宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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「宝瓶宮占星学 第2章 実技編」です。
ホロスコープ・リーディングのサンプル&メモとなるページです。
初回は、独立編に続き、日向坂46のメンバーのリーディングです。
↑ 埼玉出身 渡邉美穂(魚宮)。
●第1稿 : 2021年 9月25日アップ
※昨年のブログ記事のリライトです。
続いての日向坂46のメンバーは(魚宮、20歳)です。
「日向坂46」への改名/独立」(リーディングサンプル&メモ)の続きで、全メンバーの「ソーラーチャート」とその特徴をご紹介しています。
渡邉美穂は「日向坂46」唯一の魚宮生まれ(太陽)でしたが、昨年、新3期性の3名が加入し、そのうち森本茉莉と山口陽世の2人が同じ生年月日の魚宮生まれということもあって、一気に3名になりましたが、それぞれに個性(キャラ)はまったく異なります。
「ソーラーチャート」や「ホロスコープ」(出生天球図)の特徴を見出すことは、そのままご本人の「個性」や「運勢」を見抜くことにつながりますので重要です。
逆に申し上げますと、ホロスコープ・リーディングのポイントは、他のホロスコープチャートとは異なるその人独自の“特徴”を抽出することができるか、またそれを正確に象意解釈ができるかにかかっています。
キャプテン「佐々木久美」(水瓶宮)をはじめとした“切り込み隊長”の「牽引グループ」の3人、またセンターを務めた「小坂菜緒」(乙女宮)をはじめとした“最大勢力”の「乙女宮グループ」の5人に続き、“キラリと光る個性”の「サポート・グループ」の3人を順番にをご紹介してまいります。
One-Point ◆ 「日向坂46」のメンバーは、各自のソーラーチャートからもみえてきますが、一人ひとりの個性が際立っています。なので、“バラエティー豊か”で、「平成末世代」をふくめた「ミレニアム世代」のサンプリングにピッタリです。
●日向坂46のメンバーを、次の6つに「グループ分け」して順番に一人ずつお届けしてまいります。
「牽引グループ」…佐々木久美(水瓶宮)、加藤史帆(水瓶宮)、佐々木美玲(射手宮)。
「乙女宮グループ」…斉藤京子(乙女宮)、高瀬愛奈(乙女宮)、小坂奈緒(乙女宮)、金村美久(乙女宮)、東村芽衣(獅子宮or乙女宮)。
「サポート・グループ」…渡邉美穂(魚宮)、富田鈴花(山羊宮)、松田好花(牡牛宮)。
「セレクション・グループ」…高本彩花(蠍宮)、影山優佳(牡牛宮)、潮紗理菜(山羊宮)、河田陽菜(獅子宮)。
「アクセント・グループ」…宮田愛萌(牡牛宮)、丹生明里(水瓶宮)、濱岸ひより(天秤宮)。
「3期生グループ」…上村ひなの(牡羊宮)、橋未来虹(天秤宮)、森本茉莉(魚宮)、山口陽世(魚宮)。
※上村ひなの以外は「新3期生」。
「ミレニアム世代」はどんな特徴をもつのか。
「ソーラーチャート」と「実際」とのギャップ、すなわち象意の変化はあるのか、宝瓶宮時代の“象意”の新たな傾向を見出するのも目的の一つです。
上掲の「ソーラーチャート」は、渡邉美穂(魚宮、21歳)です。
一般に“アイドル・グループ”は、「魚宮生まれ」(太陽)が多いのですが、新しく加入した3期生を除くと、これまで日向坂46を築いてきた1期生11名(卒業2名を含む)、2期生9名の合計20名のなかに、渡邉美穂1人しかいません。
One-Point ◆ 反対に魚宮の対宮である「乙女宮生まれ」(太陽)が5名もいて、なみのアイドルグループとは一線を画しスキルや個性的な特徴をもった“バラエティー・グループ”になっています。
魚宮生まれ(太陽)の渡邉美穂の「ソーラーチャート」の特徴は大きく次の2点です。
1、大十字(グランド・クロス=90度×4)
「太陽」に上三分(アッパー・トライン=120度)の「月」を筆頭に、「金星&海王星&ドラゴン・テール」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)、「木星」、そして「ドラゴン・ヘッド」が、大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成しています。
