレクションを2回に分けてご紹介いたします。
今年2025年5月13日に最重要となるディレクションが“再スタート”します。
いわずと知れた「霊識開元」の複合ディレクションです。
重要なことは、当該ディレクションには日本の「支配体制」の変革が伴なうことです。
昨年2024年6月にはじまった当該デレクションは、その後の「天王星」の逆行によって留保され、今年2025年1月に順行に戻ったことで、今月5月13日から今後約5年間にわたって、歴史の大河の流れを変えていきます。
聞き飽きた方もいらっしゃるかもしれませんが、今日的な最重要ディレクションが「霊識開元」なので、ご容赦ください。
個人的にも社会的にも、歴史的な大変革をもたらします。
「基本三数」によって、ホロスコープをデレクション・リーディングするとそうなります。
「霊識」という言葉も同様です。
15年ほど前、2010年頃に「霊識元年」と命名しました。
※古い記事です。現在とは一部異なる部分があるかもしれません。
当時の状況は「天王星」が春分点を越え、一方で「海王星」が魚宮に入宮していくという混乱期のはじまりで、これらを止揚/昇華する新しい概念が「霊識」です。
宇宙この世界の根本法則「基本三数」から“宇宙波動エネルギー”を視野に、歴史の方向性(デレクション)をリーディングして何かネーミングする必要があり、これまでの社会通念も鑑みつつ「霊識元年」としました。
One-Point ◆ 19世紀後半以降、「海王星」の“まだ見ぬ理想”(幻想)に基づいて、共産主義や近代スピリチュアリズムまたホロスコープ占いがブームとなった末期の双魚宮時代のことです。
●1846年の発見後、「海王星」がホロスコープを一周して発見された水瓶宮25度に戻ったのが2009年でした。
魚宮の影響圏がはじまる位置で、そこから「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションがはじまりました。
当時の状況は、人知れずおきた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」によって、正式に宝瓶宮時代がはじまった20年後です。
その“宇宙波動”を受けて、最後の世界的な「対立二元論」となった「東西冷戦」の「終結宣言」が同年12月に出されて共産主義諸国が“夢”を失い、沈黙していた時代でした。
しかし、まだ宝瓶宮時代の社会体制に向けて進みはじめたばかりで、まだ定着はしていません。
安定する前に、影響圏から魚宮に入宮した「海王星」によって「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションが併行して始まっています。
このディレクション(運勢変化、時代変化)によって、ロシアと中共が息を吹き返したかのように“世界覇権”の野望を露わにしはじめます。
さて、「霊識元年」以降、KOUKIさんが察知また感得(体得)されて、数々の霊識講座を開催してこられました。
昨年は「霊識開元」のプレ・デレクションに際して、KOUKIさん主宰ながら理論面から「霊識13」の講座を担当させていただきました。
ご受講された方はご存じのとおりです。
「霊識」からみれば、日本人もアストロロジーも根っこには類似の素因があり、今後は天意によって宝瓶宮時代を築いていくことになります。
“日ユ同祖論”とは異なるのですが、日本の縄文文明も古代オリエントも、人類歴史に発展をもたらす文明発祥に関与しているのです。
そのため、宝瓶宮時代を拓く日本および日本人となっています。
また類似の根っこを持つ宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」も同様です。
One-Point ◆ 現代日本人に必須なのが「霊識」です。「霊識開元」にあたり、そのご認識が最重要になっています。また、古来より日本人には“霊識”の素(タネ)が備わっていることも忘れてはなりません。
要点をお伝えいたします。
「霊識開元」は、ホロスコープでは次のように象わされています。
春分点の「海王星」を頂点に、土星外惑星(トランス・サタニアン)が小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)のアスペクト・パターンを形成するゆえです。
中には「空の星がそんな影響力を持つのか?」という方もいらっしゃるでしょう。
面倒なので直截的に星が影響力をもたらすかのような表現をすることがあります。
そのため誤解も生じるのですが、星自体にそんな直截的な力はありません。
エネルギー的に象わすだけです。
実際に影響をもたらしているのは、物理科学での解明は不可能ですが、時空を超えて実在する“宇宙波動エネルギー”になっています。
One-Point ◆ 宇宙この世界の根幹法則「基本三数」からそういえるのです。物理科学で解明はできませんが裏付けなら、「量子論」に証明のヒントがあります。ホロスコープは、いわば時計と同じで時刻を読みますが、時計が時間をもたらしているわけではありません。
当該複合ディレクションを構成する土星外惑星(トランス・サタニアン)のディレクションは次の3つです。
1、「冥王星」
昨年2024年11月に水瓶宮に入宮した「冥王星」による「深層の精神意識の変革」のディレクション。
※水瓶宮は宝瓶宮時代の共鳴サイン(宮)です。
2、「海王星」
今年3月30日に春分点を通過し、生まれ変わった「海王星」がもたらす「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のデレクション。
※正式には来年2026年1月に春分点を越えていきます。
3、「天王星」
日本の“現体制”を象徴する牡牛宮をトランシット中ながら、双子宮の影響圏にある「天王星」による「関係意識の改革」(宇宙法則への変化)のディレクションがはじまっています。
※本年2025年7月に双子宮に入宮して本格化します。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の影響圏に入って発見された土星外惑星たちが、宝瓶宮時代の象意にかかわり、また新生して影響をもたらし、「霊識開元」の複合ディレクションとなっています。古い双魚宮時代の象意解釈のまま、解釈やリーディングできることはありません。
さて、最初の要諦です。
これまでの双魚宮時代のデレクションは、どのような出来事が社会的に起きていくのかをポイントにお伝えしてきました。
“支配/被支配”といった「対立二元論」の歴史パラダイムの時代で、“ルーラー”(支配者、為政者など)による施策に伴なう出来事が重要だったからです。
しかし、宝瓶宮時代は異なってきます。
お一人ひとり国民の精神意識が主体責任を伴ない重要になります。
そのため、昨今のディレクション(運勢変化、時代変化)もまた、個々人の内面性をまずはメインに象わすものになっています。
その複合が「霊識開元」のディレクションです。
One-Point ◆ ただし何も起こらずして精神意識が変わることは、まずありません。そのため、社会的な「対立二元論」の崩壊、すなわち日本をはじめ世界においても“支配体制”の崩壊が起き、根本からの変革「霊識開元」の複合ディレクションとなっていきます。
※引き続き、最重要ディレクションを解説-その2「日本の支配体制の変革」を後日、お届け予定です。
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