宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●2023年10月28日アップ。
常に思います。
本当の「宇宙の姿」を正しく知らなければ何ごともはじまらない…。
「ホロスコープ」も“生きる”といった「人生」も同様です。
ま、知らなくても死ぬことはありません。
“宇宙”を空間域とする「天王星」による新しい宝瓶宮時代は、宇宙時代を迎えるために正しく知らなければお話にならず、双魚宮時代に解明されはじめた「物理宇宙」のご理解では“帯に短し”でナンセンスです。
過去の常識がいつまでも正しいとはかぎらず、物理宇宙の背後に見えざる「エネルギー宇宙」(宇宙波動エネルギー)があることをハッキリとご認識しなければなりません。
先に簡単ながら“ヒント”を書いておきます。
「基本三数による宇宙論講座」でもお伝えいたしますが、現実の宇宙は「物理宇宙」のみならず、見えざる「エネルギー宇宙」を伴ない、すべてをかかわらせ作用をもたらす「共鳴宇宙」とともに「根源の宇宙基本三数」によって構成されています。
ウソではありません。ホントです。
このとき、アバウトで申し上げますと、「エネルギー宇宙」は「1数」にかかわり、「物理宇宙」は「2数」で象わされ、「共鳴宇宙」は「3数」に相当します。
これらは一体不可分の関係で、「クオリアル宇宙」こと私たちが住む実在の現実宇宙が成り立っています。
「ホロスコープ」の元となる現実の宇宙の姿です。
One-Point ◆ 「信じるか信じないかはあなた次第」といった都市伝説めいたお話や、スピリチュアルなお話ではありません。私たちが死してなお離れることができない実在の現実宇宙「クオリアル・ワールド」のお話です。
実在の宇宙を「物理科学」のみはもちろん「スピリチュアル」のみでとらえることはできません。
物理科学のみでとらえると、物質に限定された宇宙観になってしまいます。
科学的研究の場合はそれでもいいのです。
また、スピリチュアルのみでとらえても、論拠なく推し図れるために、何でもありのトンデモ宇宙論になりかねません。
物理科学が間違っているとか、スピリチュアルが間違っていると言っているのではありません。
いずれも宇宙の一部にすぎないため、どちらか一方を全体かのように理解すると宇宙根源の「基本三数」から離れてしまい、片方のみを“是”とし、残りの宇宙の実在を無視したり“非”とすることになりかねません。
「ホロスコープ」で申し上げますと、見える「物理宇宙」の位置関係を写しとりながらも、見えざる本源の象意を無視するといったように、一方のみでホロスコープが成り立っていると考えるのと同じです。
One-Point ◆ 事実は、「物理宇宙」は「エネルギー宇宙」の現身(うつしみ)です。ホロスコープの構成要素の位置関係もまた、見えざる象意の“現身”になっています。このことからも「基本三数」の実在は明白です。
先の「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)の末期20世紀は「戦争の世紀」と呼ばれる人類歴史上“大混乱”の時代でした。
その一因が人類にご自覚はなくても、科学万能主義に陥り、“戦いに勝つ”という名目のもと、より高性能な殺人兵器の開発と軍拡競争に陥らざるをえなかった時代でした。
二度にわたる「世界大戦」と事実上の第三次世界大戦となった「東西冷戦」の時代がそれです。
しかしながら、“宇宙波動”の変化により「宝瓶宮時代のビッグバン」を人知れず迎えた1989年に、双魚宮時代の“宇宙波動”は終わり、同年12月に米ソ首脳による「東西冷戦の終結宣言」がなされました。
双魚宮時代の終幕を飾る世界的な「対立二元論」時代の終わりです。
と、訪れた自由民主主義による“パクス・アメリカーナ”(アメリカによる平和)の時代もつかの間、20年後の2009年に「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがはじまります。
双魚宮時代の「対立二元論」や“偽計”の社会風潮が一時的に息を吹き返したのです。
これによって“共産主義の亡霊”共産党一党独裁国家の「中国」が、“世界覇権”の野望をむき出しにし、世界は再び大混乱の時代を迎えます。
One-Point ◆ 「双魚宮時代」末期の共鳴星「海王星」は1846年の発見後、ホロスコープを1周し、そのまま影響圏を含めて「魚宮」をトランシットしはじめたことによる「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションでした。およそ2025年中まで続きます。
お話は一見、変わります。
最先端物理科学の「量子論」(量子力学)をスピリチュアルな解釈でとらえると、誤解します。
なぜなら、占星術もスピリチュアルも「海王星」の古い象意“まだ見ぬ理想”や“事実誤認”による“勘違い”の象意の影響を色濃く受けているためです。
“美しい”のですが”誤解”が避けられない宿命を有します。
一例を挙げます。
「光よりも早い物質は存在しない」というアインシュタインの説は物理的に正しいのですが、光の速さを超える「量子もつれ」の実験結果をスピリチュアルにとらえると、“量子は光よりも早い”と“勘違い”してしまうことが起こります。
残念ながら、「量子論」(量子力学)は従来の双魚宮時代の物理科学(古典力学:ニュートン力学)では説明ができません。
にもかかわらず、双魚宮時代の物理的な概念で、われ知らずともとらえてしまい“量子は光よりも早い”と思い込んでしまうのです。
“粒”(物質存在)としての量子は、決して光の速さを超えることができません。
ところが、現代物理科学では解明できない量子の“波”(波動)の一部は、時空を超越した共鳴作用を持つために、光の速さを超えて「量子もつれ現象」を起こします。
「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”と類似の現象です。
One-Point ◆ 「物理科学の“ドシロウト”が何を語る!」と思われるかもしれません。逆に言えば、物理学者は分かっていても、物理の範疇外となるために、語りたくても語れないという事情があります。
「量子」も「ホロスコープ」また「アストロロジー」も「宇宙この世界」も、すべて物理現象と同時に時空を超越した“エネルギー宇宙”との共鳴関係から成り立っています。
双魚宮時代の“真理”は「対立二元論」でしたが、宝瓶宮時代は「共鳴関係論」が時代的な“真理”に変わります。
物理科学は生活にとって重要ですが、物理科学オンリーはもちろん、心理といったスピリチュアル・オンリーで物事をとらえても、偏り間違えることが起こります。
単純な善悪判断や「支配/被支配」の社会思想判断また占星術の吉凶解釈などは双魚宮時代の「対立二元論」に属します。
近い将来、対立思考ではなく、共鳴関係を視野に入れた「基本三数思考」(クオリアル・シンキング)にシフトしていかなければなりません。
〇×式の単純思考や吉凶解釈といった“沼落ち”は、個々人の成長プロセスに応じた課題や悟りが人それぞれにありますので、絶対とは申し上げませんが意図して避けたほうが賢明です。
いずれにしても、ホロスコープの解釈やリーディングのバックボーンまた今後の人生に「クオリアル宇宙」の真実の姿を知っておくことは重要になります。
One-Point ◆ 「基本三数思考」(クオリアル・シンキング)から見ても、今日の「深層の精神意識の変革」のデレクション(運勢変化、時代変化)から見ても、従来とは異なる根本意識や発想の転換は、今後さらに重要になります。
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