「木星」とは合(コンジャンクション=0度)をとっていませんが、上述の星からドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールを除き、「土星」がT矩(Tスクエア=90・90・180)を形成しています。
宝瓶宮占星学は、過去の“吉凶解釈”は行ないません。
なぜなら、人知れず1989年に正式にはじまった宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」の時代だからです。
One-Point ◆ 昨今は「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの期間中とはいえ、基本的には、双魚宮時代の「対立二元論」の時代は終わりました。「占星学」(ホロスコープ)においても、対立二元論の“吉凶解釈”は、もはや過去の手法です。これからは“共鳴関係”を重視した「共鳴リーディング」が重要になってまいります。
日向坂46のメンバーは、平成末期生まれや2000年以降のミレニアム世代から構成されていますので、“吉凶解釈”だと正しいホロスコープ・リーディングができなくなります。
今回の渡邉美穂も同様です。
2000年生まれなので、大十字=90度×4やT矩=90・90・180があっても“大凶”などとはなりません。
むしろ「個性」を象わします。
一例ですが、自分を客観視できたり、周囲からどのように見られいるのかを把握できますし、自分以外の他人をもまた主観的ながら把握することができます。
ご本人にとっては、それがあたりまえのことなので、どこまで気づいておられるのかは分かりません。
渡邉美穂の場合、「月」が大十字=90度×4を形成しています。
さらには「土星」がT矩(90・90・180)ながら、大十字=90度×4に近いものです。
そういったことから、「魚宮生まれ」(太陽)ながらも、案外と“感性的”かつ“客観的”に自分や周囲を見つめたり、把握しているタイプになります。
One-Point ◆ もっとも、大十字(90度×4)を形成する星が、「月」、「金星&海王星&ドラゴン・テール」、「木星」、「ドラゴン・ヘッド」では、現実的な影響力というよりも、気分や観念的など想いの世界への影響になります。
2、「太陽」のYOD=60・150・150
もう一つの大きな特徴は、「太陽」を頂点とするYOD(ヨッド=60・150・150)です。
先にご紹介した東村芽衣(獅子宮or乙女宮、23歳)も同様に「太陽」を頂点にしたYOD(60・150・150)をもっていました。
ですが、同じ「太陽」を頂点としたYOD=60・150・150でも、両者の象意はまるで異なります。
サイン(宮)が違うこともそうですが、それ以上に「木星」と「海王星」を底辺の星とする東村に対して、渡邉美穂は「ケレス」と「ドラゴン・ヘッド」を底辺の星にしているためです。
One-Point ◆ YOD=60・150・150を構成する星からみると、いずれも強いとはいえないのですが、メンタル的には東村のほうが強く象われ、渡邉美穂のほうはイザというときに“融和”を発揮します。
さらに付記しておきます。
東村は、人生経験が浅い若いときほど、おとなしく控えめに見えますが、人生経験を積むにしたがってYOD=60・150・150もあって、恐れずに将来的には“自己発揮”をしていくことになります。
一方、渡邉美穂は、上述の大十字(90度×4)の一角に底辺の星「ドラゴン・ヘッド」がなっていることからも、ふだんは客観的に見て自分を“抑制”気味だったり、“才能”を発揮しづらいこともあります。
ですが、ここぞという場面になると、“個性”(キャラ)や“才能”を否応なく最大限にも発揮できるポテンシャル(潜在力)を秘めたタイプになっています。
あえて渡邉美穂の“二面性”のある特徴を申し上げますと、大十字(90度×4)を形成する「月」が「太陽」に上三分(120度)をとっていることからも、YOD=60・150・150の頂点の「太陽」は、予測不能の“不発弾”と“爆弾娘”の両面をみせることがあるものになっています。
One-Point ◆ YOD=60・150・150は、西洋占星術ではあまり解明されていませんが、それだけで運勢的な影響力をもつなど“特徴”を見抜くには重要です。まして、「太陽」が頂点の星だととくにそうなります。
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